can’t オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°
彼女はオーストラリアの英語を話しますが、オーストラリアの英語とイギリスの英語は似ているもので、分かりやすいものがcan’tの発音。
彼女はカタカナで言うところの「カント」と発音しますが、歌手が歌を歌うとき、イギリス人であっても、オーストラリア人であっても、「キャント」とアメリカ寄り?に発音する方がたまにいるそうで、彼女はそれに苦い顔。
彼女はビートルズが好きでよく聴いておりますが、「カント」が聞こえてくると、ほらね、そんな顔で僕を見てくることがございます。
僕は基本的に彼女としか英語を話さないので、完全に彼女の発音の影響を受けていて、無意識「カント」でございますが、それは彼女の生徒も同じようで、徐々に徐々に「カント」が増えてきているよう。
晩ごはんのときにとても嬉しそうに報告してくれます。
オーストラリアの発音に近いから、という理由もあるのでしょうけれど、彼女が主張するには、アメリカ寄りのcan, can’tより、はるかに、オーストラリア、イギリス寄りのcan, can’tのほうが聞き分けやすい、という理由だそうで、納得。
そんな話をしてから一週間、二週間、もっとでしょうか、夜はビートルズが流れている我が家でございます。
間違いなく今晩も。
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