人民新聞

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弾劾は秒読み!?尹政権の大敗

進歩派が腐敗政権に大勝利 4/10に開票された韓国の総選挙では、全300議席(一人当選の地域区254、比例46)が争われた。 共に民主党、祖国革新党など尹政権と強く対決する野党が2/3に迫る188議席の大勝。与党・国力党は1/3を少し上回る108議席に留まった。常に韓国を差別的に報道する日本メディアではわからない、大いに参考にするべき与党の歴史的大敗を分析する。 総選挙は今年の2月終わりまでは、与党有利と言う報道も多かった。筆者はこれを操作された世論調査の結果であると

    • アメリカの戦争に協力するニューヨークタイムズ紙

         ガザ戦争に反対する作家たち(かつての「ベトナム戦争に反対する作家たち」をモデルに結成された、パレスチナ人の解放を目指し、パレスチナ人と連帯する文化団体)  Mondoweiss, 2024年4月27日  3月14日の朝、数百人の抗議者がマンハッタンのニューヨークタイムズ本社のロビーへなだれ込んだ。我々は覆面とケフィエ(訳注:これはパレスチナ「抵抗」の象徴の意味となっている)を身に着け、たくさんのプラカードを掲げた:「ボイコット、投資引き揚げ、購読中止」をクロスワード式

      • 【記者日記】子どもを万博に行かせないで!第一次署名手交を取材

        5月2日、夢洲カジノを止める大阪府民の会は、万博推進局、府教育庁、子ども家庭局に対し、「子どもをカジノに行かせないで!署名」3936筆(WEB1329筆、紙2617筆)を手渡した。段ボールに入った署名は見た目にも重さがあり、そこに込められた思いも感じられた。 また、「万博への子ども招待事業の白紙撤回を求める要請書」を吉村知事、子ども家庭庁、府教育長あてに渡した。  これらは、3月28日に起きた万博会場での爆発事故を受けて急遽行われたもので、3つの部署に対して5月16日までに

        • ダイハツ本社 もうひとつの不正

          編集部 かわすみかずみ 軽自動車に強みを持つダイハツは、昨年からの認証不正問題で全車種の出荷停止処分を受けた。現在は不正防止策を経済産業省に提出し、停止を一部解除されたばかりという状態だ。 だが、ダイハツの不正はこれだけではなかった。 障がいを理解しない上司 昨年の大晦日、北大阪ユニオンを訪れた吉村貴久さん(30)は、ダイハツ本社でのパワハラ被害を訴えた。

        弾劾は秒読み!?尹政権の大敗

          ダイハツ本社 もうひとつの不正

          編集部 かわすみかずみ 軽自動車に強みを持つダイハツは、昨年からの認証不正問題で全車種の出荷停止処分を受けた。現在は不正防止策を経済産業省に提出し、停止を一部解除されたばかりという状態だ。 だが、ダイハツの不正はこれだけではなかった。 障がいを理解しない上司 昨年の大晦日、北大阪ユニオンを訪れた吉村貴久さん(30)は、ダイハツ本社でのパワハラ被害を訴えた。 2

          ダイハツ本社 もうひとつの不正

          【記者日記】人権フェスを見学

          2月10日、大阪弁護士会館で行われた人権フェスに行ってきました。様々な差別や人権侵害と闘う民間団体、救済の網から漏れていく「支援の狭間」にいる人々の支援団体などがブースを出していました。 ある弁護士は、少年犯罪の裁判で、すべての被疑者に付添人(大人の裁判における国選弁護人)をつける運動を起こしていました。 また、ある市民団体は、家庭で虐待を受けた子どもたちが社会に出ても困らないよう、自立のための支援を行っていました。 日本で外国人参政権を広げようと活動する団体

          【記者日記】人権フェスを見学

          【記者日記】原発関西訴訟本人尋問傍聴

          編集部 かわすみかずみ 1月18日は朝から裁判所に向かいました。大阪地裁202号法廷で行われる原発関西訴訟の傍聴に行くためです。 9時10分から傍聴希望者への抽選券が配布され、地裁前には60人ほどの人々が集まりました。 抽選にはなりませんでしたが、満席になりました。午前中2人の証言者の証言があり、ミニ集会の後、午後から3人の証言を聞きました。 午前中の証言者は、渡利地区でピアノ教師

          【記者日記】原発関西訴訟本人尋問傍聴

          【記者日記】それぞれの越冬

          編集部 かわすみかずみ 今年も越冬の時期がやってきた。毎年多くの人が炊き出しや衣類提供などに並ぶ姿を見ると、日本は貧しい国だとつくづく思う。年末年始は釜ヶ崎に向かうことが常だったが、今年は神戸の越冬も見ることができた。読者から情報を教えてもらったからだ。各地の越冬の様子を記す。 「神戸冬の家」は神戸市役所横の東遊園地東端で29年間続けられてきた。阪神淡路大震災を機にNPO法人「神戸の冬を支える会」が中心となってでき

          【記者日記】それぞれの越冬

          IR公聴会

          1月6日、咲洲で行われたIRの環境影響評価に関する公聴会に参加しました。 12人の公述人は全て、IRに反対する立場から公述されました。 詳しくは次号に載りますが、IR事業者が提出した環境影響評価準備書の杜撰さが浮き彫りになりました。 IRについては、今後も注視していきたいと思います。 (かわすみかずみ)