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サースペンド高校 27話

ケンジの退学が決まった。ロミーに電話をしてその件を伝えたが当然ショックを受ける両親には彼が殺し屋の件は知られていない。一軍男子3名全員に好意を持った女ロミー、彼女はまた失恋してしまうのだろうか、いや違うピテラは彼の退学に抗議することを提案して彼女は燃えた。その後ケンジはサースペント高校の何名もの生徒に電話をかけて行った。ロミー達は学校でケンジの退学に抗議するために募った、ボニーとシズナには考える時間が必要らしいが大多数は彼の退学には反対のようだ。別件でジンジャーがロシア語教師のイヴァンが生徒に授業中してる仕打ちの証拠を残すために、カルラと共に作戦を実行、イヴァンの授業中に清掃員のカルラが立ち入り彼に何かを渡した。ジンジャーは教室内でイヴァンに反発したためダニエル、グレタをはじめロシア語の受講生からリンチされ無事ではなかったが、問題行為を証拠が掴めたかもしれない。


ハンス「イヴァン先生、何をやってるんですか?」
ランドン「今すぐその生徒を解放してください。」
イヴァン「あいつらは悪い奴だ。やっつけなさい。」
生徒数人「はい‼︎」
イヴァンの指示で生徒達が先生達に攻撃する。
イヴァン「生徒に直接暴行を加えたら体罰になりますよ。」
ジンジャー「あんたが言うな‼︎」
教室中が戦闘状態になった。
ハイシャン「生徒達を一回気絶させて。そうじゃないとここは危険よ。」
クロード「私も手伝う。」
ビニシ「いや、手錠が一番です。使ってください。」
シラス「何で、持ってるの?まずはイヴァン先生に。」
ランドン「そこ、待ちなさい。」
ハイシャン「逃さないわ。」
男子生徒「うわー、はなせよ。」
ビニシ「まだまだよ。」
女子生徒「うわー。」
シラス「ダニエル、悪いがこうさせてもらう。」
ダニエル「やめてください。偉大なるイヴァン先生を助けないといけないんです。」
シラス「イヴァン先生がいなくても、ダニエルは自分で未来を歩める。」
ハイシャン「グレタ、捕まえた。」
グレタ「そんな…イヴァン先生を守らないと。」
ハイシャン「悪いけどあの人は守ることは出来ないの。今私達が守るのはあなた達なの。」
男子生徒「うわー、捕まった。」
生徒達はは次々と手錠をかけられる。
ランドン「ハンス先生‼︎」
シラス「早く手錠を。」
ラディア「早く手錠かけて私の四番目の彼氏になって‼︎」
ハンス「イヴァン先生、もうあなたは終わりです。」
イヴァン「はなせよ‼︎私は授業をしていただけだ。間違った教育はしてない‼︎」
ハンス「1人の生徒をリンチするのがどこが授業ですか?」
イヴァン「それに私は生徒に暴力を振るってない。ドイツ人に屈服するなんてロシア人として屈辱だ。」
ハンス「私はあなたのように国同士の戦いとかどうでも良いんです。それより生徒を教育しつつ見守るのが私の役目です。それに暴力を指示したのも許されない行為です。」
イヴァンは校長室に連行された。
ロジャー「ジン、お前大丈夫か‼︎」
ジンジャーは救護センターにいた。
ジンジャー「僕は平気だ。」
ジンジャーは大事には至らなかった。
ロジャー「ジン、これで終わったな。あの人はもう教職には就けない。」
ジンジャー「そうだね。正直怖かった。」
ロジャー「よく頑張ったな。ロシア語は嫌いになってないか?」
ジンジャー「ロシア語自体は嫌いじゃないよ。あんな人が苦手なだけだよ。」
あの後、ジンジャーを含めた色んな生徒がカウンセリングを受けた。
ダニエル「イヴァン先生の授業大好きだったのに。」
グレタ「イヴァン先生の授業がないと生きていけないんです。」
生徒達はかなり洗脳されていた。
ターボ「ホワイト先生の時もそうだが、人手不足で教員の管理が出来てなかった。校長としてかなり不味いことをした。」
ケン「一人でまた解決しようとする癖良くないぞ。誰よりもこの高校を守りたいのはみんな知ってる。現に俺がお前についてきてるわけだし、ターボは昔から人を惹きつける力がある。だからもっと皆んなを頼れよ。」
ターボは今回の一件で頭を抱えた。
ターボ「もっと授業の視察をしないと不味い。」
他に問題教師がいないかターボは調査を始めた。

イヴァン先生の事件の次の日また新たな動きがあった。
ハンス「ロミー、ここの問題解いてくれ。」
ロミー「これから、用事あるので。」
男子生徒「俺も用事あるので。」
女子生徒「私も。」
男子生徒「俺も。」
ハンス「おい、君達何してるんだ。」
女子生徒「私も参加するわ。」
男子生徒「面白そうだな。」
ハンス「ちょっと待ちなさい。」
教室から全員いなくなった。これはハンス先生の授業に限った話ではなかった。
エマ「よし、愛しのケンジを助けに行くわよ。」
ヘネシー「ケンジはロミーのものよ。」
教員「ちょっと、どこに行くのよ。」
女子生徒「うちらも行こうよ。」
女子生徒2「ケンジを退学にさせたくないわ。」
違う教室でも同時発生した。
パーセク「ライク、行こうぜ」」
ライク「おう、ケンジを助けに行くぞ。」
レノ「ちょっと待って。私も行く。」
ピテラも動き始めた。
ピテラ「マリ、一緒に行くわよ。」
エイセーブ「ピテラ、俺も手伝う。」
ピテラ「エイセーブ、今日すごい輝いてる。」
サラ「何だか面白そうね。」
シトラ「おじいちゃんの馬鹿。」
ターボの孫娘達もケンジの退学を反対した。
バズ「僕も手伝うよ。」
アシュラルド「あいつをやめさせるわけにはいかないもんな。」
ロジャー「抗議するぞ。」
ジンジャー「ああ、行こう。」
ボニー達も動き始めた。
ボニー「シズナ行こう。」
シズナ「もちろんよ。」
アレス「面白そうだな。」
エルサ「しょうがなく手伝ってあげるわ。」
サラ「今日はいつも以上に楽しいわね。」
数人の生徒がプラカードを掲げた。
男子生徒「退学反対‼︎」
女子生徒「ケンジと会いたい‼︎」
男子生徒「退学反対‼︎」
グレタ「何よこの騒ぎ。」
ダニエル「ケンジの退学を反対してるらしいぞ。」
校内中でケンジの退学を阻止する動きが勃発した。
ロミー「私が先にケンジを救い出すのよ。」
エマ「私が先よ。ケンジの退学反対よ。」
ロミー「私も反対よ。」
ハイシャン「これは何の騒ぎ?」
ハンス「ケンジの退学を皆んなで反対してるんです。」
シズナ「すごいことになったわね。」
校長室では孫娘達もいた。
レノ「おじいちゃん、ケンジを復学させて。」
ターボ「駄目だ。裏社会と関わってることが分かれば学校にはいさせられない。」
シトラ「おじいちゃん、本当に頭硬いのよ。」
一方ムムナはゆっくりしていた。
ムムナ「今日は眠れそうにないな。」
エレン「校長室まで向かうよ。」
アニス「行くしかないでしょ。」
エレンとアニスもロミー達と混ざった。
ハイシャン「校長、大変です。」
リー先生が校長室に入った。
ターボ「どうした?」
ハイシャン「校内中でケンジの退学反対のデモが繰り広げられてます。」
ターボ「そんなにすごいことになってるのか。」
食堂でも騒ぎがあった。
ケン「わしは食堂のジジイだから何も出来んよ。そう言うのは校長室に言ってくれ。」
男子生徒「校長と仲良いんだから何とかしてよ。」
リン「お願いします。」
テバクル「私が付き合ってあげるから。」
ケン「何でそうなるんだ。」
ストライカー「ケンおじちゃん、頼むよ。」
ケンは対応に困った。
エヴァ「もうすごい騒ぎじゃないの。」
カルラ「皆んな、掃除出来ないわ。ああ、バケツが‼︎待ちなさい。」
クロード「カルラ、大丈夫か?」
カルラ「クロード、私は平気よ。」
カルラおばさんはますますクロードおじさんを好きになる。
ターボ「ここは全校放送を流すしかない。」
校長は全校放送を流した。
ターボ「校長から話があります。全員、体育館に集まってください。」
全校生徒で集まることはサースペンド高校史上初めてのことだった。
ロミー「退学反対よ!」
ピテラ「反対よ!」
エマ「ケンジを返して!」
抗議の声はおさまることはなく、強くなる一方だった。
ターボ「静粛に!まず登校の決まりで裏社会とのつながりが発覚した場合その者は退学とすると書いてます。公の場所が裏社会を支援するということになります。」
ハイシャン「もし異議のある生徒は前に立ちなさい。」
ロミーやエマなどが前に行った。
ロミー「ロミーです。確かにケンジは殺し屋の仕事をしてたのは問題だと思います。でも自分の感情で常に動いてるわけじゃないし、学校に危害を加えたわけではありません。それに法ではどうにも出来ない悪い奴らだって倒してるんですよ。だから退学はやり過ぎだと思います。」
ターボ「ありがとう。しかしこれでは退学は撤回できないです。人を裁いて良いのはちゃんとその資格を持った弁護士や警察官などだけです。そんなことが許されたら正義が暴走します。正義の暴走の先には新たな関係ない人まで巻き込んでしまいます。」
エマ「私からも答えさせて。私も退学には反対です。そもそもケンジのおかげで凶悪犯とか死んでるから街が平和になるじゃないですか。警察などがもっと動いたり、法律が時には被害者に理不尽なものになるのも問題。だからこそ彼みたいなのも必要なんじゃないんですか?ケンジの退学を撤回させてください。」 
体育館中で議論が続いた。
ターボ「とにかく、ケンジの退学は撤回しません。」
結局、1時間におよぶ議論でもケンジの退学は認められなかった。
それからも何度も抗議したりしたが校長の考えは変わらなかった。

メイド「お坊ちゃま、お茶をお持ちしました。」
ケンジ「ありがとうございます。」
メイド「何で最近家に結構いるわけ?」
メイド2「最近学校退学になったらしいんだって。」
ケンジは退学してからは自宅学習になった。家庭教師が家に来ては勉強尽くしの1日。もちろん殺し屋の仕事はしていない。それに幸い公にはなっていない。
ケンジ「皆に会いたいな。ロミー、ピテラ、ヘネシー、ストライカー、スティーブン、エマ、お前らに会いたい。」
自宅のランニングマシーンで走りながらも同級生達のことを思った。

ロジャー「イヴァン先生、クビだって。」
ジンジャー「良かったよ。急遽新しい先生が決まったけど、その先生のロシア語のほうが受けてて楽しいよ。」
ロジャー「恐怖で支配する授業より楽しいと心から思える授業の方が良いよな。」
あの日の授業でカルラが教室に入ったのは作戦の一つだった。まず証拠を残すために、コンセント型盗聴器を差し込んだ。授業前だとすぐにダニエルとグレタに気がつかれてしまうため掃除の二人をして差し込んだ。そしてすれ違いざまにペン型カメラをジンジャーに渡した。これも授業前だとダニエルとグレタに見つかって計画が台無しなるどころか、酷い罰を受けてしまう可能性がある。
ロジャー「証拠は得られて良かったが、ハンス先生とか来なかったら本当に大変なことになってたな。」
ジンジャー「危うくトラウマになる所だったよ。他の人達があんなに洗脳されてるなんて思ってもいなかったからさ。」
ロジャー「それでどうしてハンス先生が来れたんだ?」
ジンジャー「あれはカルラおばさんと連絡してたの。」
すれ違いざまに渡したのカメラだけではなく、呼び出しベルだった。もちろん無音のため気が付かれてしまうことはない。
ロジャー「かなり頭使ったもんだな。」
ジンジャー「それより皆、カウンセリング受けてるけど良くなったら良いけどな。グレタもダニエルもすがる物がなくなって結構大変らしいよ。」
グレタは一人で勉強する日々だった。
グレタ「自分の人生を歩む?何それ?自分勝手に生きるってこと?私にはそんな人生理解が出来ないわ。」
カウンセラーに言われたことを考えていた。受けいようと思っても中々受け入れずにいた。
ダニエル「イヴァン先生…また授業受けたいな。」
ジンジャー「ここにいたんだね。」
ダニエル「お前のせいでこうなったんだぞ。」
ジンジャー「そんな怒るなよ。僕も君もこの件は悪くない。ダニエルは自分の人生を歩んだことある?」
ダニエル「将来のことはよく考えるさ。この高校に入ったら成功してる奴多いって聞くから入ったんだ。」
ジンジャー「君は前からルールばかりを重視する人間だったの?」
ダニエル「お前に答えるつもりはない。」
ジンジャー「イヴァン先生の授業って言うけど、イヴァン先生はダニエルの人生に対して責任を取ってくれないよ。本当に生徒を思うんだったらあんな恐怖で生徒を支配することなんてしないでしょ。」
ダニエル「お前にイヴァン先生の何が分かるんだよ!」
ジンジャー「全てを知ったわけじゃないよ。イヴァン先生はダニエルもグレタも大切な生徒だと思ってないよ。よく考えたら検査官に特権を与えて理不尽なことをなかったことにするなんておかしいと思うよ。忠誠心のある都合の良い駒としか思ってないよ。」
ダニエル「勝手なこと言ってんじゃねー!イヴァン先生は俺等をずっと思ってたんだよ。」
ジンジャー「君が変わるのには時間がかかりそうだね。これだけは言っておく。君と僕もロシア語は一生嫌いにはならないってことを。」
ダニエル「ジンジャー…」
ジンジャーはダニエルから離れた。

マリ「もうなんなのかしら!?またロミー達にこき使われるし、最悪。どうせだったら私がロミーのようになりたいわね。エイセーブ、ロミーの秘密知らない?」
エイセーブ「ロミーを陥れるわけか?俺は断る。」
ロミー「ロミーとピテラはあんたのことなんて眼中にないのよ。」
エイセーブはマリには協力しなかった。
マリ「こうなったら私がロミーとピテラの評判を下げてやるわ。」
マリの計画がはじまる。



ロンローM.O(🐍女体化)
※以下ロミー(ロン美)「было весело(楽しかったぁ)イヴァンさん今回で撮影終了ですか?」
イヴァン☢️💣アリクイ
※以下イヴァン(アリクイ)「まぁそうですな。数日休みです」
ロミー(ロン美)「あの生徒を洗脳していく演技すごかったです、私もロシア語受講してたかったわぁ」
イヴァン(アリクイ)「そうですか、ならぜひレッドパラダイスに来てください、優秀な講師も複数あなたのために雇いましょう、まずは六格変化から」
ロミー(ロン美)「えぇそんなしていただいて良いんですか嬉しい。」
イヴァン(アリクイ)「レッドパラダイスの公用語なのでね、蛇の姿も可愛いですね」
ロミー(ロン美)「キャーありがとうございます!」


ロミー🐍(ロン美🐍)はクネクネ動いて好意がある…フリをした。内心チョロいなぁと思いつつ…ヤバいと感じていたどうやら女体化した状態でイヴァン☢️💣に惚れられてしまったようだ

ロンローは別にトランスジャンダーではない。女体化中は自己認証は♀になり、好意を持つ対象は基本♂だが副雑な気分だった。

ヘネシー「ロンローさん、イヴァンさんに惚れられてるわぁどうすんの」
ロミー(ロン美)「分かってる目が明らかにメスを襲う目だったし」

ヘネシー「そのままどこかのキノコのお姫様みたいにさらわれちゃうかもね、そうなったらお祝いするから」
ロミー(ロン美)「いや祝うなよ!…リリー達が困るはぁどうしたらいいんだか…この姿は肉体的に♀に化けてるけど、まぁ女装みたいなもんだしなぁ」
ヘネシー「あのさー嫌ならあんなキャピキャピするの辞めなよ。そんな良い見た目でやってたらすぐ男騙されちゃうわ、そんくらい分かるでしょ。」
ロミー(ロン美)「え?めんどくさい女演じてるつもりで、向こうから距離置いてもらう策略だったんだけど…」
ヘネシー「私ならそれでも行けるかもしれないけどロミーじゃ顔がいいし鱗のつや スタイルもいいから無理、いっそ彼の前で女体化解除すればいいんじゃない?」
ロミー(ロン美)「絶対それはダメ、だって惚れた異性が実際は同性だったらどう思う?しかも子持ちって」
ヘネシー「……酷いこと聞くわね、スタイルだけで中身ブスじゃない、性格では私の圧勝よ」
ロミー(ロン美)「提案したのはそっちだろ?」

(女体化解除)

ロンローM.O🐍
※以下ロンロー🐍「これで元通りっと」
ヘネシー「こっちはこっちでイケメンね。」
ロンロー🐍「?ヘネシー声のトーン上がってない?」
ヘネシー「気のせいじゃない」
ロンロー🐍「(…なるほどさっき自分がやっていたのはこう言うことか?)でも今回の話はイヴァン先生の印象が強いから、ソ連の歴史とソ連崩壊についてまとめて行こうと思う」
ヘネシー「OK!」


今回はジンジャーとカルラ、そしてロジャー達によってイヴァンが行っていた行為が外部に明かされました、結果ジンジャーは負傷しつつも大事には至らなかったですが、すがるものがなくなってしまったダニエルやグレタを始め、ロシア語の受講生は精神的に不安定な状態になってしまっています。

まさに”ソ連崩壊”のような印象を受けたため、
今回はソ連の歴史とソ連崩壊についてまとめていきたいと思います。



ソ連 
まずソ連の正式名称は、ソビエト社会主義共和国連邦

ロシア語では、Союз Советских Социалистических Республик と表記するため
略称でCCCP
英語ではUnion of Soviet Socialist Republics略称で(USSR) Soviet union と言われています。

面積は、地球の大陸の16%の2240万km^2になります

ロンロー🐍「この大きさは月の表面積の半分以上あることになる」
ヘネシー「イマイチ ピンとこないわね…話の舞台になってるアメリカの何倍?」
ロンロー🐍「えぇっと…ちょとまって…だいたい2.3倍くらいかな。で日本の59倍」
ヘネシー「流石ロンローさん暗算早い!」
ロンロー🐍(心の声)「(女体化状態のときと態度が違うぞ)」

ソ連の歴史

1917年 ロシア革命によってソ連の全身が誕生(まだ国としては非公式)

1922年 12月30日ソビエト社会主義共和国連邦 成立

1924年 指導者のレーニン死去その後ヨシフ.スターリンがソ連の政治体制を掌握する。その後反対派は弾圧される

1928年 経済や文化の発展に関する5年単位が始まる

ロンロー🐍「2+2=5のポスターのあれのあたり」
ヘネシー「急激に工業化していったのねー」
ロンロー🐍「でも大量にスターリンの敵だと思われる相手なら誰でも逮捕されて、強制労働とかあと死刑とかにされてたらしい」
ヘネシー「話の中のイヴァン先生みたいねそれが一国家がやっているんでしょ。」

1939年 8月23日ソ連はドイツ(ナチスドイツ)との間に独ソ不可侵条約を結ぶ。同年に始まった第二次世界大戦で中立の立場を取っていた、ポーランド、リトアニア、エストニア、ラトビアに侵略して併合

1941年 ドイツがソ連の領土に侵攻したのをきっかけに、独ソ戦が起きる、その後多くの兵士が戦死しながらもドイツの首都ベルリンをおさえた

1945年 5月9日 ソ連がヨーロッパ方面で第二次世界大戦の勝者となる

ロンロー🐍「??5月だったらまだ日本に核爆弾が落ちてない気が…」
ヘネシー「あれは8月の6日と9日だから、太平洋サイドはまだ戦ってるのね」
ロンロー🐍「なら終戦って国によって違ってくるのかぁー。」

1947年 アメリカ率いる西側諸国とソ連率いる東側諸国で、冷静が始まる。

1953年 3月5日 スターリンが脳内出血によって死去、その後ニキータ.フルシチョフが政権を握り多くの農民が都市へ移住して、経済的に発展した

1961年 10月30日核爆弾正AN-602、通称ツァーリ.ボンバーの爆破実験が、ノヴァヤゼムリャで行われた。

ロンロー🐍「ちなみに開発中のコードネームはИван(イヴァン)、指導者のニキータ.フルシチョフの命令で2週間で作られたって言われてる、で威力は半分に抑えられてるとは言っても50MT(メガトン)普通の爆薬5000万トン分
日本に落とされたリトルボーイの3400倍にもなったらしい。」

ヘネシー「…やたら詳しくない?」
ロンロー🐍「うーん大きな爆発実験が好きで、核爆弾の知識はすこーしだけあるから。」
ヘネシー「イヴァン先生と関係ありそうね」
ロンロー🐍「どうだろうかなぁー、ソ連になる前のロシア帝国の皇帝もイヴァンって名前だったらしいし」

1962年 キューバ危機 ソ連がキューバに核ミサイルの基地を建設していることが明かされ、核戦争寸前まで至った。

1979年 アフガニスタンに軍を展開。比較的アメリカとの緊張が緩かった70年代だったがこれによって再び緊張状態になった。

1980年代後半 ソ連最後の指導者ミハイル.ゴルバチョフが共産党を維持しながら経済の停滞を回復させるための政策をかかげる

1989年 東欧革命によって、ソ連全土で強力な民族主義・分離主義運動が勃発

1990〜1991年  ソ連内の共和国はNIS諸国とバルト三国として分裂、独立し91年12月25日(クリスマスの日に)ソ連は崩した。

ロンロー🐍「1989年から1991年のこの2年間は、”ソ連”は最高指導者に対して大統領って肩書きになってるっぽいなぁ、まぁ同じゴルバチェフ氏なんだけど」
ヘネシー「大統領って響きがソ連ぽくないわねぇ、ゴルバチェフ氏はノーベル賞も取ってるようね」
ロンロー🐍「冷戦を終わらせたし、共産主義の民主化を促した功績が讃えられたっぽいな」
ヘネシー「この人2022年で亡くなったんでしょ…皮肉ねぇロシアとウクライナと戦争が始まった年になんて」
ロンロー🐍「まぁ91歳だったから寿命かも知れないなぁー腎不全が原因で入院してたらしい。さてソ連の歴史はこれくらいにしてソ連崩壊後について考えて行こう」


ソ連崩壊
1991年ソ連崩壊によって、元々ソ連だった共和国は独立して、現在は旧ソ連の後釜に当たる国は現状ロシア連邦(いわゆるロシア)となります、

しかし全てソ連崩壊と同時に独立を訳ではありません。
リトアニア、ラトビア、エストニアの3カ国は崩壊する前年に独立を宣言し、崩壊より3ヶ月ほど前91年の9月に独立が認められています。


ソ連から独立した共和国 (独立宣言準 15ヶ国)

リトアニア🇱🇹 1990年 3月11日 ❌
ラトビア🇱🇻     1990年 5月4日 ❌
エストニア🇪🇪1990年 8月20日 ❌
(上記3カ国は、91年9月6日に独立承認)

ジョージア(グルジア)🇬🇪 1991年 4月9日❌
ウクライナ🇺🇦                    1991年 8月24日❌
モルドバ🇲🇩                        1991年 8月27日❌
アゼルバイジャン🇦🇿        1991年 8月30日❌
ウズベキスタン🇺🇿            1991年 8月31日❌
キルギス🇰🇬(当時キルギスタン)1991年 8月31日⭕️
タジキスタン🇹🇯                1991年 9月9日⭕️?
アルメニア🇦🇲                    1991年 9月21日❌
トルクメニスタン🇹🇲        1991年 10月27日❌
ベラルーシ🇧🇾                    1991年 12月10日⭕️
ロシア🇷🇺                            1991年 12月12日⭕️
カザフスタン🇰🇿                1991年 12月16日⭕️
(上記12ヶ国は91年12月26日ソ連崩壊翌日に承認)

ロンロー🐍「ロシアが最後に宣言したんじゃなくてカザフスタンが最後って言うのは意外」
ヘネシー「後ろにある⭕️と❌ってどう言う意味?」
ロンロー🐍「確認した限りで、ロシア語が公用語とか共通語で使えてるかどうかってことを表したつもり」
ヘネシー「うわーかなりロシア語通じない国あるのね、もっと通じると思ってた。」
ロンロー🐍「全く通じないわけじゃないけじゃないけど…おそらく韓国とか日本で英語使うみたいになるんだと思う。」


ソ連崩壊の原因
ソ連が崩壊した理由は、いくつかあるそうですが大きく3つ石油価格下落、ゴルバチョフの改革、民族間の問題とあると考えられています、

1.石油価格の下落
1960年代ごろから石油価格が下落し始めていてたことによって経済発展は鈍化し始めますが崩壊の決定的要因の1つになったのは、1985年9月13日にサウジアラビアが”石油減産に関する協定”を終了して石油採掘量を増やしたことで石油市場の拡大を始めたこととされています。

ロンロー🐍「確かにたくさん採掘できたらそれだけ価格は下がるなぁ」
ヘネシー「ずっと協定結んでて減産して来てたようね。」

2.最後の指導者、ゴルバチョフの改革
ゴルバチョフが、停滞するソ連の状況を打開するために”ペルストロイカ”を行いました。これは主に市場経済が導入する改革でした。またその改革の一部に情報公開の制度に当たる”グラスノスチ”も取り入れられたことによって、今まで軍事機密だった情報も公開されることとなりました。

ロンロー🐍「民営化?民主主義化して言ってるってことかな?」
ヘネシー「違うと思う…ペルストロイカってロシア語で”再建”とか”立て直し”ってことみたいね、ゴルバチョフ自身も社会主義を否定していた訳じゃないみたい」
ロンロー🐍「もう言っちゃえば運営していくに当たって一時的に借金して立て直そうってイメージかなぁ」

3.民族間の問題
ペルストロイカが導入された1980年代後半にソ連内の共和国で民主主義の違いによる紛争が激しくなってきていました。初めの暴力を伴う問題が起こったのは1986年現在カザフスタンのアルマトイで起きて、原因は首長としてロシア人が任命されたことによるものとされてます。

それからアゼルバイジャンの首都ポグロムでも紛争が発生し、グルジア(ジョージア)でも紛争が発生。アゼルバイジャン首都バクーでも紛争が起こりこれによって、数千人も死傷しました がしかし、1990年でもソ連を離脱するという方針は大多数は望んでおらず
エストニア、ラトビア、リトアニア(バルト三国)とジョージアが離脱する方向に踏み切っていっていました。

ロンロー🐍「はぁ中々内戦起きてても独立に踏み切るのって難しいんだ、これは何も国単位に限ったことじゃないかもなぁ」
ヘネシー「そうねぇー。でも私なら勢いで嫌な親とか家族から出てきちゃうかも」
ロンロー🐍「いや口ではそうは言えても実際収入源いると思う、家から出るにせよ仕事辞めて独立するにせよ、政治だったらもっと複雑だぁ」

ヘネシー「収入源なんてパパ活(いただき女子)でもしたらいいわ。私Galaxy scale pythons痴漢冤罪で巻き上げてたトカゲだから多分大丈夫」
ロンロー🐍「…あぁOK。それするなら女体化してヘネシーと同行させてもらおう」
ヘネシー「んなことしなくてもイヴァン先生のところ嫁いじゃえばいいんじゃない」
ロンロー🐍「うわー最低…ヘネシーにあの件話しても碌なことないな」


まとめ
今回はソ連の歴史と、ソ連が崩壊した理由についてまとめてみました。第一次大戦の後に立ち上がったソ連は、5か年計画によって急激に工業化していき第二次大戦でヨーロッパ方面では勝利を収めました
がその一方でスターリンによる大量粛清も行われました

冷戦中最強の核爆弾ツァーリ.ボンバー(イヴァンの元ネタ?)の実験やキューバ危機から数年後、石油価格の下落が始まり徐々に経済は低迷、そして80年代ゴルバチョフが行った改革ペルストロイカや、民族間の問題、紛争によって69年の歴史に幕を下ろしました。

今回サースペント高校は例えるなら、ドイツが 独ソ不可侵条約を無視して侵攻してきたことによって崩壊したパターンに近いのかもしれませんね、(その場合だとイヴァンの元ネタが出ないままになってしまいますが)

しかし、ダニエル、グレタをはじめロシア語を受講していた生徒が彼を失ったことで拠り所をなくしてしまったように感じられます。しかしそれ以上にケンジの退学を何とか阻止したいところですね


ヘネシー「そう言えば何でロンローさんあの黒馬さんいなくても女体化できるの?他のキャスト化かしてもらってるのに」
ロンロー🐍「あの黒馬が一々性操作めんどくさいから、女体化のためのプログラミングでいうソースコードを貼られてるから、無効化有効化の切り替えだけ…」
ヘネシー「なるほどねぇ、その操作があって化かすのが大変なのね」
ロンロー🐍「あと誰とは言わないけど対魔女対策もあってする、かもなぁ同性になってしまえば逃げやすい」


参照ページURL:
Wikipediaソビエト連邦
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%88%E9%80%A3%E9%82%A6 

ジャパンナレッジ ソビエト連邦
https://japanknowledge.com/introduction/keyword.html?i=2192 

Wikipedia Tsar Bomba (English  page)
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tsar_Bomba 

ソビエト連邦の崩壊
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%88%E9%80%A3%E9%82%A6%E3%81%AE%E5%B4%A9%E5%A3%8A#:~:text=%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E3%82%92%E5%AE%A3%E8%A8%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A,%E5%85%A8%E3%81%A6%E5%9B%BD%E9%80%A3%E3%81%AB%E5%8A%A0%E7%9B%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82 

ソ連崩壊をもたらした3つの主な要因
https://jp.rbth.com/history/81394-soren-houkai-wo-motarashita-youin/amp 

世界史の窓 ペルストロイカ
https://www.y-history.net/appendix/wh1702-006.html 









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