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デジタル人間の嫉妬。 アナログの方が優れている?

デジタルかアナログか。


勉強をするとき本を読んだりノートに書き出したりする。

学生の頃から誰しもが通る道。

しかし、僕は自他ともに認める「字が下手」な人間なので、手書きがスキになれない。

字が下手なので、一生懸命書いても気軽に読め返せるノートは生まれない。


え?

丁寧に書けばいい?


はっはっは。

サッカー選手に、ゴール決めたいならシュートすればいいじゃん。

野球選手に、得点が欲しいならホームラン打てばいいじゃん。

バスケ選手に、得点を稼ぐなら全部スリーポイントでうてばいいじゃん。

字が下手なら、丁寧にキレイに書いたらいいじゃん。


これ、全部同列だよ?

そう言われたらどう思う?

「できるもんならやってるわーい!」


と大声で叫ぶだろう。

机をひっくり返す人もいるかもしれない。

僕もおもわずエンピツをへし折るかもしれない。


だから僕はデジタルに逃げる。

ちょっとしたメモやnoteの下書きなどなど紙を使うことはない。

デジタルは、キーボードを変な姿勢でたたいても適当にたたいても目を瞑ってたたいても、いつもキレイな字を出力してくれる。

ありがとう。

現代人でよかった。

昭和の世界じゃ完全に落ちこぼれだった。

しかし、勉強した内容を頭に定着させるなら、やっぱりノートに手書きする方が、デジタルで記録するよりもはるかに効果的なんだとか。

まぁなんとなくその雰囲気はわかるよ。


でもそれって、字が普通以上のレベルで書ける選ばれた人の話だよ?

そういえば子どものころ「字をキレイに書きなさい」「書き順を守りなさい」とかよく言われたっけ。

まさか大人になってからこんなにも影響が出るなんて。

大人の言うことは素直に聞くのが吉だね。


でも、そのおかげで僕はデジタルに興味をもち、今ではデジタルのnoteに記事を書いている。

noteが手書きしか受け付けないのなら僕は始めなかっただろう。


世間に汚文字をさらすわけにはいかない。

味わいのある字ですね」と慰めの言葉をもらえるかもしれないけれど、僕の心臓がそこまで強くはない。

デジタルならバレない。

しかも書くよりも圧倒的に早い。

そして漢字に変換してくれる。


勉強した内容は確かに、紙の書いた方が効果的かもしれない。

でも、その為だけにデジタルを捨てることはできない。

もう中毒なんだよ。

デジタル中毒。


禁酒、禁煙、禁デジ。

これからの世の中、アナログ人間が逆に新鮮でかっちょいいという時代が来るかもしれない。

昔はみんな電車でスマホみてたんだぜ、信じられるかい?」ってな時代がくるかもしれない。

僕はそんな時代が来ても、デジタルから抜け出すことはできないだろう。


キレイな文字も目指して特訓だ!とは多分ならない。

自分の欠点と対峙するのは困難で辛いものだ。

でもデジタルの弊害がはひとつ実感している。

頭に残りにくいというのは事実のようだ。

以前にもこのような内容の記事をnoteに投稿したような気がする。

すごく曖昧な記憶だが、6割ぐらい同じことを書いているかもしれない。


これがアナログに必死に紙に書いた記事だったなら。

きっと僕は覚えていただろう。

でも、こんな弊害はあってないようなモンだ。


同じ内容の記事を投稿して何が悪い。

そんな100万人とかが見るわけでもあるまいし、テストに出題されることもあるまい。

だれに何の影響もない。


だから途中で「あれ?これ前にも書いたような」と思っても、そのまま投稿する。

これが僕の生きざま。


手抜きではない。

リブートだ。

よりよく生まれ変わった。

たぶん後数か月もすれば、同じような内容の記事をかくだろう。


この記事のことも忘れて。

でも。

その時にはまた、数段レベルアップした記事になっているはずだ。

ブラッシュアップ!


こんな内容を手書きで書けるか?

キーボードだからこそ、頭の中の混沌をそのままトレースできるのだ。

手書きだと、きっとすぐに手が止まって200文字ぐらいの投稿になる。


あぁデジタル人間でよかった。


明日も明後日も未来永劫、デジタルで生きる。

アナログの方が優れていたとしても。


ではまた。


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