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疲労をなめると死ぬ

あ~疲れた~と毎日思う。
でもそんな日常は破綻することなく続いていく。
疲れていても問題ない?

疲労とはいったい何の為にあるのか。

疲労って簡単にいうと 身体がそろそろ休んだ方がよくない?と教えてくれているサインのはずだ。

でも僕たちは無視する。
華麗に無視する。
無かったことにする。

むしろ極限まで疲れると「よく頑張った」などと自分を褒る事さえある。

バカかな?

痛みになるまで疲労を蓄積してはいけない。
疲れたと思ったら休憩しないといけない。
あたりまえのことなのに出来ていない。

でも疲れるって 数値化することができないから、昨日の疲れ具合と今日の疲れ具合の比較も難しい。
どうなれば休憩すればいいのかという指針がわかりづらい。

疲労感もっと仕事しろよ。


痛みならすぐにやめようと思う。
それが痛みの役割だから。
痛みはしっかりと仕事をしている。

痛みならズキズキとか ジンジンとか 割れるようなとか 鼻からスイカが〜 と表現に色んなバリエーションがある。

でも疲れはヘトヘトとクタクタぐらいしかない。

弱い。
パンチが弱い。
それじゃ人は休まない。(休めない)

疲労感は痛みの一歩手前といった役割なんだろうか。
疲労感を感じたら休憩するべき。
でも会社ではそうもいってられない。
自分の疲労具合を周囲に認知させる方法はない。

全員が、自分が一番疲れているのに あいつは何をもたもたしているんだ。
と思っていると勘違いしているので、誰に言われるでもなく頑張ってしまう。

そして体調が悪くなってからようやく休む(体調不良)のだ。

ハッキリいって効率も生産性も悪い。

頑張った分、体調を崩して休んでしまうのであれば本末転倒。
休まないでいいようにこまめに休憩を入れるか、そもそもの働き方を見直す必要がある。


でもそれも現実的ではない。
ならば、環境は現状維持で疲労感を軽減するしかない。

はい、簡単。
よく眠る。
たったこれだけ。
というかこれしか方法がない。

疲れをとる、体力の回復には寝るしかない。
しかし、寝て回復できる疲労はたいした問題ではない。
朝スッキリと目覚めて仕事に邁進できるのであればバッチグーだ。

寝ても疲れが取れない。

そんな時には、寝方が悪いか 病的に疲労が蓄積している証拠。
こうなってしまってはいくら寝ても効果は薄い。

すぐに病院にいこう。


何科にいくか迷うところだが、精神科でいいと思う。
寝ても疲れがとれなくて…と相談してみよう。

寝てもとれない疲れがどんどん蓄積していくと、鬱症状が出たりして過労死に至るケースもある。

僕は過労死のイメージが難しいぐらいサボり上手だが、英語圏でも過労死はカロウシと言うらしい。

海外ではあまりないのだ、過労死。

疲れて死ぬってどんな状態なのか想像を絶する。
その大部分は自死だと聞く。

怖い。

傍から見ればそうなる前に手を打てよと思うだろう。
それが出来ないのが疲労蓄積の怖いところだ。

まだまだ間に合う。

最近疲れてるな~と思っているあなた。
頑張るのはいいけれど、身体からのサインを無視する事はおススメできない。

さぁ眠ろう。
よく眠ろう。
規則正しく眠ろう。
睡眠の質を向上させる内容を調べよう。
疲労したと感じたら一度立ち止まろう。
病的になってしまったら病院へいこう。
そして最終的にはサボり上手になろう。


では、上手にサボる人とそうでない人の差はなんだろうか。

僕の場合は自分がかわいいからだ。
身を粉にして何か、誰かに尽くしても自分がへばってしまっては相手にも悪い。

だから自分がかわいいという発想は重要だ。

まずは自分を最優先に考えよう。

自分の世話もできないヤツは人の世話なんてできないと肝に銘じておこう。
太っている人(自己管理できていない人)に痩せた方がいいよと言われたところを想像してみて。

ね、腹が立ったでしょ?

それと同じ。

自分を大切にしている人のアドバイスは自然と受け取ってもらえるもの。
おっと、自分を大切にといったが誰かを蹴落としてという意味ではないぞ。勘違いしないように。

最後に自分自身にいう言葉ではないけれど、いつも頑張っている自分にこう言ってあげよう「ご自愛ください」と。

ではまた。

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