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『心の器』は容量ではなく素材を吟味せよ

皆さんの心の器はどんな大きさですか?

人からあの人は器が大きいねと言われたいものですよね。

でも器が大きくても、それが紙でできていたらどうでしょう。

容量は大きいけど、すぐに穴があく、水や圧力にも弱い。

器は小さいけど、スチールでできている。

熱にも強いし、そうそう壊れない。すぐに溢れるけど。


さてどちらが良いか。


うーん。難しいですね。


素材が弱いと、すぐに壊れる。

容量が少ないと、すぐに溢れる。

どちらも両立したいものですが、なんとも難しいものです。


僕は素材をしっかり吟味するべきだと思います。

容量が少なくても、自分はあまり困りません。

他者の為に心を広く、深くする必要はありません。

自分が良ければそれでいいのです。とりあえずは。


自分に余裕がない人が、人の世話をしてはいけません。


自分の為にすることは心を守ること。

すなわち心を強く持つということ。

素材を強固なものに作り替えよう。


生まれたとき、人の心はきっと柔軟なゴムのような素材でできていて、何を言われても、我関せずで心にダメージを負うことなく過ごすことができます。

成長すると共に、ひとりひとり違う素材に変化していきます。


鋼のような固い素材で心ができている人はきっと頑固ものかもしれまんせん。

紙のような柔い素材の人は、優しいけど傷つきやす繊細なひとかもしれません。

木材のような加工しやすい便利な素材の人は、器用で才能あふれるひとかもしれません。

カーボンのように新しい素材の人は、軽く丈夫だけど、不思議ちゃんで、周囲からの理解は得られないかもしれません。


万能な素材などないのかもしれませんね。


でも目に見えない、心の素材なんですから、既存のものに縛られる必要はありません。

架空の素材でコーティングしてもいいでしょう。

ようは自分次第ということでしょうね。


自分の心は〇〇でできている。

と自分が思うことで、その心に近づいていくでしょう。

自分の心の素材はなにか、思い返してみて、理想の素材はなにか吟味し、その素材に換装していきましょう。


僕は架空の素材で攻めようかな。

よくゲームに出てくるオリハルコンとか。

SFに出てくる反物質とか。

宇宙にあるけど観測できないダークマターなんてかっちょいいです。

よし、ダークマターにしよう。

僕の心はダークマターでできています。
眼には見えませんが、確かにそこにあります。
目に見えないので、容量はわかりません。
このミステリアスな感じが素敵でしょ。

皆さんは、どんな素材で自分の心を作っていくでしょうか。

熟考して決めてください。

ではまた。


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