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松浦弥太郎さん
何度も読み返している本がある。
松浦弥太郎さんの「伝わるちから」
心が迷ったとき、靄がかかって見えないとき、すべてをシャットダウンしてしまいたいようなとき、読んでみる。
読んでみると、スッと心に馴染む文章が沢山あって、大好きだ。
読む時のコンディションによって、響く文章が異なることも面白い。
さっき読んだとき、心に留めておきたいと思った内容を、感想と共にざっくりメモ。
●余白を作る
自分に入ってくる情報や刺激を抑えているというのかな。そして仕事についても、暮らしについても、がんばり過ぎないというか、全力を尽くさない、というと誤解を生むけれど、八割位のちからしか出さないようにしている。
......
なぜかというと、僕は、自分にいつも余白もしくは空いたスペースを残しておきたいからなんだ。
気分がズーンと沈んで周りに注意を払えないようなとき、この余白がないのかも、と思った。
日々を楽しむために必要な、余白。
周りの人に頼らず1人でもできる、簡単なマインドセット。
読むたび、覚えておこうと思うセンテンス。
●寄り添うということ
なんというか、親しき仲というのは寄り添い合うという関係が理想なように思えてくる。もっと言うと、相手に寂しさを感じさせないということだ。
ハッとした。そうか、そうだったのか〜と妙に納得。
たぶん、夫からこの「寄り添う」の体現を沢山受け取っているから納得したのだと思う。
対して私は、体現できているだろうか?
●失敗を恐れない
らしくないと言われた僕は「そうですよね」と相槌を打ちながら、心の中で喜んでいる。思わずにこにこしてしまう。だって、決して自分らしさを失っているわけでもなく、らしくないことを否定せず、好奇心を持って取り入れてみたり、影響を受けたり、素直に試してみたり、思い切ってチャレンジしてみたりしているからだ。
同感!
いつも同じ自分でいたいと思わない。
私はどちらかというと、「〇〇といえば、〇〇さん」みたいな存在になりたいとは、あんまり思っていない。
それは、「何もできない人」というのではなくて、ジェネラルに「なんでもできる人」でいたいと思っているから。
多様な人や物事に触れられることが面白いと思っている。
最近言われないな〜と。
ということは、もっとチャレンジしないとな、と。
新年からのんびり本を読んで、今年はどんなことをしよう?どんな人と過ごそう?と考えています。
ここ数年、忙しさにかまけて読書できていなかったので、まずは「月1冊の本を読むこと」からやってみようかなぁ。
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