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あつかったら ぬげばいい(ヨシタケ シンスケ)

2020年の8月に、出版された、
ヨシタケシンスケさんの、
ヨシタケ式 心を緩める絵本です。

以前から、ヨシタケさんの絵本を
書店でよく、見かけていましたが、この本が発売された時、
「私が求めていた、本はこれだ❗️」と思い、買いました。

「あつかったら ぬげばいい」で、始まり、「さむかったら きれば
いい」で終わる。

あまりにも、当たり前すぎることですが、大人になると、
変にやせ我慢するようになる。
人目を気にして、または、オシャレ?のために、着る服を選んでしまう。それは、他のことでも、
同じように、自分にとって、
不自然なことをして、いつのまにか、ストレスがたまっていく。

この絵本の中で、好きなことばは、「つかれているのか どうか
よくわからなくなったら つかれたことにすれば いい」

「だれもわかってくれなかったら
しばらく しまっておけばいい」

「じぶんのいばしょがなかったら
のはらに しきものをしけばいい」

「せかいがかわってしまったら
じぶんもかわってしまえばいい」
など、です。

他に、ヨシタケさんのスケッチ
解説エッセイで「欲が出ました」なども好きです。このエッセイの中のことばに、
両手を広げて、寝てる人の小さなスケッチの横に、
「しあわせとは しあわせとは
ねむたい時に ねれること」
とあります。
私が、一番好きなことばです。

悩みが深くなると、夜は眠れなくなり、ごはんもおいしく食べれない。逆に、言えば、
いろんなことがあっても、
ゆっくり寝れて(休めて、)
ごはんが美味しく食べれたら、
なんとかなるものなんだなあ、と思います。

昔、あまりにも悩みが大きくなり、ある友人に10枚くらいの、長文の手紙を書きました。
しばらくして、その友人から、
5枚くらいの手紙(返事)をもらいました。その手紙には、
「生きることは、大変だあ❗❗」とのことばと、最後に
「ちゃんと、ごはん食べて、ちゃんと寝るんだよ❗」のメッセージがありました。

まるで、お母さんがこどもに
言ってるような言葉ですが、
私は、とても救われました。
今でも、その友人の手紙が、
私のお守りで、宝物の一つです。

ヨシタケさんの絵本は、シュールな感じで、初めて見た時は、かなり驚きました。
はたして、これはこども?向けの
本だろうかと。むしろ、大人にこそ、刺さる、必要な本ではないかと。

ヨシタケさんのエッセイを読んでいると、共感と納得❗することが多くて、私は、助けられています。私にとって、ヨシタケさんの
本は、バイブルの1つです。

最後に、Mrs. GREEN APPLEの、
春の詩(歌)を。

雨が降る そのあとに
緑が育つように
意味のないことはないと
信じて 進もうか

答えがないことばかり
だからこそ
愛そうとも
(Mrs. GREEN APPLE🎵ライラック)

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