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古文書解読にチャレンジ 4



おはようございます😊
こんにちは〜。
こんばんは〜。

第4回目も、よろしくお願いいたします!




古文書1



前回の続きを解読していきます。








今回の古文書






今回の解読文




  • 古文書に出てくる変体仮名は、現代の平仮名に直して解読しています。


  • 旧漢字(旧字体)や異体字は、常用漢字(新字体)に直して解読しています。


  • 今回、古文書に出てきた変体仮名。

    ①可→ か
    ②者゛→ ば
    ③本 → ほ
    ④者 → は


  • 今回、古文書に出てきた踊り字。

    ①たゞよ →   ただよ

    ※ 解読をする際に、踊り字(繰り返し文字)は、
     漢字の場合→『々』
     平仮名の場合→『ゝ』
     片仮名の場合→『ヽ』
     …で、それぞれ記入します。

     また、2字以上の繰り返しは、『く』(くの
     字点)で記入します。



     なので、今回の場合は、「たゞよ」と記入
     しています。

     実際の古文書で、『ゝ』に『 ゛』が付いて
     いるので、解読する際は『ゞ』で記入して
     います。



  • 「飲食庄」の部分について。

    「飲食庄」の『庄』ですが、『店』か『屋』
    で迷っています。
    なので、『庄』の右横に『(店ヵ・屋ヵ)』と記入しています。

    私の予想ですが、おそらく『店』ではないかと思っています。







【私の翻訳】

かつて(昔・以前・ある時)、印伴天に紺の匂いを漂わせ、牛込神楽坂に『江戸源』という、乙な(洒落て気が利いている)飲食店(飲み屋)を設けて、



  • 印伴天

    印半纏・印半天。
    襟、背、腰回りなどに屋号や氏名などの標識を染め抜いた半纏。職人の間で用い、また、雇主が使用人や出入りの者に支給して着用させる。法被(はっぴ)。



  • 紺の匂い

    糸の染め色の匂い。法被(はっぴ)の香り。
    羽織りの香り。



  • 牛込神楽坂

    現在の東京新宿区神楽坂・揚場町。
    神楽坂付近一帯の地名。





今回は、ここまでです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊
また次回、よろしくお願いします。


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