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好きな音ゲー曲紹介で自分の音ゲー史を振り返る (毎日日記を書く ~41日目~)

 DCXです。自分は音ゲーが趣味で、高校入学くらいからずっと音ゲーとともに過ごしてきました。歴でいうと6年とちょっとくらい。今回は、そんな自分の音ゲー人生を、自分が特にハマった曲を紹介しつつ振り返っていきたいと思います。


Evans (jubeat他)

 紹介する1曲目はDJ YOSHITAKA氏の「Evans」です。KONAMIの音ゲーをプレイしている方なら誰もが知っている名曲ですね。初代jubeatのボスです。

 少し自分の話をさせてください。自分がゲーセンへ行って音ゲーを初めてプレイしたきっかけは、中学3年のときに、ニコ動が好きな友達が音ゲー曲のMADにハマったからでした。その友達がゲーセンに行きたいといって、自分も行くことになりました。当時、自分はゲーセンはめっちゃうるさいというイメージがあってあまり好きではありませんでしたが、音ゲーは楽しいと思いました。

 当時ニコ動では、DJ YOSHITAKA氏の曲のMADが結構流行っていたので、それらの曲がプレイできるREFLEC BEATやjubeatをプレイしました。

 音ゲーの楽しさを知った自分は、高校入学すると一人でゲーセンに通って音ゲーをするようになりました。「Evans」は、自分に音ゲーと出会うきっかけにもなった曲でしたので紹介しました。

 思い出補正を抜きにしても、曲もめっちゃ良くて、同じメロディでも音が少し上がったり、音が増えたりして、どんどんテンションが上がるような工夫がされています。

 jubeatだけでなく、KONAMIのその他機種やCHUNITHMにも移植されています。

 そんな、初期のjubeatを大いに盛り上げた「Evans」を1曲目に紹介しました。


セイクリッド ルイン(太鼓の達人他)

 自分が初めて自力で発見した名曲ということで紹介しました。最初は友達に誘われて音ゲーをやり始めたんですが、自分もその影響で音ゲーの曲をよく聴くようになり、何かのきっかけにたまたま発見した曲がこの「セイクリッド ルイン」でした。

 初めて聴いたときの感想は、「何この曲、めっちゃかっこいい!」(KONAMI感)でしたね。音の使い方や歌い方とか、とにかく「かっこいい」に全振りした曲です。昔YouTubeで、SAOのOPをこの曲に差し替えた動画を見たことがあるんですが、本当に違和感がありませんでした。かっこいいアニソンみたいな曲ですね。

 CHUNITHMをしばらくやって金レくらいの頃、この曲で1,006kくらい出たのもかなり印象に残ってます。レート16.25を超えた今でも、ベスト枠の11位くらいにいます。

 自分は音ゲー始めたころはREFLEC BEATやjubeatばかり触っていたのでこの曲をプレーすることはなかったのですが、それでもこの曲は大いに印象に残っています。

 太鼓の達人の曲ですが、CHUNITHM、SDVX、maimaiなどにも移植されています。

 ということで、初めて自力で発見した音ゲーの名曲ということで「セイクリッド ルイン」を紹介しました。


Grayed Out -Antifront- (BMS、WACCA)

 こっからは、思い出補正とかはなくシンプルに好きな曲です。

 この「Grayed Out -Antifront-」は、もともとBMSの楽曲イベント「BOFU」で作られた曲です。このイベントは毎年開催されており、のちにACの音ゲーにも収録される名曲を多数生み出しています。その曲の中で自分が最も好きなのがこの曲だったので紹介しました。ちなみに、他のBOFU出身曲では、「Sakura Fubuki」とか「MARNOL」とかもかなり好きです。

 作曲はGetty氏とDJ Dia氏であり、音ゲー曲でよく見かけるコンビです。この2人のコンビは本当にはずれがないです。他にも「Fox4 -Raize-」なんかも印象に残ってる曲です。jubeatでは数少ないLV9.9ですからね。

 曲はひたすらかっこいいというか、「これぞ音ゲーの曲だな」という感じです。かっこいいとかわいいを両方楽しめるMVも人気の理由になっています。

 ACの音ゲーでは、WACCAに収録されていましたが、最近WACCAが(実質)サ終してしまったのもあり、この曲をプレーできるのBMSのみとなってしまったのでかなり残念。どっか別のAC音ゲーの収録を心待ちにしております。SDVXあたりに収録されんかな。

 自分がBOFU曲を知ったきっかけでもある「Grayed Out -Antifront-」を紹介しました。


Cthugha(Muse Dash他)

 4曲目は、USAO氏作曲の「Cthugha」です。読み方は「クトゥグア」、クトゥルフ神話の神の名前ですね。

 USAO氏は、他にもクトゥルフ神話に関する曲を作っており、「Hastur」とか「Cyaegha」とかがそうですね。全部名曲です。というかUSAO氏の曲は基本全部好きです。

 曲はアップテンポ(BPM213)で、かなりリズムに乗りやすいというか、自然に身体が動いてしまうという感じなのが自分は好きです。あとUSAO氏がよく使う声ネタもふんだんに使われてます。

 初出はMuse Dashですが、Phigros、DJMAX RESPECT、maimaiにも移植されてます。この勢いで他の作品にもどんどん移植されてほしいですね。

 自分の好きなコンポーザーのUSAO氏の曲から「Cthugha」の紹介でした。


Cross Fire(SDVX)

 続いてはSDVXで一番好きな曲、「Cross Fire」を紹介します。

 この曲はRoughSketch氏とHommarju氏の合作なのですが、自分はこの2人ともとても好きなので、その2人の合作となると名曲なのも当たり前。

 ちなみにRoughSketch氏単独だと「ヘンゼルとグレーテル」、Hommarju氏単独だと「Gott」とか「Oh My Jam」とかが好きですね。あんまり有名ではないかもですが。

 曲は、RoughSketch氏の大音量のキックとHommarju氏の耳に残りやすいメロディが合わさり、とてもインパクトのある曲になっています。 また、2人のいいところが共存した曲になっているところも高評価したいです。合作の曲って、どちらか片方のコンポーザーの影響が大きくなりがちなんですが、この曲はキックとメロディ、互いのいいところがうまく合わさっていて、合作としても理想の形だな、と思います。

 SDVXを始めたころ、「オリジナルの曲を聴いて推しの曲を探してその曲をクリアできるように頑張ろう」って思ったことがあり、その時に見つけました。SDVXでは暴龍天の1曲目も務めており、暴龍天取るならこの曲のあるコースが良いと思ってます。まあまだ或帝滅斗も半分くらいしか取れてないのでまだまだ先になりそうですが。


ANiMA(Deemo他)

 スマホの音ゲーからも何か紹介したいと思ったのでこの曲を。Deemoより「ANiMA」です。

 この曲はxi氏作曲。xi氏も音ゲー界を代表するコンポーザーですね。元はBMSの曲を多く作ってましたが、最近ではAC音ゲーのボスを担当したりもしてます。xi氏の他の曲だと、「Grand Chariot」も好きですね。

 この曲は、Deemoらしくピアノ多めで作られていて、ちょっと暗い雰囲気なんですが、荘厳な感じというか、まさにピアノの音ゲーのボスって感じです。ノスタルジアに移植されないかなあ。

 この曲とどう出会ったかはあまり覚えていません。多分、音ゲー曲を何となく聴いているときに見つけたんでしょう。初めて聴いたときとても魅力的な曲だと思いました。この曲をやるためにDeemoを購入したようなもんですしね。

 フル尺のしか見つかりませんでした。音ゲーに収録されている尺で楽しみたい方は自分で調べてみてください。

 スマホ音ゲーを代表して、「ANiMA」を紹介しました。

XENOViA(jubeat)

 最後2曲はややマイナーかもしれません。jubeatから「XENOViA」です。

 この曲は、jubeat festoのラスボスとして作られた曲で、作曲はBlackY氏。BlackY氏はjubeatの楽曲提供は初めてでしたが、いきなりボス曲を担当しました。

 jubeatへの初めての提供でしたが、ボス曲らしさ全開の神曲です。開幕はおとなしく、リズム難の発狂が続き、またおとなしい地帯を経てサビを強調させる。音ゲーではよくある構成ですが、それを忠実に再現しています。

 この曲は、BlackY氏の過去も踏まえるとより一層神曲だと思えるようになります。BlackY氏は、昔のjubeatで「Evans」などを作曲したDJ YOSHITAKA氏のファンでした。そんな自身が作曲を始めるきっかけになった憧れの人と同じ舞台に立ち、同じようにボス曲を提供することができたBlackY氏の喜びは想像に難くありません。この情報を聞いてから曲をもう一回聴くと、憧れの人と同じ舞台に立てた喜びを1つ1つの音から感じ取れるような気がしてきます。こんな背景があるから、「XENOViA」はより神曲なのです。

 ちなみに、曲名からもDJ YOSHITAKA氏へのリスペクトが感じられます。DJ YOSHITAKA氏の楽曲はほかにも「JOMANDA」とか「ALBIDA」とか、女性の名前が使われることが多いのですが、この「XENOViA(ゼノビア)」も女性の名前です。曲名からしてDJ YOSHITAKA氏へのリスペクトが感じられます。曲名以外にも、音の使い方とかも(ハードルネッサンスっていうんですかね…?)、DJ YOSHITAKA氏へのリスペクトが感じられます。

 DJ YOSHITAKA氏はKONAMIの役員となって、今では曲を作ることはあまりありませんが、その曲は現役のコンポーザー達に確かに受け継がれているのです。

 DJ YOSHITAKA氏へのリスペクト満載な「XENOViA」を紹介しました。

LOTUS(リフレク、ポップン)

 最後は、リフレクとポップンに収録されている「LOTUS」という曲です。ややマイナーな曲だと思いますが、自分的には上の6曲にも劣らないかなりの神曲だと思ってます。

 作曲はdj TAKA氏、ボーカルはNana Takahashi氏です。dj TAKA氏はKONAMIを代表するコンポーザーで、様々な機種に有名な曲が収録されています。Nana Takahashi氏はSOUND HOLIC氏の曲のボーカルをよくやっていますが、dj TAKA氏の曲はちょっと珍しいかも。しかし、曲の世界観によく合った歌声で、この人が適任だったと思います。

 dj TAKA氏は自分の好きなコンポーザーの一人で、「Broken」とかも好きです。合作ですが「IX」も好きですね。

 この「LOTUS」は、もともとKONAMIが制作していた新しい音ゲー「おといろは」に収録される予定の曲でした。しかし、「おといろは」の開発が中止となってしまい、せっかく作られたこの曲は、当時稼働していたリフレクに移植されることになりました。当時リフレクはもうすでに人気がだいぶなくなっており、この曲とともに存続が危ぶまれましたが、ポップンに移植されたため何とか一命をとりとめています。曲を聴く感じ、たぶん「おといろは」の目玉曲になりそうだったので、なくなってしまったのが本当に残念。

 曲は、ファンタジーっぽい神秘的なかっこよさがあります。2曲目に紹介した「セイクリッド ルイン」にも通ずるところがあるのですが、音ゲー曲らしい中二病さですね。こういう中二病を惜しげもなく前面に押し出した曲が聴けるのも音ゲーの良さだと思います。この世界観にNana Takahashi氏の声はぴったりです。

 「おといろは」が開発中止になったせいで埋もれてしまった名曲「LOTUS」の紹介でした。もっと他の機種に移植されて、この曲の良さを知ってほしいです。


総括

 自分の好きな音ゲーの曲を紹介して、音ゲー人生を振り返りました。この日記を書いてる途中で、「この曲も紹介したかったな」というのがたくさん出てきたので、いずれ続きもやろうと思います。

 ほとんどKONAMIの曲だったので、SEGAオリジナル曲やスマホ音ゲーのオリジナル曲ももっと開拓していきたいです。

 気づいたら5,000文字も書いてました。日記の域をはるかに超えている。3時間くらいかかりました。次やるときは5曲ずつにします。それではまた。

 

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