【入門編】無料で学べるデータサイエンスコンテンツ5選
AI（人工知能）などのIT技術の発展につれ、企業の持つ膨大なデータ（ビッグデータ）を解析・分析して事業戦略に繋げるデータサイエンスに注目が集まっており、データ活用のプロフェッショナルであるデータサイエンティストに興味を持ち、知識やスキルを身に着けたいという人もいると思います。
ITの知識のバックグラウンドが無い「いざ学習をしよう！」となった人は何から手をつければいいのか？学習にはコスト（費用）がかかるのか？など漠然とした疑問がある人に向けて、こちらのページでは無料で学習ができるコンテンツを紹介します（※2022年9月現在の情報）
右も左もわからないという方にはYouTubeもお勧めします。語句（SQL、Pythonなど）を検索すれば概要～使用方法までわかりやすくまとめている動画が多くアップされています。
スキル/コンテンツ
・統計知識：統計WEB
・SQL（データベース）：ミクシィ22新卒技術研修
・アクセス解析(GoogleAnalytics)：Google アナリティクスアカデミー
・Python：東京大学 Pythonプログラミング入門
・オープンデータ：e-Stat
統計知識
データ分析には多くの分析モデルがありますが、その大半で統計学（確率・）に基づいた手法が用いられています。統計学は多くのデータからその性質・本質を見抜くために使われるため、データサイエンスにおいて統計の知識はマストです。
統計WEBでは、統計学の基礎からビジネスレベルの統計検定2級までの情報が網羅されています。入門編では猫の学校をテーマにされており、数学に苦手意識がある人でも入りやすい設計になっています。
SQL（データベース）
ミクシィが新卒社員向けの技術研修資料を無料公開しています。無料とは思えない、というか申し訳なくなるくらいのクオリティで、情報量も十分にあります。今回紹介するデータベース研修も充実の内容です。
SQLは汎用的に使用されているデータベース言語の1種で、データベースとの対話に最も使われています。SQLを用いてデータベースを操作する事で、大量データを効率的に取得、更新、追加、削除する事ができます。
こちらではデータベースの基本知識から、実際にSQLを使用した演習までを網羅しています。
アクセス解析(GoogleAnalytics)
WEBサイトやアプリのデータを解析・分析して課題を発見し、レポート作成する能力はデータサイエンティストやデータアナリストに求められるスキルです。
Googleが提供しているアクセス解析ツールのGoogleAnalyticsは、日本でもっとも知名度が高いツールだと思いますが、こちらではGoogleの公式グッズサイトであるGoogleマーチャンダイズストアのアカウントを実際に操作して学習する事ができます。
注意点として、このコースで学習できるバージョンの「ユニバーサルアナリティクス」は2023年にサービスが終了し、ソリューションは「アナリティクス4（以降GA4）」に完全移行します。
双方はデータ測定の方法が根本から違うので、これから学習を開始する方はGA4の知識吸収をしていく必要がありますが、GA4の学習コースは（2022年9月現在）全て英語のため学習コストが高いです。
マーチャンダイズストアのアカウントはアナリティクス4にも対応しているので、こちらで操作に慣れGA4に触れていくのを推奨します。
Python：東京大学 Pythonプログラミング入門
データ分析や加工、機械学習で広く使われている言語であるPythonはデータサイエンティストの必須スキルといっても過言ではありません。
東京大学はPythonの入門教材を無料公開しています。東京大学と聞くと難しい内容をイメージする人もいると思いますが、こちらは初心者が理解しやすい設計になっています。
最初のセッティングから基本文法、関数およびライブラリの使い方まで広い内容が網羅されています。
オープンデータ
リンク：e-Stat
学習が進んでくるとオープンデータを活用した分析を行い、自身のスキルを示すためのポートフォリオの作成をする機会がある方もいると思います。
こちらは政府が開示している日本の統計データを閲覧できるポータルサイトで、地域や人口、労働から産業および社会保障まで幅広いデータを公開しています。
最後に
今回紹介したコンテンツは、私がデータサイエンスを学習するのにも活用させて貰ったサイト達です。活用してスキル習得に繋げてもらえると幸いです！
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