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訪問美容続けて7年         今目指す"訪問美容師"の在り方

株式会社un.  訪問美容師の斉藤絵美です。

前回までは、訪問美容を始めたきっかけを紹介し
今現在の『想い』を綴っていこうかなと思いお付き合い下さい。

『サロンワーク15年 訪問美容7年して思うこと』

訪問美容師として仕事を続け、確実に始めたころと違う考えなのは
「サロンで学んだ全てを注いで訪問先のお客様に向き合っている」というコト。

アシスタント時代を経てスタイリストデビューし、目の前のお客様にご満足頂くには沢山の要素が必要です。
サービス水準が上がり、お客様の要望も多様化している現代は尚更な事です。

・カット技術や似合わせ
・ケミカル知識やデザイン
・カウンセリング力や接客術

全てを巧みに考えながら実践し、また次の過程に落とし込む。
その連続が自分らしい接客術やデザイン、
先輩から受け継いだ技術に自分の"カラー"をつけ、お客様から愛される美容師に成長していける!!

では、訪問美容のお客様はどうでしょう??

・高齢による心身の変化等で美容室に行くことが困難になった方
・不慮の事故や病気、障がいがあり美容室に行きづらさを感じる方
・ご家族のケアにあたり家を空けることができないケアラーの方
お客様の数だけ「訪問美容」を選んで下さった経緯があります。

ご依頼下さるお客様という点に置いて、サロンでのお客様と何か違いがあるのでしょうか?? 

『何となく抱えていた違和感を語源化する』

お客様という点に、なんら変わりはなく
むしろ様々なサービスを受け人生を歩んできた大先輩方。お洒落に敏感かという点よりも、自分らしいスタイルがある方々へ対峙する時、誠心誠意の技術や接遇が問われると感じています。
それを痛感してきた7年間。

そして、もしかしたらこれが人生最後のカットになるかもしれない…。
来月にまたお会い出来るかは分からない…。
そういったお客様を担当させて頂きながら、目の前のご縁や共にさせて頂く時間が、とってもかけがえのない財産になります。
だから、
『訪問美容って美容師キャリアの集大成』
なのかな!!
この考えにいきつき、違和感が晴れました。

これは沢山の仲間と共有している想いです。

だからこそ、サロンに行きづらさを感じるお客様がいたら、身近な美容師さんが『訪問』するというスタイルが
もっと"あたりまえに"
"あたりまえの選択肢"になって欲しい。

そう願い、
訪問美容の価値やイメージを変えたい!!
という想いに突き動かされ、社外へどんどん出て伝えたい事を語り、仲間とも語り合い、語源化していこうと走っています♪

共感してくれる理美容師さんがいたら、ぜひ一緒に想いを繋げてください♪

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