最近の生活のこと

1ヶ月ぶりぐらいに労働をして護国寺あたりから飲み歩きながら帰ってきて、気分が大変良いので断片的に色々と最近のことを書いてみようかと思う。

音楽について
最近はVaVaとjin Dogg、リーガルリリーをよく聞いてる気がする。いつもシャッフル再生で聴いているから一番聴いている歌手(?)と言われると答えられないけど、この3人はイントロで曲名がぱっと出てくるから好きなんだと思う。自分の気分に関係なく聴ける曲が好きなんだと最近気がついた。シューゲイザーとか民謡音楽は気分が沈んだ時にしか聴いてないことにも気がつく。友人が聞いてる曲を隠れて聞いていたりするので
LOVE PSYCHEDEELICOとかSUSHI BOYSとか聞いてる。あとはgirl in redを聴いてる。MVがかなり良くて、聴く時は大々YouTubeで見て、聴いてる。この言葉はあんまり好きじゃないけど、頭が回ってなくて他に言葉が出てこないので使うがgirl in redのMVはノスタルジックというか、望郷なのだ。

読書について
ツルゲーネフ、川端、大江、フロイトを読み始めてどれも読了していない。生活のなかに読書がないため本を読む時期が来ないと読み進められない性なのだ。あと50ページぐらいまで読み進めた川端の本は久々に読もうと思って鞄から出したら謎に水没していた。本を読み切ったのは1ヶ月前とかで、遠野遥の「破局」が最後だと思う。いつも組んでる監督のやつが「破局」の背表紙だけ見て「遠野遥じゃねーか」みたいなこと言っていて「なんだこいつ」と思った。

映画について
最近は映画を見れていない。最後に見たのは2週間前ぐらいで「イゴールの約束」を見た。ダルデンヌ兄弟にハマってる。映画でありながら現実的な喜びがあるから好きなのだ。今までは映画🟰現実みたいに思ってたけど、そんなこともないと考えるようになる。どんな映画作家でも実生活があって、実生活の全てが映画になっている訳ではないし、そうなってはいけないとも思う。映画のために実生活があってしまったら生活が生活でなくなってしまい、手段になってしまうから。だから、自分には映画しかないとは思わなくなったし、実際そう思ってた時の自分はだいぶ不健康だった気がする。それが作り手として正しいのかは知らないけど、別に良いかとも思う。確かに自分を形作ってくれた映画に対して誠実じゃない気がするけど、映画だって重すぎる愛には困るんじゃないだろうか。ちょうど良い距離感になったと思う。

友人たちについて
最近は、色々な人と仲良くなったと思う。色々な人というか結構長い付き合いの人との距離が縮まった気がする。自分がかなりの人見知りで、中々人慣れしない性格だから結構嬉しいことである。変な友人が知り合いを作ってくれるおかげもある。

飲酒、喫煙について
ここ最近は毎日のように飲酒をして誰かと電話をしている。私にとって飲酒は忘却のためではなく気分の向上促進剤的なものなので、自分が飲酒をしているということは最近の自分は結構満たされているのかと思う。今日も派遣バイト終わりに護国寺から池袋まで緑茶割りを飲みながら帰ってきた。緑茶割りも友人が好きだと言っていて、試しに飲んでみたらすっかりとハマってしまった。喉の渇きと共にアルコールを摂取できてかなり良い。
煙草を吸い始めて2年ぐらいになる。コンビニに行って煙草を買うときに無意識にクラシックマイルドを探してしまうので、とうとう生活の一部になってきたのだと思う。私にとって喫煙、もしくは喫煙所は居場所であって、何かしらの理由であるから居心地がいい。

最近撮ってる映像について
映像日記なるものをつけている。メルカリで4000円ぐらいで買ったビデオカメラを持って散歩しながら適当に撮った映像を並べるだけなのだが、これが結構楽しい。学校の課題とか撮影開始まで1ヶ月を切った自主制作のこととか、現場のこととか色々考えることはあるのだが、いや、あるからこそ内省的になることが楽しいのだ。日々が刹那的であることへの抵抗として撮っている。
映像を撮る時に思うのは「撮影」という行為の加害性である。実際の見た目よりもはるかに小さいフレームの中に何かを収めるということは対象物の取捨選択であり、ただカメラを回すだけで何かを主体としてしまう。主体が存在するということはそのほかのものを「主体に作用するもの/しないもの」に分類することでもあり、物質を即物的にしてしまうのだ。その加害性をなるべく排除することに意識を傾けて映像を撮っていると「何もない画」になり、私はこの「何もない画」が好きなのだと思う。ただありのままの空間が存在し、その空間に入るも入らないも鑑賞者に委ねられているような画が好きなのだ。写っているものに対して距離感があり、対象を見つめながらも静謐に観察しているような、わたしたちを都合の良い傍観者にしてくれるような画が好きだ。

生活全般の断片について
誰に言うほどでもないことをただ羅列してみる。

ユニクロにシャツを照明の遮光に使っていたら燃えて穴が空いた。虫眼鏡で折り紙を燃やしてたりした小学校の時を思い出した。

なぜか家に黒蟻がいた。名前をつけようかと思ったが2、3匹いたため断念。暇な時に「アンダルシアの犬」ごっこをして遊んでいる。

入居時からいる子グモの「タラ」を最近見ない。でも全然見ないと思うと不意に姿を現したりするので振り回されてる気分になる。駆け引きの上手いクモだと思う。

急にエアコンの不調が改善された。水漏れがひどくてほぼ雨漏りみたいな感じだったのにいきなり治った。と思ったら自分の体が不調気味になる。エアコンがまた壊れ始めたら自分の体調が良くなった兆しなのだと思う。

ファミリーマートにある「生コッペパン」が異常にうまい。特に「白コッペパン」がうまい。リーズナブルで、程よいボリュームと甘さが最高である。

毎日のようにバニラアイスを食べている気がする。子供の頃アイスをあまり食べさせてもらえなかったから自分が大人になったことを感じる。その充実感のためにも食べている。


長々と書いた気がする。自分の生活のことでこんなに書くのは初めてだと思う。もうそろ良い時間なので寝ようと思う。またいつか。おやすみなさい。



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