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自己啓発本との付き合い方<考察>

下記は自省のために日記に書いていたものです。当時こんなことを悩んでたんだなと懐かしい気持ちになりました。今は少し行動が変わっております。

社会人になるとじっくり時間をかけて読み込んでいく小説ではなく、自己啓発本を手に取ることが多くなった。より人生を豊かにしたいという趣旨は変わらないものの、人生に役立ちそうな情報を手軽に入手できそうな本に移ってしまった。

知り得た情報を自身の糧として消化し昇華させるには長い時間が必要だ。本は読むだけではだめだ。小説であれば読んだ後に何度も思い出し思考することで人格が豊かになり、自己啓発本であればトライ&エラー※1を繰り返し実践することでスキルアップに繋がっていく。

自己啓発本を手にとってみる。数時間で読み終える文量で、読んだ後は何でもできてしまう気分が続く。短時間で全能感を得られるという点では中毒性がある。読書に時間が取れない(だけど何かしら人生を豊かにするヒントが欲しい)社会人からは特に支持されているらしい。お手軽サプリみたい。

本を読むだけで自分自身の糧にできる人はいるだろうか。ただただ意識だけ高くなったり、良い気分になっているだけではないだろうか。一度立ち止まって考えてみて欲しい。すぐに読み終えるかどうかや月に何冊読んだのかを気にせず、読了後どう人生に活かしていこうかに注力し実践するべきではと感じる。

※1トライアル&エラーでした。この歳になって知りました

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