ぼっち女子大生のゴミのような日常5 (病を偽り人を傷つける人の話)

○はじめに


こういう人って周りにいませんかね?
自分をうつ病だとかなんたら症候群だとか自己診断で判断し、自分勝手な言動をし周りを傷つけていく人。
私は傷つけられた人間のうちの1人ですし、その子と密に関わっている人ほどかなり辛いのではないのかなと思います。




○病が偽りだと思ったきっかけ


1.出会い

その子をAさんとします。
Aさんは私の学生時代の同級生と友だちだったと話し、InstagramのDMで連絡をとってきました。
Aさんのプロフィールを見ると、フリーでモデル活動をしているようでその中に"うつ病"と書いてありました。

そこから親交を深めていき遊びに行った際に「小学生の時に所属していたクラブチームで省かれてうつ病になった」とのことでした。
確かに幼い頃からそんなことをされたら、人によっては病になり得ると思い深く同情し話を聞いた記憶があります。

2.言葉の暴力が目立つようになる

Aさんはしばらくしてサブ垢でもフォローをしてくれて親しい友だちにも入れてくれました。
その中で「お前ら健常者には私みたいなうつ病の気持ちは分からないだろ。分かったふりするな。」などの暴力的なストーリーがたくさん上がっていました。
そして、「死にたい。誰か話し聞いて。」というものもあったため、話を聞こうと思い連絡をしました。
以下に当時の様子を書いていきます。

私「大丈夫?何か辛くて苦しいことがあったのは分かったから、なんでも話してね。私は自分自身もそうだけど、特にお母さんが今もずっとパニック障害だったりうつ病になったりするのを見てきてるから少し力になれたらいいな。」
A「ありがとう…モデル業もそうだけど最近うまくいかなくて死にたいと思っちゃった。」
私「そっかそっか…モデル業の依頼を増やすのはSNSの運用次第で変わるから、私で良ければやり方教えるよ?あといつでも話し聞くし力になるからAちゃんには生きててほしい。」
A「Tちゃんには私の気持ちは分からない。生きててほしいとか簡単に言わないでくれる?」

こういった内容の話で最終的に私が謝って終わりました。
その後、ストーリーでもサブ垢の方でかなり暴言がひどく見ているこちらが苦しくなってくるほどでした。

3.矛盾行為


高校も大学も中退しており、現在はフリーランスとしてモデルとアルバイトの掛け持ちをしている彼女ですが、Aさんはよくアルバイトを欠勤しています。
欠勤に関しては私に関係のない話ですが、欠勤=体調が悪い死にたいの日なので、とにかく正当化するためのアピールがすごいです。

そして、その間は好きなアイドルの追っかけをずっとしており、パニック障害やうつを持っているのにも関わらず、新幹線や宿泊を1人で満喫しながらライブに出かけることが非常に多いです。
アルバイトや学業はできないけど、趣味はなんでもできるんだと少し違和感を覚えました。
実際に長年同じ病に悩まされている母に聞いても、「そんなのありえない。私は今でも公共交通機関の閉鎖感が怖くてずっと乗れない。」と一蹴。




○悪質なアカウントの使い分け


1.サブ垢の場合

「私は辛い。助けてほしい。」と言っておきながら、「誰も私の辛さなんて分からないんだから気安く相談とか言うな。」と言い放ちます。
また、「こちとら病気で散々苦しめられているんだからお前ら健常者はもっと気をつかって生きろ。お前らのせいで病気になったんだ。」などの信じられないほどの暴言を毎日のように発信するのです。

私は見ているのが苦しくなったので、その子と繋がっているSNSのを全て停止して消えました。
逆にこっちがノイローゼになると思ったからです。

2.本垢(モデル垢)の場合

「私は精神的な病に悩まされています。苦しい中でも夢に向かって頑張るので同じ病気の方も応援していただけると嬉しいです。」というサブ垢からは180°キャラ変したおしとやかな女性に返信します。

私がこの時点で感じたのが、”アカウントの使い分けができている”という点です。
病気のせいでそこまで追い詰められて関係のない他人を攻撃してしまう人間が、果たして冷静にアカウントを使い分けて投稿できるのでしょうか?




○病に除霊と言い出す始末


彼女はうつ病のような精神的な病だけではなく、肩こり、頭痛、倦怠感、腰痛など人間に起こりうる全ての痛みに病名をつけます。
診断をしに行ったわけではなく、ネットで検索したスクショをストーリーに載せて、私はこの病気だったんだと決めつけてしまうのです。

そしてある日、「私の後ろには男の霊が2人乗ってたみたい!これを除霊してもらった瞬間に痛みが全て飛んでいった!今までは漢方でどうにかしてたけど、漢方なんかよりも除霊の方が効くからみんなにおすすめ!」という怖すぎるストーリーが上がりました。

もうそれ病じゃないじゃんと思いました。
これこそまさに病は気からの典型例ですね。




○Aさんに対しての怒り


1.詐欺行為

彼女は過去に配信なども行っていました。
その中で、私はうつ病のモデル志望者です。というキャッチコピーで配信を行っており、同じ病の方やその辛さに寄り添おうとしていた方から月10万程の投げ銭を受け取っていたときがあります。

私なら、そのお金はできるだけ還元しようとするでしょう。
また、本当に病であるのならばそのお金で病院へ行ったり、モデルになるために気を使うべきものに投資したりします。

しかし、彼女は好きなアイドルのライブ代とグッズ代に全て注ぎ込み、誇らしげにサブ垢で自慢をしていました。
支援者の方の気持ちを思うと心が締め付けられました。

2.うつ病患者の方に対しての侮辱

私は母が苦しんできた姿を何回も見てきました。
お腹いっぱい食べると不安になり気持ち悪くなる、公共交通機関に乗れない、好きに旅行ができない、人混みに行けない。
特に落ち込んでいる時期でもない平常時のパニック障害でもこんな状態です。

弟を妊娠中のときなんてかなり酷いうつ状態でした。
ご飯なんて全く口にせず、ずっと寝室からでてきません。
いつ死んでもおかしくない状態だったため、当時小学生だった私は学校が終わった瞬間走って家に帰っていました。
そんなくらい酷い状態だったのです。

それが、「アイドルの為ならなんでもできるけど面倒なことはなんにもできないし、それができないのはお前ら健常者のせいだ!」なんて狂ってますよね。
表面では、「うつ病患者の方は一緒に頑張りましょう。皆さんの分まで頑張るので応援してください。とは、なんと都合の良いことだと思います。




○あとがき


Aさんは一回ちゃんと病院へ行き、検査を行った方が良いと思います。
しかし、そうせず教えてくれる人もいないということは、周りのみんなも嫌な思いをしているのだと感じました。

もちろん、働け!好きなことはするな!と言っているわけではありません。
たまにはズル休みもいいですし、投げ銭を趣味に使うのも自由でしょう。
しかし、人を騙して同情票を集め、挙句の果ての猛攻撃していくのではなく、正当な方法で稼いで楽しめばいいのにと思います。

こういった自由奔放の自称うつ病の人間が増えると、本当に苦しい思いをしているうつ病の方が甘えだと言われ続けます。
そんなわけはないのに。
Aさんも早めに改心して、うつ病の方の本当の辛さを知れたらいいなと心のなかで思っておくことにします。

また明日も前向きに頑張ります。

Tちゃん


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