アイスランドのパン
先日、北欧のクリスマスマーケットに行った話を綴った。
今日はそこでの戦利品の一つ、アイスランドのパンについて書こうと思う。
このパンの名は、Rúgbrauð(ルグブロイス)という。
私が購入したパンは、専用の窯で作られたもののため、究極の「スロープレッド」になるらしい。
さて、お味の方はどうだろう?
普通のライ麦パンとは違うのだろうか?
翌日、パンに載せる具材を買ったので、いざ実食へ。
切った断面は、外側よりは少し色が薄い気がするが、かなり密な見た目である。
そして、もしかしたら一日おいたせいかもしれないが、外側に近くなるほど、切るとボロボロ割れてくるので要注意だ。
そのまま食べてみる。
か、かなり甘い。。。
ドイツの黒パンやプロテインが沢山含まれている系統の黒いパンとは大違いだ。たとえて言うなら、フランスのPain d'épicesの香辛料が少ない版だろうか。
日本の食べ物だと、強いて言えば、黒糖カステラやカステラの縁の部分を潰して丸めて食べた感じに似ているかもしれない(子供の頃、かなり食い意地がはっており、2切れも3切れもカステラを自分の陣地に取り込み、途中でお腹いっぱいになり、最後の手段として、潰して嵩を減らして食べたことが何度かあった。まさか、そんな体験での食感が今頃役に立つとは😆)
あまり塩分と合いそうにもないが、折角、このパンのためにディルと薄切りチーズを買ったから、渋々試してみる。
のせたの食材も一応紹介すると⇒⇒⇒
-オランダ産のスライスチーズ
-先日安売りだったノルウェー産スモークサーモン
-ダンスの前の小腹埋め用にストックしてある醤油漬けのゆで卵
-ミニトマト
-張り切って買ったディル
-エストラゴン入りマスタード
-ドライトマトのソース
以上である。
スモークサーモンには大概ディルとピンクペッパーが添えられているイメージだが、ピンクペッパーは湿気らせてグレーになり先日捨てたため、今回は胡椒はなしにした。
恐らく、普通のライ麦パンの酸味がある方が、塩気の具材には合うと思うが、例えば、ブルーチーズとくるみとりんごスライスなんかは合うかな、と思うので、近いうちにアイスランドへ行かれる方、もしくはアイスランドのパン屋が近所にある方には、是非試していただきたい。
これを書いている翌日、泊まりの出張なので、残りはスライスして冷凍した。ゆえに私は、年末まで何回かに分けて、凍えるアイスランドの海とオーロラを想像しながら、他の食材を合わせて食べたいと思う。
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