北野ごがく

定年退職してから、地元の里山歩きなどして健康維持に努めています。 週に一度くらいのゆっ…

北野ごがく

定年退職してから、地元の里山歩きなどして健康維持に努めています。 週に一度くらいのゆっくりペースで近況や思い出話を綴っていけたらと思います。 よろしくお願いします。 (#^.^#)

最近の記事

碓氷峠廃線ウォーク「アプトの道」~里山歩きのススメ。Part16

廃線ウォークに行こう! 以前から行ってみたかった「配線ウォーク」。 かつて、アプト式鉄道が走っていた歴史遺産としても貴重な碓氷峠の「アプトの道」に行ってきた。 行ったのは、4月の第1週のこと。 全国的に桜前線が北上中の時期。 長野市では、当時の開花予想が4月11日と予想されていて、開花前だったが、群馬県安中市松井田町のJR横川駅周辺は、3分咲きといったところだった。 スタートは、JR横川駅。 駅前には、鉄道の歴史と列車が集められたテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」があり

    • ブランド薬師(八櫛神社) ~里山歩きのススメ。Part15

      その名も「ぶらん堂」 長野市の北部。浅川地区に、「ブランド薬師」と呼ばれる神社がある。 正式には、「八櫛(やくし)神社」と言って、岩場の隙間に御神体となる「少彦名神(すくなびこなのかみ)座像」が安置され、岩に開けた穴に水平に差し込んだ3本の柱で支えられた社殿が守っている。 石の上に建てられた神社もあるが、懸造(かけづくり)の中でも少し珍しい構造の建築だとか。 現地の説明板には、「不落堂」「フラン堂」「ぶらん堂」など、ブランド薬師の謂れが様々記載されているが、建物全体が揺

      • もふもふ! 離山 in軽井沢 ~里山歩きのススメ。Part14

        目的地は、軽井沢 南岸低気圧の通過で、東京都内でも積雪となった2月初旬の日。 長野市でも、30センチを超える積雪となった。 自宅周辺の里山も雪に覆われて、もふもふスノーウォークにはもってこいの感じだったが、気温が高くなり、降り積もった雪が結構なペースで解けて、ベチャベチャになってきていた上、風が吹いていたり、天気がイマイチということもあって、比較的天気が安定している長野県中部の軽井沢町まで足を延ばすことにした。 上信越道の小諸ICで高速を降りて東へ進むこと40分くらい。

        • ざわついて 眠れない夜は 古傷が疼く。 

          ざわついて眠れない夜には、黒歴史が堂々巡りをする 季節外れの暖気で、妙に春めいた一日。 夜になると、大粒の雨が降りしきって、空気が重く感じられる。 時折、建物が揺れるほどの強風が吹き付ける夜。 こんな夜は、気持ちがざわめいて、なかなか寝付けない。 昨夜は、そんな夜だった。 まだまだ、寒いはずの、2月。 大粒の雨が屋根をたたき、テレビの音がかき消される。 昼間の仕事の疲れで、すぐに寝付けると思い、 早めに床に入ったが、雨音や強風のせいか どことなく 気分がざわついてく

        碓氷峠廃線ウォーク「アプトの道」~里山歩きのススメ。Part16

          ライト・スノー・ウォーク in 里山 ~里山歩きのススメ。Part13

          今年一番の寒波 大襲来!  先週のこと。  「今年一番の寒波」が襲来!ということで、大雪への警戒が呼びかけられ、実際に、北陸方面では大変な大雪になったようだ。  被害に遭われた皆さんには心からお見舞いを申し上げたい。  さて、私の住む長野市でも、メディアからは大雪に備えるように大々的な警戒が呼びかけられていたが、これに反して思いのほか積雪は少なく、自宅周辺の積雪は10センチ未満。日ごろお山歩で訪れる地元の里山でも15センチくらいの降雪だった。  前週には、「飯縄山」で今

          ライト・スノー・ウォーク in 里山 ~里山歩きのススメ。Part13

          里山歩きのススメ。Part12 〜白銀の「飯縄山」

          白銀の「飯縄山」  夏にはトンボで溢れ返り、秋には紅葉が燃えていた飯縄山も、年が明けて久しぶりに登ってみると、雪は少なめながら、雪山初心者にはちょうどいい感じの「白銀の世界」に変わっていた。  ※ 扉写真 飯縄山(いいづなやま)について  飯縄山は、長野市の北西部に位置し、飯綱大権現を祀る山岳信仰の霊山であり、飯綱忍者発祥の地ともされ、長野市民の山としても親しまれている。  標高は1917メートルで、生活圏からは少し離れているため、いわゆる「里山」の定義からは外れている

          里山歩きのススメ。Part12 〜白銀の「飯縄山」

          里山歩きのススメ。Part11 〜弘法山

          ※ 扉写真   弘法山から信州上田・塩田平・青木村を見渡す 信州上田の「弘法山」  信州上田は、戦国時代に名を馳せた真田氏が治めた地域である。  真田氏が築城した「上田城」から千曲川を挟んで南側に広がるのが「塩田平」で、上田城築城以前は、この「弘法山」に築かれた「塩田城」がこの地域の固めであったらしい。  近くには良泉の「別所温泉」や弘法山の麓にある「前山寺」をはじめとした歴史のある神社仏閣も多いことから、  「信州の鎌倉」 とも称される。  この山域の主峰は「独鈷

          里山歩きのススメ。Part11 〜弘法山

          里山歩きのススメ。Part10 〜茶臼山・恐竜公園

          川中島合戦の地を見下ろす「茶臼山」  武田信玄と上杉謙信が数度にわたって戦った「川中島の戦い」は有名であるが、長野市南部の篠ノ井地区にある「茶臼山」は、この戦いにおいて、武田信玄の本陣が置かれたこともある山として知られている。  現在の茶臼山は、もともと地滑り地帯でもあることから、地滑り対策工事が行われ、一帯は、動物園、植物園、恐竜公園として市民の憩いの場になっている。  恐竜公園は、茶臼山の裾野に実物大と言われる恐竜の像がそこかしこに置かれていて、なかなか面白い。

          里山歩きのススメ。Part10 〜茶臼山・恐竜公園

          里山歩きのススメ。Part9 〜善光寺裏山4座を縦走

          信州善光寺の背後に連なる里山4座  長野市の中心市街地の北部に、「牛に引かれて善光寺詣り」で知られる「善光寺」が鎮座しています。  その背後に、善光寺奥の院と言われる「駒形嶽駒弓神社」のある「地附山」があります。  そこから西に「大峰山」「葛山」「頼朝山」が連なっていて、私は「善光寺裏山4座」と呼んでいます。  夏の間は虫や蜘蛛の巣で歩くにはうっとうしいので、晩秋から春までが歩きやすい季節になります。 善光寺仁王門集合  11月23日の勤労感謝の日  午前9時

          里山歩きのススメ。Part9 〜善光寺裏山4座を縦走

          「新蕎麦」を味わう!! ~タチアカネ蕎麦~

          今年も、お蕎麦がおいしい季節になりました。  11月に入ると、信州では「新蕎麦」の季節が始まります。  蕎麦の名産地では、「蕎麦祭り」が行われ、地域の蕎麦店を回ってその年の新蕎麦を味わうことができます。  いろいろな店を回って食べ比べするのも楽しみですが、いろいろな地域で収穫・販売されている地粉を買ってきては自宅で打って味わうのも、また違った楽しみがあります。  信州には、蕎麦のオリジナル品種がいくつかあり、それぞれ美味しいお蕎麦になりますが、最近では、青木村産の「タチ

          「新蕎麦」を味わう!! ~タチアカネ蕎麦~

          「危なっ!」File 6 〜自転車の自儘な怪走。

          ※ 見出し画像と本文は全く関係ありません 〇 自儘 自儘(じまま)とは・・・  自分の思いどおりにするさま。  わがまま。気まま。(広辞苑より) あなたは何者か?  自転車を自儘に利用している人々に。今こそ問いたい。  自転車は歩行者か? それとも車両か? 〇 当たり前のように横行する自転車の信号無視  この頃、通勤時間帯に、とんでもない身勝手な自転車の行動を目にした。  これが、日頃よく見かける「当たり前」の風景であることが、どうにも気がかりである。  状況はこ

          「危なっ!」File 6 〜自転車の自儘な怪走。

          里山歩きのススメ。Part8 ~ブナの森を歩く(鍋倉山〜関田峠)

          関田峠  長野県飯山市から新潟県妙高市に至る関田峠。  この一帯は、日本海からの湿った風により、有数の豪雪地帯となっていて、ブナの自然林が広がっている。  行ったのは、11月9日木曜日  長野県飯山市からの峠の入り口には、「11月10日から冬季通行止め」との表示が出ており、偶然にも、今シーズンのラストチャンスだったようだ。  すっかり落葉して冬支度を進めている黒倉山から関田峠に至る稜線からは、これから冬を迎える上越の日本海を望むことができた。 鍋倉山へ  関田

          里山歩きのススメ。Part8 ~ブナの森を歩く(鍋倉山〜関田峠)

          里山歩きのススメ。Part7 〜晩秋の山小屋カフェ(高見石小屋)

          北八ヶ岳の一角に位置する、白駒の池。 苔に覆われた「シラビソ」や「トウヒ」の森🌳に囲まれたその池を見下ろせる場所に、「高見石」という、岩の積み重なった展望スポットがある。 その直下の森の中に佇んでいるのが、高見石小屋である。 揚げパンが人気と聞き、池の散策から少し足を延ばして行ってみた。 池からの標高差は、約200メートルで、比較的歩きやすいルートなので、普段履きのカジュアルな服装でも無理なくたどり着ける。 天気次第では眺望の素晴らしい「ニュー」まで行くつもりだつた

          里山歩きのススメ。Part7 〜晩秋の山小屋カフェ(高見石小屋)

          里山歩きのススメ。Part 6 〜紅葉🍁だより(錦秋の妙高山)

          ※ 見出しの写真は、モルゲンロート直前の妙高山(信濃町から) 紅葉も、はや終盤?  紅葉が進むのは、あっという間だ。  10月半ばから一気に進んで、標高2,000メートルを超えると落葉が始まっていて、紅葉も終盤と感じるが、それより低いところでは、まだまだ紅葉真っ盛りで、山は、赤や黄色に彩られている。  まさに、「錦秋」である。 日本百名山「妙高山」  先週(10月19日)長野県と新潟県の県境(信越国境)に聳える日本百名山の「妙高山」(標高2,454メートル)に登った

          里山歩きのススメ。Part 6 〜紅葉🍁だより(錦秋の妙高山)

          里山歩きのススメ。Part 5 〜紅葉🍁だより(飯縄山)

          季節の移り変わりを楽しむ  里山の楽しみは、季節の移り変わりが顕著に現れることだ。  つい数週間前までは、いつまで夏が続くのだろうかと汗を拭いながらブツブツ言っていたのが嘘のように、お彼岸を挟んで見事に空気が入れ替わってしまった。  まだ秋深しとはいかない向きもあるが、少し山の中へ入って行くと、季節の移ろいが進んでいることが分かる。 飯縄山 〜南登山道  この写真は、先週木曜日の飯縄山の南登山口から100メートルほど登った一ノ鳥居(標高1,200m)の風景だが、辺り

          里山歩きのススメ。Part 5 〜紅葉🍁だより(飯縄山)

          魔法の黄金湯 ~ 子安温泉(信州・高山村)

          療養泉  信州(長野県)上高井郡高山村に、小さな日帰り温泉施設がある。  その名を「子安温泉」という。  長野市の東に位置する須坂市から、更に東へ行った高山村。  万座温泉や山田温泉といった有名な温泉地へ向かう途中にひっそりとたたずむこの温泉は、「なんにでも効く!」といわれる、地元では有名な療養泉である。  「療養泉」と称するには、いろいろ条件もあるらしいが、管理者によると、「含よう素泉」ということらしい。  ※ HPをご確認いただきたい。  泉質は?  子安

          魔法の黄金湯 ~ 子安温泉(信州・高山村)