里山歩きのススメ。Part9 〜善光寺裏山4座を縦走
信州善光寺の背後に連なる里山4座
長野市の中心市街地の北部に、「牛に引かれて善光寺詣り」で知られる「善光寺」が鎮座しています。
その背後に、善光寺奥の院と言われる「駒形嶽駒弓神社」のある「地附山」があります。
そこから西に「大峰山」「葛山」「頼朝山」が連なっていて、私は「善光寺裏山4座」と呼んでいます。
夏の間は虫や蜘蛛の巣で歩くにはうっとうしいので、晩秋から春までが歩きやすい季節になります。
善光寺仁王門集合
11月23日の勤労感謝の日
午前9時
山友の友人と善光寺仁王門で待ち合わせました。
仁王門は、善光寺の表参道の仲店の直中にあるため人通りが多く、登山姿での待ち合わせは多少目立つものがありますが、そこは気にせず、準備を整えて出発します。
仁王門から西へ真っ直ぐ進み、西長野の登山口から、まずは「頼朝山」を目指します。
頼朝山へ
頼朝山からは、長野市中心部の西部が見下ろせます。
標高は、638メートル。
お散歩に丁度良い里山です。
葛山へ
ここから北へ進むと「葛山」へと続きます。
標高は、812メートル。
頼朝山から200メートルほど登ります。
葛山は、葛山城跡とも言って、地元の小中学校の遠足でも登る里山です。
そう言えば、私も中学生のときに来た記憶があります。^_^
山頂から南方は長野市街地方面、西方には北アルプス、北方には戸隠山や飯縄山を望むことができます。
東方は、あまり眺望がありませんが、志賀高原方面が見通せます。
大峰山へ
ここから更に北へ進み、山間の笹峰地区を経て大峰山に向かいます。
このルートは、比較的人が少なく裏参道の趣きです。
大峰山には「大峰城」という観光スポットがあってかつては賑わっていましたが、大峰城が閉鎖されてからはひっそりとしています。
駐車場の広場にはあづま屋があるので、トレッキングや登山者の丁度良い休憩場所になっています。
残念ながら、写真はありません。
次回、手ごろな写真をアップできるようにしますね。
地附山へ
地附山は、多くの人がトレッキングに訪れる人気のスポットです。
昭和40年代まではスキー場でも賑わっていましたが、その後地滑り災害などもあり、今はトレッキングコースや公園として整備され、市民の憩いの場となっています。
ここから望む飯縄山が、わたしは一番好きです。
謙信物見の岩
地附山と大峰山の間の谷を下ると、クライミングも行われている「謙信物見の岩」をを経て善光寺に戻ります。
謙信物見の岩からの景色は、絶景です。
最後は善光寺さんにお詣りして、一日の安全登山に感謝しました。
のんびりと晩秋の空気満喫した山行でした。
本日の記録。
距離は、約12キロ。
標高差は、約750メートル
でした。
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