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歩行者天国とかいう言葉

歩行者天国という言葉を聞くと、歩行者の集団が楽しそうに踊り狂ってる画が思い浮かぶ。

ただ歩行者のみが入れる空間というだけで天国を名乗るなんて、大袈裟すぎないか。

歩行者天国で歩行者ができる行為は、歩行だけだ。

自由に歩行ができるだけの場所に、天国というほどの価値を見出せるか?

歩行禁止法が施行されている国の国民だったら、できるかもしれない。

だが幸いなことに、俺が住む日本では、歩行は誰にでも自由にできる権利が認められている。

歩行者天国という言葉の在り方を、俺達は今一度考えてみる必要があるんじゃないか。

国際会議の様な大きなテーブルに着いて、みんなで熱い議論をすべきじゃないのか!

なんてことを自動車教習所の教本をパラパラめくりながら考えた。

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