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トップレコーディングエンジニアに共感!

ニラジ・カジャンチ氏 NK SOUND TOKYO

たまたま、youtubeおすすめで上がってきた動画、長尺だったけどデザインの仕事にも共感するところが多かったので、要約まとめです。偶然神戸生まれの方!日本語ペラペラです。

ニラジ・カジャンチ
アメリカ生まれ、日本育ちのエンジニア / スタジオオーナー。アメリカでキャリアをスタートさせ、マイケル・ジャクソン、リル・ジョン、ティンバランドらの作品を担当する。2000年代後半に日本に来てからは三浦大知、RIRI、Chara、佐藤竹善(SING LIKE TALKING)、大森靖子、Little Glee Monster、SUGIZO、[Alexandros]ら幅広いアーティストを手がける。

https://natalie.mu/music/column/364125/

クリエイティブとビジネスのバランスが大事

音楽業界をミュージックビジネス+クリエイティブという考え
お金のことはどうでもいい、クリエイティブが大切なんだ!では、クリエイティブな自由は得られない。ビジネスとクリエイティブのバランスが大事!

クリエイティブな仕事を時給で考えるのに違和感がある。

エンジニアは日本では時給で雇われる。早くできたら、ギャラが安くなるのは?でしょ。。自分の今までの経験があって早くできるのなら、1曲いくらで払うべき。

ピカソも同じような逸話がありましたね。なにか日本って、何時間仕事の苦行に耐えたかの頑張り代みたいなことが給料になっている文化が未だにあります。

自分の中のもともともっているなにかに気づく

お金だけ持ってて成功している人はいない。何かしらみんな「お金じゃない何かを持っている」

これは少し気づきになりました。確かに資本だけの人が成功していることはほとんどなくて、それ以外の何かしらがあることが重要ですね。で、だれしも何らかの”それ”を持っているとおっしゃってました。内なる気付きが必要です。


五感を磨く!

意識すること(ウォシュレットのサウンドの違いに気を止められるか?メーカーはそのへんも日本のユーザーにマッチさせて開発してる)分析ぐせをつける。今出来上がっている作品(クリエイティブ)は今までの自分の経験から出来上がっている。機材・テクニックではない。

これは、デザインもかなり共通する部分があります。普段の中で、デザイン的な視点を持つことだけでも、風景が違って見えます。デザインのスキルアップ練習方法も人と違う視点を養うために、妄想力を鍛えるのは大切。
また、注意深く観察・分析することも大事。目に入った広告物などのフォント、色、写真、コピーなど見えるところだけでもたくさん分析するところはあります。

スタジオではもう最終のミックスが見えている!

スタジオに来るときは、勝負の時間。すでにミックスの音はできている。スタジオ外での時間の大事さを感じでほしい。

デザインも、どっちかというと原稿が来て素材を探してという段階でほぼほぼ、上がっていることが多いです。パソコンでレイアウトをいじりだすと、もう思っているイメージを再現するだけ、あと、確認、微調整ですね。
昔は本当に電車の中が一番アイデアが出やすかったです。


最低限の技術は必要だが、それを得るのは難しいことではない

技術的なスキルは、たしかに必要。イメージしているものを作り出す技術的なものは必要だが、それは簡単に経験で得ることができる。

生徒さんは大半は最初はソフトの使い方や、テクニックを学びたいと思ってきますが、ここからそれだけじゃないというところにマインドシフトさせることが大切ですね。いつも、苦心します。たしかに、簡単にじゃないけど今の時代、技術を得るのは難しいことではないのかもしれません。

イメージにして思考できるように

音をイメージマップできる。=>紙に音をイメージして描ける

彼は、もう音を映像化できてる。楽器の配置と機材の接続などが大きなマップになっているよう。求められていることを判断して、一瞬でそのマップから周波数帯の空き領域を見つけて、どう楽器を配置させるか、そのための機材の選定など回答を導き出しています。抽象的なものほど思考している段階で映像化できることが重要ですね。俳句の先制(夏井先生?)もさんざん映像化っていうのが大切っておっしゃってます。

学校では本当は方法や、テクニックを学ぶものではない

学校に囚われすぎない。授業をとった先生からは、テクニカルなことではなく、マイセルフを磨くスキルを教わった

個性や経験をできるだけ活かす授業をしたいと思っていますが、やはり時間的なものとか、テクニック的な内容を期待されることが多いので、難しいですね。これも精進したいと思います!


意識すべきこと

  • 業界で自分のポジショニング

  • どういう人が発注者になるのか?

  • 何をしたら、仕事を振ってもらえるのか?

まとめ

  • 運を確実に引き寄せて、ものにする準備とトライ精神

  • 五感が大事

  • ビジネス的なセンス/考え方を持つこと

  • テクニックや技術的なこと以外を学ぶ姿勢

UnsplashSteve Harveyが撮影した写真


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