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デザインスクール終了後に待ち受けること

先日、CLASS99.99 photoshop,illustrator,XD クラスが一旦終了しました。
受講された皆さん、お疲れ様でした。これで、晴れてデザイナーデビュー・・・・とは行かないのですね。。。

実務経験!!

求人を検索すると必ずでてくる”実務経験”という悪魔ワード!
いくらスクールで色々勉強したことを完全にマスターしても、この実務経験はクリアすることはできないですね。
まして、数ヶ月で未経験から習い始めてそのレベルになるには、まず不可能です。(よく終了後すぐデザイナーデビューとか謳っているスクールは一体どうやってるんでしょうか?)
求人をする方も、実務経験という枷をはめておくと、採用ミスがなくなるというリスク回避だとは思いますが、できる人を採用するのも難しいですものね。
稀に、実務経験何年という条件が課されていても、未経験で就職できた方もいらっしゃいました。

圧倒的に不足している場数!

実務経験もそうですが、現場でデザイン制作をやるには、やはり使い方だけではなく制作数(場数)をどれだけこなしているかが鍵になります。
これはどんな世界でもそうですが、数と時間やったもの勝ちです。
ただ、スクールでカリキュラムを組むと、基礎オペレーションが中心で制作数は少ないカリキュラムになってしまいます。
家で自主的に制作してくださいねと言ってもなかなかできないですよね。

場数を増やすコツ1:誰かのために作る!

知り合いでもいいし、なんだったらクラウド系のワークサイトでもいいです。要件があってそれに対して制作をする。特にちゃんと納期があるものをやってみることが必要です。
学校でも”いついつまでに提出!”とかいうと、かなり余裕を取っていてもブーイングになることは必至なので、ついつい”いつでもいいよ”とか言っちゃったりするんですが、だめですね。。いつまでたっても制作始めないようです。なので、ある日時までに必要な人がいる課題がいいですね。知り合いなら少し遅れたとしても待ってくれるし、大目にも見てくれるので。
(ワークサイトはだめですが)

わたしは、新人の頃は出来もしないのに仕事を受けてきて、納期までになんとかするという、ドSな習得方法でスクールにも行ってないのですが色々できるようになりました。ただ、これはオススメしないです。

場数を増やすコツ2:イベントごとに作る!

日本人はなにかといろいろイベントが好きなので、そのためのチラシやポスター、グッズはいろいろ存在します。
ざっと考えただけでも、

  • クリスマス

  • お正月(年賀状)

  • 大晦日

  • ハロウィン

  • バレンタインデー・ホワイトデー

  • ひな祭り・端午の節句

  • などなど

特に、年賀状、クリスマスカード、バレンタインカードなど知り合いや友達に渡して、手軽に反応が見れるものがいいですね。
特に年賀状は、毎年難解な干支というテーマ設定があるし、くらいデザインや不快な要素があるとだめなので、場数としてはもってこいですね。昨今出さない方が多いですが、LINEで送るにしても自分で作った画像データとしておくるとかすれば、今どきの年賀状として良いと思います。

CLASS99.99でも、課題制作コースを創設

こういった状況で、自主的に作品づくりをしても、出来上がったものを添削してもらったり、評価してもらえるところはなかなかないのが実情だと思います。特に一旦スクールを卒業してしまって、ポートフォリオをうまく作れず就活に苦戦している人は本当にたくさんいるということを目の当たりにしてきました。
ということで、課題制作に特化したコースを計画中です。まだ、詳細詰めれていないですが、空いてる時間に作業をしに来てもらってもいいし(作業中の質疑応答に対応します)、作品を持ってきてもらってもいいし(アドバイス、添削)というフリーアクセスな場を提供できればと思っています。
また、実務経験という条件をクリアする講座は難しいですが、ワークサイトなどから受注した仕事で、納期の余裕があり、クライアントさんの了承が得られる案件があれば、受講してくれている方にお願いすることで、採用された実績をポートフォリオに載せることができるようになります。これは、だいぶ強力な武器になると思いますので、できるだけ頑張って実現してみたいと思います。

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