学童保育崩壊した翌年は②
昨年度までの支援員の半数がやめてしまった新年度。
事務作業のしわ寄せがすごい。
毎月、振り替え休日などの手紙作成、記録、シフト作成、出勤簿の作成、電話応対、などなど。
PC作業が苦手な支援員も多いため、分担できない。
幼児保育がやりたい保育士に、学童保育の手紙作成を任せるのはまだ早い。
週に3日も来ない無資格者には任せられない。
記録してと言っても記録に残さないから、耳から入れた情報を記録する日々。
え、自分の業務って事務でした?
小学校や発達支援センターの動きも把握しながら、今日、明日、来週、来月の動きも考える。
今年度も子どもたちの置かれている環境は厳しい。万一の支援先への繋げ方に悩む日々。
平日4.5時間で、子どもと接しながらこなせる量じゃない。
デスクに座っていたら、「あの人子どもと遊んでない」と言われる始末。
とにかく残業時間がすごい。
すごいのに大した金額にならない。
そんな中、他自治体で保育や療育、学童保育の経験がある支援員が奇跡的に今年度は在任しているわけですが…
働いて数日でバレる自治体の無能さ。
残念すぎる。
「予算のつけ方から間違ってる。」
「そもそも学童保育に理解がない。」
「支援員の配置数が安全配慮されていない。」
「無能が上にいると、下が苦労する。」
その通りでございます。
それでずっと苦労して、どうにもならない日々でした。
どこに助けを求めても、誰も助けてくれない年月でした。
もちろん言い方はとても柔らかかったですよ。
もう、自治体を怒ってほしい。本当に。
在任してくれている間に、本来の学童保育の見本を見せてもらいながら、自分の放課後児童クラブにどう落とし込めるか、学ぼうと思います。
そして、自治体として誤った認識の中で、どう動けばいいのか助言をもらい、組織運営を学ぼうと思います。
その上で、いよいよ来年度の自分は、学童保育の世界にいないかもしれません。
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