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雨の日の体育、カメラになりたいと思った日

今日は体育があった。前回noteを書いた日も体育の話をしたが、今回もまた体育。
少し調子が悪いような気もしながら学校に行き、職員室で資料をコピーさせてもらった。その後、自習スペースで課題をやり始めたのだが、何も頭に入ってこない。文字が読めない。授業までに1/3ほどしか進まず、気が滅入る。更衣室に入り、着替えて体育館に出た。

出てから思った。友達のテンションについていけない。
「なんかみんなテンション高くない?あたしが低いだけ?」
そういってとりあえず笑っておいた。

普段、先生の話は長いと30分ほどかかる時もあるのだが、今日は10分足らずで終わった。そのまま授業が始まり、一斉に軽めの運動をした。その後は、バドミントンかバスケか、好きな方をやることになった。
私は基本的に運動が苦手だ。走るだけならまだいいのだが、球技と水泳なんて全くできない。バドミントンもバスケもどっちもいや。そんなことを思いながらも友達がバドミントンをするというので一緒にするも、30分ほどで「バド飽きた~」なんて言うのでバスケに移った。

バスケは何故か男子ばかりで、友達も私もその中に入ることを臆して、体育館の隅でたむろしていた。
そのうち、誰かが投げたボールが落ちてきた。誰も拾わないけどいいのだろうか。そう思いながらもう一つ思った。写真にしたい。このボールを写真に撮りたい。
そんなことを考えていると、そろそろやるかぁと言わんばかりに友達は立ち上がり、ボールを投げ始めた。
友達やクラスメイトを見守りながら、あぁ、この風景を写真にしたい、動画にしたいと思った。授業中はもちろんスマホなんて使ってはいけない。仮にスマホで撮るとしても、私は撮るのが不得意だ。撮りたいと思ったように撮れはしない。でも写真は好きだ。私のこの視界の中。そのまま写真になってしまえばいいのに。でも私の体も視界に入る。体が邪魔だなぁ。そこで気付いた。

あ、カメラになりたい。

私がカメラになればいいんだ。もちろん実際にカメラになれたとしても、カメラになった私は、意思や自分で動ける体など持ち合わせていないだろうから、私を使ってくれる人によっては、私が思っているものとかけ離れた写真になるかもしれない。そんなことは考えず、ただ、カメラになりたいと思った。カメラになって、好きな風景を好きなように写真にしたいと思った。

そのうちカメラのことも勉強したい。大学に入って、カメラサークルなんてのがあれば入ってみようかなとも思う。

(注意…今日と書いていますが、昨日の出来事です。)

#日記 #日記のようなもの #高校生 #カメラ


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