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被害者意識の修正方法

 先日、被害者意識のお話を書きました。

 被害者意識が無くなれば無くなるほど、望む人生を創りやすくなるのですが、本日はどうやって修正するかを書きたいと思います。

 わたし自身フラクタルを学び初めて約一年半。自分の中の被害者意識に気付き修正を続けてきてかなり無くなってきたかなと思っていたのですが…。『上司のせい…』と無意識に思考している自分を発見。
この『上司のせい』と言うのを具体的に言うと、『管理者なのに、問題を理解してるはずなのに、こうしないとゆくゆく危ないですよと伝えてるのに、なんで改善してくれないの? なんでわたしの伝えていることを理解してくれないの?』

※こう書いてるだけで、わたしってなんて生意気なのか!と恥ずかしくなります…。

 『わぁーまだまだあるんだ!わたしの被害者意識!』と少しだけ愕然としましたが、気を取り直しさっそく修正に取り組みました。

【修正方法】
1. 相手に言いたいことは、自分(の深層意識)に言いたいこと。

 フラクタル心理学では、自分の深層意識が周りの人となって登場すると考えます(360度自分)。すると、上司に言いたいことは、自分(の深層意識)に言いたいことになります。

 つまり、わたし自身の中に、今または昔に『問題がある、改善ポイントがあるのに何も行動できてないことがある。』ということになります。

 これはズバリ思い当たることがあります。それは『今、やるべきことがあるのに、なかなか行動取れてない。』です。
自分ができてないことを相手に要求するのはおかしいですよね。上司に見る問題を解決したいなら、自分がやるべきことをきちんと行動していく必要があります。

2.立場を考慮に入れる(上司と部下の関係)。

 こちらもとても大切です。
 上司と部下の関係は、まさに家族内の父親と子どもの関係。つまり、幼い頃の父親と私の関係が、今の上司と私の関係を作り出しています。上司を心の中で責めているこの現象からすると、どうやら、幼い私は父親に対して『父親なら何でもして当たり前!』という意図があり、自分の要求をぶつけて『なんとかしろ!父親なんだからやるのが当たり前だ!』というとても生意気な態度を取っていたことになります。(これまた書いているだけで恥ずかしいですが…。)
 当然、幼い頃は、視野も狭く経験もない。そんな状態なのに、全てを知ってるかのような態度で父親を責め立てていたのです。わたしの場合は、心当たりありますが、無い場合でも現在起きてる事象からそのように予測出来ます。

 この場合の修正方法は以下の通りです。
 6歳以下の小さな自分を目の前にイメージしてこう言います。

『あなたは、父親ならなんでも出来て当たり前だ!わたしの願いを聞け!そんな風に思っていたんだね。わたしが1番偉いんだ!と思っていたんだね。でもね、それは間違いだよ。あなたはまだ小さくて何の能力も無い、親に助けてもらわないと生きていけない存在なんだよ。お父さんはあなたよりたくさんのことを知っていて何をあなたに与えるべきかも知っている。あなたの希望は大人の立場からすると聞くべき必要はないものだよ。お父さんはあなたより高い視点から物事を見てる。だから、自分が正しい、お父さんはわたしの言うことを聞くべきを止めなさい!
なにかどうしても叶えたい願いがあるなら、自分で考えて行動して叶えなさい。そうやって自分の能力を上げていきなさい。あなたならできる。うまくできる。大人のわたしがついてるから大丈夫だよ』

 これをしばらくの間、何度も、幼い自分をイメージ(←これが大切)して、言い聞かせます。

 わたしの場合は、こんな優しい言い方でなく、もっと強めの口調で幼い自分に言ってます。

 これを続けていくと、状況が改善されていくんです。時間はかかるかもしれないですが根気よく続けていきます!

 この修正を行う時、他人は自分、自分が今の現実を創り上げてるんだなぁ、そして自分で状況を変えていける(コントロールできる)と本当に感じます。