今の時代シンパシーよりエンパシー?感情の共鳴が生む広告と広報の力
好きな揚げ物はイカ。
こんにちは、澁谷です。
上司が言うんです。「これからの採用はやっぱエンパシーだよね。」
何すか!それ!
今回のテーマは「シンパシーとエンパシー」。相手に想いを伝えるには共感が必要だと多くの人は言いますが、さらに重要なのがエンパシーだということ。
広告や広報の仕事をしていると「感情の共有って、本当に大切だよね?」と感じることがあります。
特に広告や広報の世界では、届けたいターゲットへ感情に共鳴することが、メッセージの伝達に非常に重要です。今回は、シンパシー(共感)とエンパシー(感情移入)がどのように広告や広報に影響を与え、それをどう活用するかについて掘り下げていきたいと思います。
感情の共有が生む強いメッセージ
感情の共有、それは広告や広報における最も強力なツールの一つです。
シンパシーとエンパシー、この二つは似ているようでいて、実は異なる概念です。
広告や広報において、これらの感情の共有は非常に重要です。
なぜなら、人々は自分の経験や感情に基づいてモノやコトを理解し、記憶するからです。
例えば、あなたがある製品の広告を見て、自分の体験や感情とリンクする瞬間、その広告のメッセージは深く心に残ります。
これは、料理をする時にスパイスを加えるようなもの。適切なスパイスが料理の味を引き立てるように、感情の共有が広告のメッセージを強く印象づけるのです。
ストーリーテリングの力
次に、シンパシーとエンパシーを活用するためのキーとなるのが「ストーリーテリング」です。
人々は単なる事実よりも、物語を通じて伝えられるメッセージに強く反応します。これは、人間が本来持っている「物語への共鳴」という特性に基づいています。
良いストーリーテリングは、聴衆に対してシンパシーとエンパシーを刺激します。例えば、商品やサービスの背後にあるストーリーや、それを使う人々の日常の一コマを描くことで、ターゲットはその物語に感情移入しやすくなります。
感情を動かすビジュアルの使用
最後に、シンパシーとエンパシーを高めるための重要な要素が「ビジュアル」です。人間の脳は、視覚的な情報を特に効率よく処理するため、ビジュアルの使用は感情を動かす上で非常に有効。
採用活動においてスライドデザインは非常に重要なツールです。
「我が社で一緒により良い未来を作りましょう」と訴えかけても、
何を伝えたいのかわからないスライドだと、
想いが届くどころか「ダサい」の一言で離れていってしまうことも。
内容が大切なのは百も承知ですが、
プロが作らずともテンプレを活用し、デザインが簡単に作れる時代。
デザインが民主化した現代社会において、デザインを置いてきぼりにするのはナンセンスなことなのです。
まとめ
シンパシーとエンパシー、この感情の共鳴は広告や広報において非常に強力な力を持ちます。感情の共有、ストーリーテリング、ビジュアルの使用、これらの要素を組み合わせることで、メッセージはより深く、より強く受け手の心に届きます。
多くの採用担当者は声を揃えてこう言います。
そんな方々のために、弊社ではスライドデザインのノウハウを提供しています。
前回の記事ではZ世代を虜にするスライド資料についてのお話をしてます。
皆さんも、これらの要素を日常のコミュニケーションに活かしてみてはいかがでしょうか?
今回の記事が、皆さんの広告や広報活動に役立つヒントになれば幸いです。共感と感情移入の力を活用して、より心に響くメッセージを届けましょう!次回の記事もお楽しみに!
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