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人の話を「ちゃんと聞く」とはどういうことか。あなたは説明できますか?

こんにちは!(^^)!

誰かと会話をするときには皆相手の話は聞いていることでしょう。まさか会話の内容を振り返っていつも何一つ覚えてないなんてことはあまりないと思います。

では、「ちゃんと話を聞く」とはどういうことでしょうか。言葉で説明できますか?

今日はそこを深掘りしていきたいと思います。


相手を「個」として扱う

相手の悩みを聞いて、それにしっかりと答えようとしているよくある会話です。

「そんな悩みがあるんだね。あなたはAさんの性格に似てると思う。Aさんは○○してるからそうやってみたら?」

「僕はつらい経験を乗り越えたことがあって今があるんだ。あなたも同じようにつらいことを乗り越えると、見えるものが違ってくるかもしれないね。」

一見何も問題のない会話に見えますが、実はこれ相手を「個」として扱っているとは言い難い返答です。

人は自分を似たものに「分類」されたり、「一般論」として自分の悩みを扱われることで、「個」として扱ってもらっているという実感が乏しくなり、大切にされている感じが薄くなります。

「私はAさんじゃない」「私はあなたとは違うんだ」という反発につながります。

悩みや不安を聞く時には、まずは頭の中で相手を何かに「分類」することや、「一般論」を当てはめようとするのをやめ、相手の「個」の問題であることを認識して聞き入ることが大切です。


最後の最後まで話を聞く


当たり前のようで、当たり前にできていないのがこれです。

相手の話したいことを全て聞き終わってから、あなたは話し始めてますか?

まだ相手が話終えてないのに

「要するに○○ってことなんでしょ?」と勝手に要約したり、

「あ、私も同じ経験あったな!その時はこんな対処方で解決できたよ!」と勝手に話を完結させる。

相手が話終わったかどうかを見極めるのはすごく難しいことです。話を全て聞いていたら日が暮れてしまうかもしれません。

でもそれでいいのです。

相手が話終えたと思えた瞬間が「話を聞いてくれた」と思える瞬間なのです。

話を勝手に要約してしまうことは、相手の話を省略してしまっています。あなたは少し腑に落ちない点があるから「こういうことだよね?」と要約して確認しようとするのです。腑に落ちない点があれば、全て理解できるまで「質問」をしましょう。そうすれば相手もすべてを話すことができます。

また自分の経験を話すことも悪くはありませんが、相手の話を遮ってまで話す必要はないと思います。あなたの経験談はあなたの話であって、相手の話ではありません。相手がすべて話終えた後に話してあげてください。最後まで話を聞いてくれて「全て受け入れてくれた」と実感できた相手は、あなたの話を受け入れてくれることでしょう。

ただ、悩みの解決策はあなたが持っているのでなく、相手が持っているということを肝に銘じておいてください。


最後で読んでいただきありがとうございました。

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