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サンドウィッチの黄金期。メルボルン

こんにちは。

突然ですが、オーストラリア料理ってなに?と聞かれた際、皆さんはなんと答えますか?

フィッシュ&チップスはイギリスだし、料理名に”オーストラリア”ないしはそれを表す用語が用いられているものは、だいたい卵メインに演出してくる料理だけどジャンルレスだし、アンガスビーフがあるからステーキっていうのも、、、

といったように、私の中でも特に答えを絞り切れず、生まれも育ちもオーストラリアの人たちに聞いても、さくっと回答が返ってきたことがありません。
その背景としてあるのが、やはりイギリスによって定植・統治されその後様々な国からきた移民が国家を形成していくようになるといった、先住民の文化を消そうとした過去と多民族国家となった歴史の変遷にあるといわれます。

この多民族国家となった流れにより、オーストラリア内でも文化的多様性が謳われるメルボルンではどうもサンドウィッチがアツいみたいです。(ブームというよりは、長く根付いておりカフェ文化に付随しているようにも思えます。)

こちらの記事によると、イタリア系のデリ文化とベトナムのバインミーが今のメルボルンのサンドウィッチシーンの骨格となっているそうです。
イングランド由来であるサンドウィッチなのに、イギリスについては触れられていないのが少し気になり、サンドウィッチとメルボルン・オーストラリアの歴史を紐解いた文献や記事がないか探してみましたが、見つからずでした。(知っている方がいれば教えていただけると嬉しいです。)

前回の記事で記載した通り、コーヒーの文化が深く根付いている・窓ビジネス(スキマを活用した持ち帰り専門のビジネス形態)といった要素が後押ししていることに違いはないでしょうが、サンドウィッチは本当にどこにでもあります。
先ほど共有した記事の推測では、度重なるインフレによる食費の高騰も相まって、比較的安価で贅沢できるサンドウィッチは今年度の注目株とのこと。

パニーニ・バインミーのほかにもベーグル系やクロワッサン系のサンド、メルボルンではニューヨークスタイルやキューバスタイルとして紹介されるルーベンなど、サンドウィッチも多種多様です。(日本系としては、カツサンドがあります!)

メルボルンにあるサンドウィッチでどんなの?と気になる方は、下記のサンドウィッチ特化型インスタグラマーの方々の投稿を覗いてみてください。
ちなみにオーストラリアスラングでサンドウィッチはサンガ(Sanga)といいます!


ではまた!

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