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【日本の価値は高い】日本の伝統芸能は世界を見ても歴史が長い。どう成長させるかを考えた。

昨日飲みに行った際に、伝統芸能の演奏家(三線)に転身し、フリーランサーになっている人に出会い話をしていた。熱意を持って伝統芸能を拡げていくのだと意気込みを語ってくれた。

彼と伝統芸能の話をする中で、「日本の伝統芸能の価値と希少性」について気付きを得た。あまり大きな人気がない伝統芸能だが私は大きな成長性があると考えている。

改めて伝統芸能を考えてみると日本の伝統芸能の価値に気付く。まずは歴史が長い事だ。例えば能は1350年頃に芸能の形を確立する。650年の歴史がある。650年続く伝統芸能は世界的に観て歴史が長いのだ。

日本はヤマト政権の樹立から滅びずに今日まで続いていて、国家としての歴史が長い。歴史上国家は生まれては滅ぶ事を繰り返してきた。それはヨーロッパも中国もアメリカ大陸もどの大陸でも同じ事である。日本は地理的にも島国で攻めにくい事もあり、極めて稀な国家だ。他の国では文化が起こり芸能が栄えても、それを治める国や民族自体が交代してしまう為に、芸能の継続が困難であったと考える。

クラシック音楽も1550年頃からの音楽で、450年程の歴史である。日本の伝統芸能と比べると歴史に200年の差がある。

日本の伝統芸能は歴史的価値が非常に高いのだ。目立たずに埋もれてしまっているのが残念である。

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