しと競馬

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最近の記事

逃げ馬なら距離が短い方が有利?

結論から言います。逃げ馬なら距離は長い方が絶対に良いと私は思っています。 力の足りない逃げ馬が短距離で勝つことはまず不可能ですが、距離が長くなるほど後方の有力馬につけ入る隙が出来るのです。 この記事を書こうと思ったきっかけは、この前のテレ玉杯オーバルスプリント2021 僕はネットで競馬の情報収集するのが趣味なので、色んな人の意見などを見ているのですが、こんな一言が。 「アランバローズは前走の2000mでもう厳しそうだった。1400mになる今回は絶対にプラス!」と 説明し

    • 「ハイペースは差し有利、スローペースは逃げ有利」は嘘

      これだけは言いたい、競馬の嘘。 よく、ハイペースになると後方にいた馬が有利、スローペースになると逃げている馬が有利と言われますが、これは嘘です。もちろん、当てはまることも多いので、正しく見えてしまうのが問題なのですが。 さて、この主張をする人は根拠としてこう言います。 「ハイペースだと前にいた馬がバテて差し馬が有利になって、スローペースだと前にいる馬も余力が残っているので勝つ。」 まあそれなりには正しいです。しかし見逃している点がいくつかあります。 例えば、 ハイペ

      • 中山金杯(後だし)

        後から穴を開けた馬の買い要素を探せば、何を重視したら良いか分かってくるかもしれないので まあ今回は別に穴開けられてないんですが ケイデンスコール→右回り左回りというより、後ろからの競馬にこだわって負けていた。岩田騎手が前付けするようになり覚醒。それを見抜けていた人は買えるようで。 バビット→スロー専ですよ トーセンスーリヤ→中山金杯のテリトーリアルといい、最近の馬券購入者は、枠で有利だからとすぐにこういう過剰人気にする。 結果、前に行った不利枠のウインイクシードが3着

        • 高嶋活士という生き方

          競馬学校騎手課程卒業の騎手で、残念ながら未勝利のまま引退した騎手が3人いる。 1期生の谷口一明(19戦0勝)、落馬事故で引退 17期生の大沢辰也(120戦0勝) そして27期生の高嶋活士(244戦0勝)だ。彼も障害競走での落馬事故によって脳挫傷等を負い、2年ほど復帰を目指していたが敵わず引退した。その後、障害者馬術選手として活躍している。常石勝義選手も、事故にあい元JRAの騎手として同じく活動している。 ってことで、五輪のことを気にかけてなかったけど応援します。 http

        逃げ馬なら距離が短い方が有利?

          若手騎手の重賞初勝利は人気薄なのか

          先日、団野大成騎手がショウリュウイクゾで日経新春杯を勝利し、見事重賞初勝利を収めた。 2019年デビュー騎手の重賞勝利は昨年CBC賞をラブカンプーで制した斎藤新騎手に続き2人目。菅原騎手や亀田騎手も活躍しており、期待の出来る世代だ。 さて、この2人の重賞初勝利は、ショウリュウイクゾは7番人気・単勝オッズ19.6倍 ラブカンプーに至っては13番人気・単勝オッズ93.1倍であった。 そこで疑問が生じる。若手騎手の重賞初勝利は、人気薄で穴を開けないと難しいのだろうか?と。(

          若手騎手の重賞初勝利は人気薄なのか

          オカンが好きなジョッキーの名前を忘れたらしい

          「ウチのオカンがな、好きなジョッキーの名前忘れたらしいねん。」 「好きなジョッキーの名前忘れてまうってどうなってんねん。」 「いろいろ聞くんやけどな、全然分からへんねん。」 「ほんなら俺がね、オカンの好きなジョッキー一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたかとか教えてみてよ。」 「通算4000勝以上してる、日本の競馬界のレジェンドやって言うてた。」 「武豊やないかい。その特徴は完全に武豊やがな。すぐわかったよこんなもん。」 「俺も武豊やと思てんけどな、オカンが言

          オカンが好きなジョッキーの名前を忘れたらしい

          競馬予想には順序が大事

          私は競馬予想をするときは穴狙いだ、穴狙いが勝てると思っている。さて、穴馬を狙う時にはいろいろなファクターがある。しかしここで絶対に順序を間違えてはいけないのだ。 最近はこう思っている 馬の格(馬自体の強さ)>馬の仕上がり>馬場適性≧コース適性=騎手 穴党が良くやってしまうのが、完全に格の違う相手にコース適性のある馬で挑んでしまうこと。これでは勝てない。菊花賞のコントレイルには、結局長距離適性のある穴を狙っても勝てないのだ。(ただしこれはペースが遅く、結局ヨーイドンでのス

          競馬予想には順序が大事