見出し画像

Oisixが夫を1年で料理できる人に変えた

近くのデパートに夕方遅く出かけた、久しぶりのおひとり様タイム。
感染拡大中であるが、気分転換が必要すぎた。完全防備、いざゆかん、うきうきで爆走。

デパートなんていつぶりだろうか。
デパートには夢がある、希望がある。コンパクトにたくさんのブランドがまとまった婦人服フロア、独特の香りを醸し出すお化粧品フロア、高級お惣菜に一つ一つ丁寧に作られた宝石のようなケーキやさんがひしめく地階。いつもの日常もとりわけ特別に見えるのは自粛がもたらした感覚。

滞在時間90分、結局ほしかった靴は気に入ったのが見つからず、自分のものは何にも買わず子供のものとお土産のパンを買って帰宅。20:00前に着。

「夕飯食べてね~」
といいながらすっぽんぽんで走り回る息子をふろに入れようとしている夫。

「あー神様仏様夫様!超絶楽しかったよ、デパート」

夫は好き好んで世の中でも忙しいとよく言われる仕事の一つについているが、まぁ、びっくりするほど育児が好きである。保育園のママ友に「あんなにイクメンだって付き合ってるときから知ってたの?」という謎の質問を受けることもあるが、もちろん、知らなかった。子供好きだな~くらいはわかっていても、育児のみならずすべてにおいて、実際行動がどこまで伴うかは、まったく未知数だから結婚は博打である。

とはいえ、違う生物だから、妻の、母の、女の気持ちは100%わからんし、こっちもお互い様であるから、喧嘩もしたし、すり合わせ作業は今も続く。

家に帰って夫の作った主菜、副菜2品、ごはんが並ぶ。すべて手作りで野菜たっぷりでうまい。

夫はシェフ並みに料理がうまい

のではなく。

全部oisixである。

「帰ってごはんが並んでいる」というのは1年前は夢物語だと思っていた。それが現実になっていることを感じて、これを書こうと思った。

ステマではない。そして、今後も人生フェーズに合わせて様々なサービスやプロダクトを検討し変えていく必要があると思っている。しかしoisix様には感謝申し上げたいと思っているのである。

前述の通り、夫は育児にも励み、家事もする。たまにちょっとから回ったりして、また逆もしかりでXXがへたくそだーとか言われて、激しくバトルすることもあったが、基本ありがてぇ!!!のである。しかし、彼は料理だけは全くできなかった。付き合っているとき「たまに簡単なものを」的なことは言ってたが、これは大外れだった。

私は、料理が好き、作るのも食べるのはもっと好き。でも料理は作る、というのだけではなく複数工程がある。めちゃんこ労力がいる。

・メニュー、栄養のバランスを考える
・買い物に行く
・冷蔵庫のストックを把握
・作る
・盛る
・食器を洗う

ざっと考えても、こんなにも工程がある。

夫は、俺は料理だけはできないから「お惣菜かってくりゃいいじゃん」お金で解決しよう。と言っていて、最初はそうね、と思っていた。しかし、私の激務week&家族の体調不良が重なったとき、すべて外食&出来合いは、出かけるのも食べるのも疲れるし、なにより、共働きなのに料理だけ上記工程をすべて最初っから放棄されていてとてもunfairだなと思っていた。

そこで夫は自動調理器の導入を検討しはじめた。
世には、男心をくすぐるメカというのがあるらしい。

あと、2ポチくらいで買おうとしたところで、

「俺、野菜の切り方わかんねーわ」

ということに気づいたらしい。

そして、自動調理器の導入前に、包丁を持つ訓練をしようと思いたったそうで、oisixの導入にいたった。友人から聞いていたものの「値段が高い」と思っていた私は、最初及び腰だったが、米国時代のスーパー代に比べると安いじゃん、とか変なロジックを持ってきて、まぁものは試しに、ということでやってみた。そして約1年がたとうとしている。週に3-5日、野菜や肉や魚がレシピと一緒に運ばれてくる。

結果、
・夫がなんでも作れるようになった、作ろうという気持がわくようになった(オイシックスレシピ以外も)
・夫婦喧嘩が決定的に減った

確かに、近所のスーパーで買うことを考えるととても高い。
けど、特にこの2番目が解決されたことに、とてもとてもとても価値があると考えている。そしてカボッコリーやおかひじきなど未知の食べ物に出会えるのがとても楽しい。

そして、帰ってきて「できてるよ~」と食卓に並ぶおいしそうなご飯の数々が、めちゃんこうれしい。私:「これどうやって作ったの?」夫:「え、わ、わからん。」レシピをなぞるのに必死過ぎて覚えてないらしいが、誰が作っても美味しくできるのもまた、素晴らしい。

次こそは自動調理器の導入へ。我が家の家事ジャーニーはこれからも続く。その前に息子が作る方が早いかもしれない。