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時計もサステナブルに!~CITIZEN Sustainability

こんにちは!シチズン時計採用担当の梅山です。

近年、多くの企業が取り組んでいるサステナビリティ。
シチズンでは、光発電技術「エコ・ドライブ」をはじめ、環境に配慮した技術・商品開発に長く取り組んできました。さらに、2019年度からは「サステナブル経営」を掲げ、事業を通じた社会問題解決にも積極的に取り組んでいます!

今回はシチズンの取り組むサステナビリティについて、一部をご紹介いたします。

「エコ・ドライブ」で廃棄電池削減

太陽の光や室内の光を電気にかえて時計を動かし、余った電気は二次電池に蓄えることができる、それがシチズン独自の技術「エコ・ドライブ」です。
「エコ・ドライブ」の技術により、従来クォーツ時計にとって当たり前だった定期的な電池交換をなくし、廃棄電池の量を大幅に削減しました。1年間の削減量を高さで表すと、エベレストに匹敵する約8,400m(※)の高さになります。
シチズンが世界に誇る、人にも地球にも負担をかけない環境にやさしい技術です。
※2009年以降の「エコ・ドライブ」搭載モデル全世界販売数に基づく試算。

エコ・ドライブはこちらの記事でもご紹介しています↓

サステナブルな素材を採用

2012年に誕生した「シチズン エル」は、サステナビリティをブランドの根幹に位置づけ、地球環境や人に配慮された腕時計を提供することで、美しい地球の未来を守ることを目指したサステナブルウオッチブランドです。

時計に使用する素材についても、環境に配慮した素材を中心に採用されています。例えば、回収されたペットボトルから生まれたポリエステル繊維や、パイナップル生産の際に大量に廃棄される葉の繊維から作られる天然素材がバンド部分に使われています。

オフィシャルブランドサイトはこちら ↓

時計を長持ちさせる「AO オイル」の開発・共有

時計が動き続けるため欠かせない素材の一つが、オイル(潤滑油)です。オイルが劣化すると、電池の消耗や部品の劣化を引き起こし、時計は止まってしまいます。
シチズンでは、オイルの研究も進めてきました。部品が劣化しにくいサラサラの「AOオイル」を開発し、時計を長持ちさせ、時計の低温動作性(温度が低い、寒いところでも時計が動くこと)も向上させることに成功しました。さらにシチズンは、この「AOオイル」の技術を独占せず、世界の企業が使えるようにしました。「よいものはみんなでシェアしよう」そんな心がシチズンのDNAに根付いているのです。

責任ある鉱物調達への取り組み

タンタル、スズ、金、タングステン、コバルト・・・・・時計づくりには複数の鉱物が必要不可欠です。これらは採掘現場で児童労働が行われていたり、武装勢力の資金源となるリスクがあるため、シチズンでは鉱物のサプライヤーに毎年調査を実施し、「人権侵害等が行われていないか?」確認を行っています。
また、時計の華とも言えるダイヤモンドも同じ問題を抱えています。そこでシチズンは天然ダイヤモンドと同じ硬さと輝きを持ち、環境、安全、労働基準に最大限の考慮をしてラボ(研究所)で作られた「ラボグロウン・ダイヤモンド」を積極的に採用しています。
誰かの犠牲の上に成り立つ時計づくりを行うことがないように。シチズンは、持続可能な選択であることはもちろん、悲しい背景とは関わりのない、責任ある鉱物調達に取り組み続けます。

CO²排出量の削減

シチズンでは、気候変動を止めるためにCO²を減らす取り組みも積極的に行っています。

腕時計の取扱説明書を9言語でデジタル化することで、年間CO²排出量20トン・紙37トンの削減を実現させています。
また、腕時計のボックス(時計を入れる箱)をマングローブの樹にかえられる「Eco Tree ACTION」プロジェクトを2020年にスタートさせました。
シチズンブランドの腕時計を購入した際、「ボックス不要」を選択すると、製品ひとつにつきシチズンが国際NGO団体の「NICE」を通じてマングローブの苗を1本寄付していきます。


いかがでしたか?
シチズンはサステナブルなものづくりを通じて、地球や社会に広く貢献していきます。
シチズンの名前に込められた「永く広く市民に愛されるように」という想いは地球や次世代の未来へも向けられたものです。
美しい時間を「ずっと」、世界中の「みんな」と共有できるように。

今回は一部のご紹介となりましたが、シチズンのサステナビリティへの取り組みに関心を持っていただけたら以下のサイトも是非ご覧ください!

次回の記事もお楽しみに!