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顧客志向が強いリーダーの考え方 〜仕事を通じてお客様の人生の一部を共に歩む〜|FLEXY部 土田真矢

ハイクラスの業務委託エンジニアとのプロジェクトで企業の経営課題を解決するサービスを提供している“FLEXY”。
2016年からサービスを提供開始し、7年目となる今、所属メンバーは現在約40名の組織となっています。

今回インタビューをした土田さん(以下つっちーさん)は、FLEXY部のリーダーとしてチームを牽引しながらコンサルタントとしても活躍し、2022年10月度・12月度MVPを受賞しました。
今回はそのつっちーさんのお客様に徹底的に向き合うスタンスや、チームメンバーへの想いについて聞きました。

※MVP:全社で最も予算達成率の高かったコンサルタントへ贈られる賞


土田 真矢|コンサルティング本部 FLEXY部 リーダーコンサルタント
京都から進学を機に上京、資生堂の美容部員〜最大手ヨガメディア運営会社でのプランナーを経験後、家庭の事情により退職。その後、大手人材会社でのエンジニアリングコーディネーターや、人材会社営業を経て、サーキュレーションに入社。現在はリーダーとして、IT課題に向き合うFLEXY部で奮闘中。動物が大好きで、愛犬とdogrun巡りが日課。

1、「人」と歩んだこれまで

ーー受賞おめでとうございます!まず、つっちーさんのキャリアについて教えてください!

土田(つっちーさん):
ありがとうございます!
ファーストキャリアは資生堂の美容部員でした。数年勤めた後、大好きなヨガの資格を取ってプランナーになりました。その後、家庭の事情で退職しましたが、次に選んだのはエンジニアの方々の転職を支援する仕事でした。正直、最初は興味があってこの仕事に就いたわけではなかったんですが、エンジニアという職種への知識や、「ものをつくる」という仕事の面白さに尊敬の念を抱き、初めて「仕事って面白い!」と思えたんです。

再度家庭の事情で仕事を辞め、派遣社員として働いていた時期もありました。そこから正社員復帰するにあたり、個人側だけでなく、法人のニーズとも向き合ってより高度な提案もしていきたいと感じてアパレル業界最大手人材会社の営業に就職。その後サーキュレーションに転職しました。

ーーかなり幅広い業界をご経験されたのですね!

土田(つっちーさん):
確かに業界としては幅広く、一見転々としているようにも見えるかもしれませんが、
一貫して「人と関わる」仕事を選んできたなと思います。元々人と関わることが大好きで、話を聴くだけではなく、お客様の求めることに対してディスカッションしたり、提案しあって一緒に創っていくことが楽しいんです!

ーー「人と関わる」が大きな軸なのですね!前職から転職しようと思ったきっかけは何だったのですか?

土田(つっちーさん):
前職の人材派遣会社では過去の経験も活かせたため一定の成績も残せていました。ただ、仕事のやりがいよりは自分の経験をうまく活かせているな、という満足感の方が強かったんです。人材業というよりは、エンジニアリングやものづくりに一度感銘を受けて魅力を感じていたので、もう一度何かの形でエンジニアリングに関わる仕事に挑戦したい、と転職を考え始めました。

エンジニア向け研修会社、自社でSaasを開発しているスタートアップなど、業種を絞らず幅広く転職先を検討する中で出会ったのがサーキュレーションでした。FLEXYというサービスは選考中に知ったのですが、企業の経営課題解決をIT人材の力で解決するということに自分の経験も活かしながら挑戦できると感じました。

ーーそうだったのですね…!まさにFLEXYのビジョンと重なる部分ですね!では現在の仕事内容を教えてください!

土田(つっちーさん):
現在はFLEXY部のコンサルタントを務めています。FLEXY部では、法人顧客へのプロシェアリング提案も、プロ人材のカウンセリングも両方行います。社会全体でIT人材へのニーズは高い一方、IT人材の数が少ないため非常に希少価値が高い状況にあるため当社では登録いただいているプロ人材の皆様が「登録してよかった」と思っていただけるように、両面型での支援を行なっています。また、稼働していただいているエンジニアのコミュニティも創っていまして、よりエンジニアに寄り添うサービスとしての確立を目指しています。

それに加えて、2022年8月よりリーダー職を任せていただくことになりました。現在は5名のメンバーの育成も担当しています。

チームミーティングの様子(左から3番目がつっちーさん)

2、もっとお客様に向き合うために選んだキャリアと顧客志向の原点

ーー今年からリーダーになられたとのことですが、当社にはコンサルタント職を極める「エキスパート職」(※)という選択肢もあった中でなぜリーダー職を選ばれたのでしょうか?

※エキスパート職:当社では、マネジメントコースとエキスパートコースを用意しており、その職種を極めていくキャリアに進みたい方は一定のグレード以上はエキスパートコースを選ぶことができる。

土田(つっちーさん):
リーダー職を選べば、もっとたくさんのお客様と関わることができると思ったからです。

実はリーダーになるかを1年半くらいずっと悩んでいたんです。
私はどちらかというとマイペースだし、人前に立つのが得意ではないので。
ただ、私自身30歳をすぎて今後のライフイベントを考えた時、今までやってきたコンサルタントだけではなく他の役割にもチャレンジしてみたいと思いました。

また、私1人では担当できるお客様の数に限りがあります。
現状では、1人あたり最大でも30社ほどが限界だと思います。
でも私はお客様にもっと向き合っていきたい。リーダーという仕事はかなり密接に自分がマネジメントしているメンバーと関わる仕事なので、メンバーが担当するお客様についても考え抜くことができます。関われるお客様の数が純粋にもっと広がると思ったんです!
簡単にいうと、チーム全体のお客様が私のお客様になる感覚です。
私もより多くのお客様と向き合えるし、加えてメンバーを育成すればそのメンバーのお客様にも貢献できますよね。それってとても魅力的なことだと思うんです。

ーー顧客志向の強いつっちーさんらしい、とても素敵な考え方です!リーダーになって苦労されていることはありますか?

土田(つっちーさん):
仕事の幅が広がったため、時間配分やメンバー個人への向き合い方は未だ試行錯誤していますね。今は特に新卒1年目メンバーの育成に注力していますが、他のメンバーももっと私に頼りたい事があるんじゃないかなとか、でも全員に同じフォローをするのも違うよなとか、自分で考えたりメンバーに直接聞いたりしながらチームビルディングを行っています。「忙しい」を言い訳にせず、どうすればお客様とメンバーにもっと向き合えるのかを日々考えながら過ごしています。

ーーひとりひとりへの向き合い方を模索されているのですね!その中でも変わらずずっと大切にしているスタンスはありますか?

土田(つっちーさん):
「相手が何に困っていて、どういう責務があって、その人に対して自分が何ができるのか」ということは常に考えています。メンバーにもそれを常に考えるようにと言い続けています。

この「相手」というのはお客様とプロ人材の両者を意味します。
もちろん、素敵なプロの方を自分のお客様にご紹介したいという気持ちはありますよ!
ただ、極論プロシェアリングを通してご一緒できなくても、その方が人生において何をやりたいのか・何を成し遂げたいのかというのは一緒に考えたいです。例えば私の人脈で何かを紹介できたり、自分自身が何かを手伝えたり、その方に対して何かできることはないかなと考えるというのは私のスタンスですごく強いんです。

ーーその方の人生まで一緒に考えるってすごいです。
その顧客志向・他者志向ってどこからくるものなのでしょうか?

土田(つっちーさん):
私は「仕事=人生の一部」だと思っています。自分の人生の一部でも、相手の人生の一部でもあり、それを任せてもらえているという感覚があるからかもしれないです。
長年人材業界で働くなかで、仕事って人の人生に関わる大部分であり、その一部を委ねてもらうって本当に本当にありがたいし、すごいことだと思うようになりました。意思決定や決断を一緒にできるということは、私はその人の人生においてとても重要な立ち位置にいるんじゃないかと思うのです。ちょっと大袈裟ですが、本気で思っています!この想いがずっとあるから、必然的に心の矢印がお客様やプロ人材に向くんだと思います。

ーーー仕事は人生の一部…!これを意識すると行動一つひとつが変わりそうですね!ちなみに、これまでで特に印象に残ったお客様とのエピソードを教えてください!

土田(つっちーさん):
お客様の成果に貢献できたプロジェクトがあり、それはとても印象に残っています。

ECサイト構築事業を行う企業様と一緒に取り組んだ、エンジニア組織強化のプロジェクトです。
採用支援、ブランディング戦略策定、品質向上QAなど多岐にわたるアドバイザリー支援でした。さらに社内エンジニア数十名向けにワークショップ形式の研修まで行っていただきました。
その結果、社内QAチームの強化や、採用実績も順調に伸ばすことができました!

プロ人材だけでなく、企業担当者の方をはじめ、現場のチームメンバーも巻き込んでスピード感高く積極的に動いていただけたことが、新規の採用決定数や社外発信BLOGの改善、最終的にエンジニア組織全体の強化に繋がりました。
私も日々の支援に同席させていただき、双方の努力と、信頼関係の構築が招いた結果だと感じ、すごく良い支援に繋げられたことを嬉しく思います!

3、メンバーの成長を見届けたい

ーーリーダーとしての目標や成し遂げたいことはありますか?

土田(つっちーさん):
メンバーそれぞれが自分の目標ややりたいこと、なりたい姿に向かって歩けるようにサポートしたいですね。コンサル職でなくてもいいと思っていますし、究極当社でなくてもいい。人として、やりたいことをしっかりと実現できている姿を見届けたいです。もはやお母さんみたいな気持ちですね(笑)
チームメンバーがどうなりたいのかに寄り添って、それを実現する姿を見たいという感覚が強いです。
FLEXY部に限らず、サーキュレーションメンバー全員に対してもそうです。
みんながそれぞれ自分のやりたいことを実現できる会社にしていきたいと思います!

ーーつっちーさんご自身の今後のキャリアは何か考えていらっしゃいますか?

土田(つっちーさん):
働くことを通して、社会貢献を自分なりにしていきたいと思っています。
これからリーダー職を経てエキスパート職になるのも一つの手段だと思っていますが、まだ具体的なことは考えていません!まずはリーダーとして、メンバーやその先にいるお客様と向き合いながら、社会に貢献していきたいです。

この記事を読んでくださった皆さん、サーキュレーションやFLEXY部に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらもチェックしてみてください!最後までお読みいただきありがとうございました!

執筆者: 渡邊真帆
編集協力: 富士見さくら、大橋真実、小宮陽菜