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サーキュレーションの成長を支える「源泉」、アライアンス推進チームの目指す先

サーキュレーションのアライアンス推進チームは現在全国70以上(※2021年10月現在)の金融機関様と提携し、全国のエリアに対してプロシェアリングの活用を促進しています。

今回はそんなアライアンス推進チームのマネジャーである宮城雄次さんにインタビュー。もともとはサイバーエージェントや楽天の子会社でマーケティング営業を務めた宮城さんが、なぜサーキュレーションへジョインしたのか。そしてアライアンス推進チームが掲げるミッションやエリアに対して発揮できる強みとはどのようなものなのか、じっくり伺いました!

プロシェアリング本部 アライアンス推進チーム マネジャー
宮城 雄次

「キャリアの第二章」で辿り着いたプロシェアリングの世界

―最初に、宮城さんのご経歴について簡単に教えてください!

私は沖縄出身で、高校卒業後の進路を決めるにあたっては「琉球大学に入学し卒業後は父親の会社を継ぐ」か「東京の大学に入りそのまま東京で就職する」の2択を迫られ、後者を選びました。

新卒でサイバーエージェントと楽天が株主に参画しているアフィリエイト広告系の会社に入社し、広告代理営業およびデジタルマーケティング営業を担い、その後はUSに本社を持つ楽天の子会社に転職。やはりマーケティング営業に従事しましたが、会社の吸収合併をきっかけに、経営企画室でPMI業務を担当しました。

広告業界は大好きだったものの、30代半ばを迎えてからは「キャリアの第二章」として、よりグローカルなキャリアにシフトしたいと考え、政府系の人材コンサル企業に転職しました。金融機関様とのアライアンス締結と企業様に対する経営課題のコンサルティング、そして自社メディアの運用の3つの業務を経験しました。

―そこからなぜ転職し、サーキュレーションにジョインすることになったのでしょうか?

前職は政府系の企業、もともと時限組織でありましたが、政策方針により当初予定よりも数年前倒しで事業終了したのが転職のきっかけです。まだご支援途中だった企業様もいらっしゃったので、終了後も何人か仲間を集めて起業しました。その後、エージェントを通じてサーキュレーションからお声がけをいただいたんです。会社の引き継ぎに数ヶ月ほどかかりましたが、最終的に正社員としてジョインさせていただくことになりました。

サーキュレーションに入社を決めた理由は3つあります。1つ目は、自分一人では企業様のコンサルをするにあたり物理的な限界があったこと。当社には豊富なアセットがあり、なおかつ金融機関様とも数多く提携しています。私が前職で培った知見やノウハウ、経験を使えば、一気に世界が広がると感じました。
2つ目は、プロシェアリングが次なるデファクトスタンダードになる分野だと直感したからです。サービス内容を聞いたとき、これは国内のみならず、全世界で当たり前になるぞと。そんな可能性のあるサービスの黎明期に携わってみたいと、強く思いました。
3つ目は、社内の雰囲気です。面接でお会いした皆さんが非常に熱くて魅力的でしたし、オフィスを訪れたときも社員の皆さんがガヤガヤと賑やかに喋っていて。こういう雰囲気は自分にとって心地よく新鮮で、会社としての勢いも感じました。
こういった環境なら自分のやりたいことを実現できると思い入社を決意しました。

会社の成長源泉として介在価値の最大化を目指す

―現在、アライアンス推進チームのミッションを教えてください!

アライアンス推進チームは、会社の成長の源泉だと思っています。会社の未来を創る仕事そのものですから、今は社内外のステークホルダーに対して自分たちの介在価値を最大限引き上げていくことをミッションにしています。
個人的には、アライアンス推進チームの黎明期に懸命にアライアンス先の開拓をしてくれた先人たちがいるからこそ今の成長があると考えているので、彼らへの恩返しという意味も込めて「介在価値の最大化」を掲げている部分もあります。

そもそもここ数年アライアンス推進チームが順調に提携先を増やし続けられている背景には、金融庁の規制緩和により銀行の人材紹介事業参入が認められたことも要因の1つと考えています。金融機関様が我々プロシェアリングのようなサービスの活用を許可され、ビジネスチャンスが広がったわけですね。法改正というビッグウェーブに乗じて、先輩方がアライアンス推進チームの基盤を創り上げてくれたのです。

―金融機関と提携するにあたり、サーキュレーションはどんな強みを発揮できるのでしょうか? 

一番の強みは、全国に支社(7拠点)を展開していることですね。アライアンス先の多くは関東一都三県を除く地方です。これに対し当社は各都市の主要エリアに支社を構えているので、金融機関様と提携しプロシェアリングを活用していただくにあたって、お互いわざわざ出張する必要がないんです。いかに優れたサービスでも物理的な距離が心理的な距離につながるケースは多いですから、地域に根を張った活動ができるのは、大きいと思います。

また、サーキュレーションとの提携が行員さん自身の成長につながるのも、魅力の一つかもしれません。今、行員さんたちは企業の事業性を高めるためにコンサルティング力が強く求められていますが、「融資」という観点では過去の実績に着目しがちで、なかなか企業の課題や未来の展望にまで踏み込むきっかけや発想がありません。プロシェアリングを通して企業の経営課題や将来についてディスカッションする場に立ち会えるというのは、行員さんの成長機会になるのではないかと考えています。

加えて、プロシェアリングで手掛けたプロジェクトをキッカケとしてが、金融機関様の本業(融資等)につながるケースが増えてきており、パートナーとして非常に高い期待値を持って頂いていますので一緒に伴走させていただきながら価値提供し続ける存在でありたいなと考えています。

新規事業を創出しプロシェアリングを日本の「当たり前」に

―宮城さんが考えているアライアンス推進チームの展望や、個人的なキャリアパスについて教えてください。

サーキュレーションが目指したい提携の「型」は、すでにできあがっていて、提携数や案件紹介数も順調に増加しています。その上で、今後は金融機関様と一緒に新しいアライアンスモデルを構築していくことが未来の成長につながっていくと思いますし、そうした動きができる能動的な組織を創り上げていきたいです。
個人的なキャリアについても同様です。これまで蓄積してきたノウハウを駆使し、外部のステークホルダーの皆様と事業やソリューションを創出していきたいと考えています。

最終的に目指すのは、「プロシェアリング」が描く世界観を、日本の隅々にまで浸透させることです。サーキュレーションのみならず、ほかの士業やコンサルティング会社に至るまで、「プロ人材を活用し知見を循環させる」というモデルを当たり前のものにしたいですね。

―最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
サーキュレーションは求められる「当たり前」の基準が非常に高い組織です。その前提で、従来のパターンややり方を疑ってくれるような人にジョインしてもらえたらうれしいですね。何事も当事者意識を持って自分ごととして捉え、「自分が変えていくぞ」という意識で動き出してくれる人と一緒に働きたいです。