【保存版】海外旅行で便利なアプリやガジェット、格安航空券、SNSの使い方などを本気でまとめたよ
こんにちは、塩谷舞です。
今回は連休前ということで、「SNS、インターネット漬けの私がどのように海外旅行中ネットを駆使して生きているか」などを書きたいと思います!
もともと超インドアなのですが、ここ2年くらい急にあらゆる外的要因によりアクティブになりまして、ニューヨーク、ホーチミン、バンコク、ソウル、サンフランシスコ、サンディエゴ、コペンハーゲン、ロンドン、パリ、ヴェネツィア、カサブランカ、シャウエン、ダブリンなどなど、色んな場所に行きました。あと日本の中でも移動ばかりしている最近。
そんな移動まみれの日々を過ごして色々とノウハウが溜まってきたので、一度書いておきたいと思います!
※今回ご紹介するのは都市型のハック方法なので、日本国内の都市でも汎用性は高いと思います。が、大自然の中では突然力を失うのでご了承ください。
※感性の赴くままに移動したい……という側面は本noteではカバーしていないので、その点もご了承ください。私もたまに、脱ネットして過ごしています。
※中国は激しく事情が違うかと思うので、主にネット規制されていない外国での話です。
私の数々の珍エピソードも含めて書いているので無駄に長いですが、最後の「まとめ」にて概要だけまとめておくので、お急ぎの方はそらに飛んでください〜。
SIMカードは事前に手配
まず、今から書く全ての行動に欠かせないのは電波です。電波最強。電波があれば何でもできる。
ほとんどの方がスマホユーザーだとは思うのですが、空港でレンタルするようなポケットWi-Fiよりも、圧倒的にSIM freeのスマホにSIMカードを入れ替える方が便利です。理由は、ポケットWi-Fiは充電や返却がめんどくさいのと、荷物になるので。あと、値段が高すぎる!
「今から行く国ではどこのSIMカードが最適か?」 というのだけは、出国10日前にはネット調べておいた方が良いです。そして日本にいる間にAmazonとかで買って、持っていきましょう。SIMカードを抜き差しするクリップなども忘れずに。(私はいつもパスポートに貼り付けてます)
余談ですが、こんな商品もあるらしい。笑う。
なぜ事前にSIMカードを買うのか?
たとえばヨーロッパを周遊する場合、空港や現地の通信会社店舗でSIMカードを手に入れることも出来ますが、EU内の他の国に行けば使えなくなったりするものもあるし、設定が面倒なものもあるし、英語が苦手だと到着直後に説明書を読んだりするのも大変だと思うので……。
たとえばこちら、ThreeのSIMカード。
ヨーロッパ他60地域で12GBも使えて、テザリングも出来て、1ヶ月2350円なのは圧倒的にコスパ良い。ポケットWi-Fiなら10倍以上の価格したりします。しかもこれは、挿すだけで使えるという。
「○○(国名) SIMカード」などで検索したら、参考になるブログが大量に出てくるのでググってみてください!
海外旅行保険は手持ちのクレカについてることが多い
空港で海外旅行保険に加入していたこともあるのですが、高い……。高いですよね……。「命には変えられねぇ……」と支払っていました。当時は、知らなかったんです。クレジットカードに、海外旅行保険が既についていることを……。
ですから、渡航前には、自分のクレカに海外旅行保険はついているのか? を確認しましょう。ゴールドカードにしか付いていない場合もあったりしますが、海外旅行保険に加入するよりも、ゴールドカード年会費のほうがよっぽど安いです。もちろん、補償内容の差はあるので、ご自身で調べて納得のいく方を選んでくださいね。
大きな手術などが必要な場合は、クレカの保険では上限金額を超えてしまうことがあるので、海外旅行保険の方が安心です。
かつ、海外に行くまでの交通費をそのクレカで支払っていることが必須条件になったりするので、「現金 or デビットカードで支払っちゃった!」みたいな感じだと、使えたはずのものも使えませんので要注意。
あと、日本で使えているクレカが海外で使うとエラーったりする場合は、「安全のため」海外での利用が制限されているだけだったりします。調べたら爆速で解除できるので、解除しましょう。
かつ、クレカ利用時に「現地通貨で払いますか?日本円で払いますか?」と問われたら絶対に「現地通貨」を選択しましょう。いらん手数料を抜かれるだけなので。
Uberが使える国・使えない国(追記)
さて。空港に到着し、SIMカードもバッチリ差し替えたら、空港から宿泊場所への移動という最初の難関が待っています。
地下鉄などもありますが、正直荷物が重くて長距離フライトにも疲れてるので、ホテルまで車移動したい!
……という時に気をつけたいのが、空港で「タクシーはこっちだよ」「Uberあるよ」と親切に話しかけられてもスルーすること。だいたいが違法ドライバーです。(空港に取り締まって欲しい……)
ニューヨークでは治安の悪い場所として最初に挙げられるのがJFK(ジョン・F・ケネディ空港)……というほど、空港は治安が悪いし、違法な客引きだらけ。
明らかに迷子みたいな感じでウロウロしていると親切に荷物を持ってくれる人とかも現れたりしますが、そのまま変な車に乗せられ、めっちゃ料金ボラれる(もっと最悪なことになる場合も…)ということもありますので、常にNo,thank you!!!!の姿勢で挑みましょう。
そんな時に頼れるのが、明瞭会計、行き先指示不要のUberなどの配車アプリ。しかし、多くの空港は「Uberなどが停車できる出口」が決まっています。なので、その出口に辿り着いてからUberを呼ぶこと。
日本のタクシー配車の感覚とは比べ物にならないくらい爆速で来てくれる(2〜3分)ことが多いです。
ちなみに、スマホ片手にUberを待っていると「Uberだよ!あっちに車とめてるよ!」と声をかけてくる人が現れたりもしますが、それは偽物です。あぶない。
Uberの運転手は " Hi! Are you Mai ? " と名前で確認してきますし、こちらは車のナンバーを見て確認できます。GPSの精度はかなり高いので、自分のスマホの画面上ではUberが到着していないのに、運転手が現れたらそれは偽物なので、気をつけましょう。
ちなみに、日本もそうですが、国によってはUberのライドシェア(相乗り)が規制されていて使えない場合もあるし、その国ならではの配車アプリなどが流行っていたりもします。
アイルランドで人気なのはmyTaxiというアプリ。仕組みはほぼUberと一緒。ですが、ライドシェア機能はないので、Uberなどと比べるとちょっと割高です。が、呼べば2分くらいで来てくれるし、キャッシュレスなので便利。
空港でアプリを入れてクレカ情報を登録したりするのは大変なので、渡航前に「○○(国名)Uber」や「○○(国名)配車アプリ」などで検索して、アプリをダウンロードし、使い方などを予習してから行けば捗ると思います!
配車アプリは、慣れてしまえば最高に便利で、相互評価システムのために丁寧なドライバーさんが多い印象。(もちろん個人差、地域差は激しいですが)ちなみに、ニューヨークでは主にUberではなくLyftを使っています。
ただ、最近はニューヨークの地下鉄にも慣れてきたので、地下鉄ライフも楽しんでます。NYの街にライドシェアが増えすぎて、交通がパンクし、道路が渋滞してマジ動かない……ということも多いので……。
渋滞状況はGoogle Mapで確認できる(渋滞していると道が赤く表示される)ので、常に車か電車、どっちが速いか? というのを調べてから移動手段を決めています。
NYの地下鉄は安いし、駅構内に演奏家が多くて、レベルも高くて楽しいです。ただ、駅はマジで汚いし、ダイヤの変更は多すぎるし、構内で放尿(まじ…)してる人とかもいるので、そのたびに地元大阪の阪急電車が恋しくなります。。。
深刻なGoogle Map依存
マジでGoogle Mapは便利です。
「いや知ってるよ」と言われるかもしれませんが、本当に便利なのが、店舗や美術館などの情報の最下部に表示される「他の人はこちらも検索」というエリアです。
好きだな〜……と思うようなお店って、大通りに面していないことが多いので、歩いているだけじゃなかなか見つからないんですね。
でも、1つでも「好きだ!」と思う店が見つかったら、あとはその店と関連性が高いお店やスポットが「他の人はこちらも検索」欄に出てきます。ギャラリーでも遺跡でもアパレルでも。
Instagramでも属性の近い「関連アカウント」は出せるのですが、NYのお店の関連アカウントとして、サンフランシスコのお店(遠いわ)が出てきたりするので、現場では使えません。が! Google Mapは徒歩圏内で出してくれるので強いです。
このループで無限にお店をディグっていき、都市の中に★をつけまくり、近くを通った時に寄ってみたりします。
あと、Google Mapだと、混雑時間や閉店時間とかもちゃんと出てくるので便利(たまに間違ってたりしますが)。ダブリンはお店の閉店時間が早いので……。私のGoogle Mapダブリン編はこんな感じに★だらけです。
また、「○○(都市名)治安が悪い」などで検索すると、夜に通るのは危ない場所を書いてくれているブログ記事などがあるので、そういった場所も全部MAP上に記していきます。
※基本的に、夜一人で帰宅する場合はお店の前にUberやタクシーを呼び、ホテルの真ん前までつけてもらいます。ホテルも治安の悪い場所は避けます。警戒心をなくした頃にスリにあったりするので、常に警戒値MAXです。
ちなみに、Google Mapは一部エリアをあらかじめダウンロードして、電波がない環境でも見ることが出来ます。私はあまり使いませんが、地下にいる場合とかは便利かも。
あと、Googleついでに、Google翻訳。
事前にWiFi環境などで「フランス語」「韓国語」など、特定の言語をダウンロードしておけば電波の入らない環境でも使えて便利。
「英語は喋れるし大丈夫!」と思っていても、地域によっては英語は全く通じないし、パリなどでも年配の方には「ゴミ箱はどこですか?(英語)」すら伝わらなかった……。
が、Google翻訳のフランス語だとばっちりでした。かつ、文字を大きく出せるので、相手にそれを見せるだけでコミュニケーションがとれます。
ちなみに、パリではGoogle Mapよりも、Citymapperというアプリの交通情報が正確だそうです。
さあ、ウォシュレットがない世界に行くのです
突然ITツールの話から離れまくりでウケますが、海外はだいたいウォシュレットないです。これが辛い。本当に辛い。私たちだってかつてはウォシュレットのない世界で生きていたというのに……
ウォシュレット絶対いる宗派のみなさまには、ポータブルウォシュレットなるものがあるらしいです。
いやそこまではいらんやろ、という方は、トイレに流せるデリケートウェットが良い。これ女性向けの商品なのですが、ウォシュレットを求めるメンズにも良いよね。しかしパッケージがラブリーすぎる。ステマじゃないぞ。
ちなみに、コム・デ・ギャルソンが運営するファッションビルDover Street Marketは、全世界どの店舗も高確率でウォシュレットがある気がします。さすが日本企業やでぇ……
現地で友人を作りたいならInstagram
現地の人と仲良くなり、色んな話をする……。これが出来るだけで、本当に奥行きが変わってきますよね……。
日本ではTwitterを駆使して友人を作っている私ですが、海外では圧倒的にInstagramです。
というか、Twitterが一番人気なのは日本だけ!
via WORLD MAP OF SOCIAL NETWORKS
上記は2017年のデータで、2018年には日本もFacebookのユーザー数が勝るようなのですが、これは人口ボリュームゾーンである年齢層高めの方々がSNSを始めたから……という点も大きいでしょう。
すべての国でFacebookが首位なのも、老若男女みんなが登録「だけ」してるから。でも同世代の子たちは「登録はしてるけど、アクティブには使っていない。だって親も上司も見てるんだもん。一番使ってるのはInstagram」という声が多いです。(ベトナムはなぜかFacebookが若者にも人気)
ということで、海外で友達を作りたい場合、自分のInstagramをグローバル化しておきましょう。よくわからない外国人からフォローされたり、DMが来ても「スパムかな?」ってスルーしちゃうだろうし……。
このあたりは個人情報のリスクと天秤にかけることにはなりますが、あくまでも私の場合は……ということで続けていきます。
こんな感じで、基本プロフィールは英語に。出身国や現在地は国旗で示す人が多いので真似してます。(Osakaだけだと、どの国かもわからないので)
より詳しいことは、こちらのnoteに書いておりますので、あわせてぜひ。
自分のプロフィールが整ったら、話が合いそうな友達を探してみましょう。
私の場合は
①その地域で自分好みのアートギャラリーなどを探す
②そこのタグ付けされていたり、チェックインしているクリエイターを探す
③好きな世界観の人がいたら、どんな物を作っているのか詳しくチェック
④コメントしたりすると、フォロー返ししてくれる場合があるので、DMで「フォロー返しありがとう!この1ヶ月ダブリンにいるの!」みたいに話かけていく……
という感じで友達を探します。
好きな世界観が親しい友人と出会うと、英語力がやや不足していても「このクリエイターが好き!」「この美術館に行こう!」と盛り上がれるのですごい。ノンバーバルコミュニケーション。
ただ、気をつけていただきたいのは、けっしてスパムのような行為にならないこと。10人、20人に話しかけても、相手に失礼です。一刀入魂ならぬ、一垢入魂。
あと、基本的にInstagram経由で出会うのは、同性がほとんど。異性の場合は夫含めて3人で会ったりします。
そうしてInstagram経由で出会って本当に仲良くなった何人ものクリエイターに共通しているのは、日本やアジアの美意識が好きということ。だからこそ「日本出身」という私のプロフィールに興味を持ってくれたりします。
日本は良いところも悪いところもありますが、こうして好意的に興味を持ってくれる人がいることの意味を考えて生きていきたいですね……。
AK-Englishのあかねさんが、海外でどうやって友人を作るのか? などを詳しく話しているYouTubeも参考になります!
日本人に出会いたいならTwitter
「より深い話がしたいから、現地にいる日本人と出会いたい!」ということもあるだろうし、「現地の今の情報を日本語で知りたい!」という方もいるでしょう。
その時にマジで本当に頼れるのがツイッター。
以前、モロッコ(アフリカです)へ旅行した時に、手違いでカサブランカからシャウエン(東京〜仙台くらいの距離)までの唯一の交通手段である高速バスが予約できず。シャウエンのホテルは予約していたのに辿り着く術がなく、めっっっっ………ちゃくちゃ落ち込んでいました。
最後の望みをかけてツイッターで「カサブランカ」と検索したら、一人、カサブランカの情報をつぶやく日本人の方が……
なんと、その方がたまたま私のフォロワーさんで、事情を知って現地の旅行会社に連絡したりと助けてくださり、車を手配してくださったのです……。
まぁこれはもう本当に奇跡としか言いようがないのですがね……。あと、日本人であっても、信頼できる人であるかどうか、あらゆる情報を見てよくよく確認します。(常に警戒心高め)(モロッコのたやさんとはその後、三軒茶屋で飲んだりしました。本当に本当に本当に良い人です……)
でもやっぱり、アフリカなどの地域では、日本の旅行代理店などのツアーを頼るべきだったなぁ……とも反省しました。スリリングな旅で良き思い出なのですが、とはいえ、安全第一ですので……。
安全を確保しつつ暮らしているダブリンでは、「ダブリン」でTwitter検索して、美味しい日本料理店情報をゲットしたりもしていました。(人生で初めてFF外から失礼してしまった)ダブリンの和食系は「アジア料理屋」というくくりで経営されている店が多いので、日本人の経営する日本料理屋に辿り着くのがなかなか難しいんですよね。
もちろん、Instagramで #ダブリン と検索するのもアリです。
さて。ここまではSNSの恩恵部分を書いてきましたが、ここからはトラブル系です。
Expediaはマジ危険
JALやANAの航空券は高すぎるので、いつも格安航空券にお世話になりまくっています。ただ、格安航空券って、色んな会社があってよくわからないですよね。
その時に超便利&簡単なのが、Expedia経由でチケットをとること……ですが、マジで、何か間違ったときのキャンセルや変更が本当に難易度高すぎる。カスタマーサポートがマジで「無」です。
(追記:最近はExpediaもカスタマーサポート力が向上してる……という声もありました!)
これまでに何度かExpediaで航空券、ホテルを予約してめちゃくちゃ痛い目を見たので、私は航空会社のWebサイトで直接チケットを買うことがほとんどです。
Googleフライトで安い航空券を探す(スカイキャスナーのほうが便数が多いらしいという情報あり)
↓
トリップアドバイザーを見て、その航空会社の評判を確かめる
↓
評判が良ければ、航空会社のサイトでアカウントを作り、直接予約する
……というフローが、一番コスパが良くて、キャンセルや変更などにも比較的柔軟に対応してくれるので、このルートでチケットを取ることが多いです。
より全力でお得な航空券を買いたい!という方は、こちらのブログなどが参考になるかもしれません。
あと、航空券が安くても、追加荷物でめっちゃお金とられることもあるので、預けられる荷物の個数や重さも確認しておきましょう。
夫がヘビーな機材を持ち運ぶことが多く、私は荷物が少ないので、夫の機材でも「私の荷物です!」と主張して分けて預けたりしてます。
ちなみに! 長期的コスパという意味では、陸でマイルをためて(通称 陸マイラー)航空券やホテルの費用にあてる錬金術が一番良いらしいのですが、私はいつも行き当たりばったりなので、まだこの域に達しておりません。
でもビジネスクラスに乗りたいから、マイル貯めたい……。ただ、ポイント貯めるために行動を縛られたくないので、現状は今のままで良いかなぁとは思っております。
でも気になる方は「陸マイラー」などで検索してみてください!色々と情報が出てきますので……。(自己判断でお願いします!)
トランジットの国の入国方法とプラグタイプを調べておく
格安航空券を自分でゲットするのは簡単なのですが、旅行代理店などを挟んでいないぶん、あらゆる「知るべきこと」を知らないままに出発しちゃうんですよね……。
先日、NYからトロント経由で東京に帰る飛行機を取ったのですが、トロント行きの飛行機に乗る前に、止められました。
プチパニックになっていると、トロント(カナダ)入国のための電子渡航認証「eTA」を取得する必要があるとのこと。え、トランジットするだけなのに?!……という感じですが、その場で、iPadを渡されて、「一言一句ミスらずに、はやく取得して!」と急かされました。トランジットするだけでも、手続きが必須の国があるんですね……。
めっちゃ慌てて英語のフォームに情報登録し、クレジットカード決済をし、無事にカナダでのトランジットを突破することが出来ました……。
「日本のパスポートは世界一」と言われていて、VISAなしで渡航できる国が世界で一番多いのが日本人。入国審査もゆるいです。
ですが、トランジットする場合でも「〇〇(国名)入国審査」など調べておくのは必須ですね……。
また、帰りの航空券を予約していないと入国できない国もあるので(不法滞在で居座ると思われる)「到着してから帰りの便取ればいっか〜」と思ってたりすると、痛い目にあいます。
中でもアメリカは入国審査が超厳しいですが、過去にイラン、イラク、スーダン、シリアに滞在経験があると、アメリカに短期滞在する場合に必須であるESTAの取得が出来ず、大使館・領事館での面接が必要になります。
その場合、出発前日に気づいても時すでに遅し……なので、本当に気をつけたいですね……。
あと、格安航空だと、トランジットの時間がめっちゃ長かったりします。
そうすると、空港内のラウンジなどで仕事したい。ラウンジには大体コンセントがありますが………電源プラグの形が違って、充電したくても出来ない………という絶望におそわれることがあります。
トランジットが長い場合、経由する国のコンセントプラグも調べておくと良いかも。ちなみに私は、かなりの国で使えるマルチなやつを持ち歩いています。
SIMカードも大事ですが、充電も大事なので………これは有能すぎる。好き。
AirbnbやBooking.comの罠に注意
最高に便利なサービス、Airbnb。通称エアビー。ホテルではない民家に安価で宿泊したするものですが、お城などに泊まったりできるプランもありますね。
が。ホテルと違って
・フロントスタッフがいないので鍵が手に入らない
・チェックイン時間が超限られている
・メールを見逃すと、宿に入れないことも……
など、めちゃくちゃリスク大です。
最近は、普通のホテル予約プラットフォームにも民泊のリスティングが増えていて、民泊だと気づかずに予約しちゃう場合もあります。
実際、ヴェネツィアでホテルだと思ってBooking.com経由で予約したところが、ホテルではなく民泊だったんです。
なので、正確な住所と鍵の受け渡し方法が英語で書かれたメールを受信していたんですね。しかも、民泊のセキュリティ保護のため、Booking.com上にはフェイクの住所が記載されていて、正しい住所はメールだけに書いてあったんです。
しかし、それをBooking.comから来たメルマガか何かだと思ってスルーしていたので、真夜中のヴェネツィアで宿を探し、大変な思いをしました……。
また、Booking.comもExpediaと同様、カスタマーサポートがほぼ無なので、今は使わないようになりました……。ホテルのサイトから直接予約することがほとんどです。
Airbnbはよく使いますが、何度も悲惨な失敗をしているので、レビューの評価を舐めるように読みます。「部屋が少し臭う」などと書いてる場合、日本人の感覚からすればめっっっちゃ臭いです。日本人は嗅覚が鋭い……。
・宿のレビューをめっちゃ読む
・鍵の受け渡し方法を念入りにチェック
・宿があるエリアの治安も調べる
・空港についたらすぐ、ホストからメールが来てないかチェック
などを鬼のように気をつけて予約。
今回ダブリンで宿泊しているAirBnbは、過去最高にワンダフルなホストマザーがいて、部屋も素晴らしく、本当に最高の宿泊体験をさせてもらっています……! 民泊最高!
まとめ
以下、まとめです!
▼SIMカードは事前に手配
・ポケットWi-Fiは値段が高すぎる、不便すぎる。SIM freeスマホであればSIMカード一択
・SIMカードは、渡航10日前には日本のAmazonなどで購入しておこう
・「○○(国名) SIMカード」で検索して最適なものを探そう
・SIMカードを抜き差しするためのオープナーをパスポートに貼り付けておくと便利
・ヨーロッパ周遊にはThreeのSIMカードが最強ですよ。30日12GBで2350円、テザリングし放題。
▼海外旅行保険は手持ちのクレカについてることが多い
・海外旅行保険に加入する前に、自分の手持ちのクレカに保険機能がついているかを調べる
・往路の交通費をクレカ支払いする必要があったりするので注意
・ゴールドカードの年会費のほうが、海外旅行保険の出費よりもよっぽど安い
・高額な手術費などはカバーできないこともあるので、海外旅行保険の方が安心ではある
・海外でクレカが使えない場合「安全のため」利用制限がかかってるだけなので、クレカ会社のサイトなどで調べるとすぐに解除方法がわかる
・クレカ利用時に「現地通貨で払いますか?日本円で払いますか?」と問われたら絶対に「現地通貨」を選択。日本円を選ぶと、無駄に手数料を抜かれる。
▼Uberが使える国・使えない国
・空港は違法な客引きだらけ。声をかけられても絶対無視。変な車に乗らないようにしよう。
・海外ではUberなどの配車アプリが便利なことが多い。日本みたいに規制されてる国もあるけど。
・空港でUberなどが停車できる場所は決まっているので、そこに移動してからUberを呼ぶと、だいたい2〜3分で来てくれる。
・「○○(国名)配車アプリ」などで事前に調べて、ダウンロードして、クレカ登録などを済ませておくと便利。Uber以外の配車アプリが流行ってる国もある。
・車移動だと渋滞に巻き込まれることもあるので、Google Map上で渋滞状況を確認(経路が赤色だったら渋滞している)してから、公共交通を使うか配車するかを考える
▼深刻なGoogle Map依存
・店舗や美術館などの情報の最下部に表示される「他の人はこちらも検索」エリアが便利
・上記方法で店などを探し、気になるお店に★をつけておき、近くを通ったら寄ったりする
・「○○(都市名)治安が悪い」などで検索し、治安の悪いエリアもGoogle Mapに記載しておく
・Google翻訳のアプリで、事前にWiFi環境などで現地語をダウンロードしておくと、電波がなくても使える
・パリなどではcitymapperというアプリが交通局のAPIと連動してて便利らしい
▼現地で友人を作りたいならInstagram
・海外旅行に行く前に、自分のプロフィール欄を英語にして、何者かパッと見でわかるようにしておく
・以下の方法で私は友人を探してます
①その地域で自分好みのアートギャラリーなどを探す
②そこのタグ付けされていたり、チェックインしているクリエイターを探す
③好きな世界観の人がいたら、どんな物を作っているのか詳しくチェック
④コメントしたりすると、フォロー返ししてくれる場合があるので、DMで「フォロー返しありがとう!この1ヶ月ダブリンにいるの!」みたいに話かけていく……
・スパムのように無数に話しかけるのではなく、丁寧にコミュニケーションを
・AKANEさんのYouTubeでの、海外での友人の作り方も参考になりますよ
▼日本人に出会いたいならTwitter
・「ダブリン」など都市名をツイッターで検索すると、現地在住の日本人に出会える
・Instagramで #ダブリン とカタカナで都市名検索するのも有効
▼Expediaはマジ危険
・格安航空券を予約するのに超便利なExpediaだけど、キャンセルや変更したいときには超不便なのでオススメしない(最近は品質向上しているという噂も)
・私は以下のフローで格安航空券を予約している
Googleフライトで安い航空券を探す
↓
トリップアドバイザーを見て、その航空会社の評判を確かめる
↓
評判が良ければ、航空会社のサイトでアカウントを作り、直接予約する
・格安航空券の場合、追加荷物を預ける時にめっちゃお金とられたりするので、要確認
▼トランジットの国の入国方法とプラグタイプを調べておく
・トランジットだけなのに、簡易VISAのようなものが必要な国もあり。カナダはeTAの取得必須。
・トランジットする場合でも「〇〇(国名)入国審査」など調べておくこと
・入国時、出国の航空券を持ってないと入国できない場合もあるので、要注意
・アメリカの短期滞在はESTAが必須
・アメリカでは、過去にイラン、イラク、スーダン、シリアに滞在経験があると、ESTAの取得が出来ず、大使館・領事館での面接が必要
・トランジットが長いと仕事したくなるけど、電源プラグの形状が違うので充電できない場合が多い
・150ヶ国以上対応のマルチなコンセントプラグがオススメ
▼AirbnbやBooking.comの罠に注意
・Airbnbは、フロントスタッフがおらず、鍵が手に入りにくかったり、チェックイン時間が超限られてる場合もある
・メールを見逃すと入れないこともある
・Booking.comにはホテル以外にも民泊も出品されてるので注意
私がAirbnbを使うときに注意していること
・宿のレビューをめっちゃ読む
・鍵の受け渡し方法を念入りにチェック
・宿があるエリアの治安も調べる
・空港についたらすぐ、ホストからメールが来てないかチェック
最後に。
「こんなアルゴリズムやレビュー漬けの旅行なんて、本物の旅行ではない!」という声もあるかもしれません。実際、私も偶然辿り着く場所などでめちゃくちゃ貴重な経験をしていたりするので、アルゴリズムとレビューは頼りにはなっても、全てではないなぁと。
そんな中、カンタさんのnoteがめちゃくちゃおもしろかったので、ぜひ読んでみてください。
あと、友人の連投していた旅行便利グッズがとても良さげ。
あと、私のおすすめの歯ブラシ。今も旅行では愛用してます。
それでは!良い旅を! ✈✈✈✈✈
次回はインフルエンサーとマスメディアのお話をしようと思います。(振り幅よ……!)
新刊『小さな声の向こうに』を文藝春秋から4月9日に上梓します。noteには載せていない書き下ろしも沢山ありますので、ご興味があれば読んでいただけると、とても嬉しいです。