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『漁港口の映画館 シネマポスト』
開館オープニング作品、工藤将亮監督作品『遠いところ』が無事終了いたしました。
多くの皆さまにご来場いただきまして誠にありがとうございました。

『遠いところ』舞台挨拶風景。
工藤監督、キタガワプロデューサー登壇。

より良い視聴環境の構築に今回の9日間を通して勉強できた点は早速活かしてまいります。

懐かしい方々との遭遇が想像以上に目の当たりにできた幸せが今回の一番の収穫だったと感じています。
‘待ってくれていた…’と思わずにはおれない3年間のシネマクロールでの懐かしいシーンが4年ぶりに再会できた方々からの表情から蘇りました。
一期一会のありがたみとして、ふと‘過ぎ去りし愛は優しい’という野口五郎の曲名が思い浮かびますが、贅沢にも感情をフィードバックさせることができたというのは、奇跡的なことなのではないかとすら思えてなりません。
前回のnoteの締めのくだりで述べた、リスペクトの思いでこの事業に務めていくとする自然な‘流れ’が間違いなく存在しています。
例えて言えば、今回は稚魚の放流のような稚魚が成長してまた眼前に立派な成長魚として泳いでいる光景を思い浮かべつつ、シネマポストから始まるアート、そして文化的な発信をし続けるということなのだと実感するのです。

SNSでの広がりや様々ご注目いただいている期待にお応えできるよう、一作ごと丁寧にご紹介させていただき、また鑑賞後の感動を共有できるようなお客様との間柄が大袈裟ではなく理想そのものです。

ホームページにもうすぐ発表いたしますが、12月の作品ラインナップも確定し、来年1月も概ね固まりつつあります。
私自身もワクワクできる作品提供が肝ですので引き続きご期待ください。

そして今週末から新しい上映作品を公開いたします!

【『漁港口の映画館 シネマポスト』次回上映作品の案内】
『小説家の映画』(92分)
上映期間:
10月21日(土)〜10月27日(金)
開始時間:
10時30分、13時30分、16時30分、19時30分
※入場者先着でボストカードをプレゼントいたします。

監督・脚本・撮影・編集・音楽:
ホン・サンス
出演:
イ・ヘヨン、キム・ミニ
解説:
韓国の名匠ホン・サンスが2人の女性アーティストの友愛と連帯を描き、2022年・第72回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員大賞)を受賞したドラマ。

著名な小説家だがスランプに陥り長らく執筆から遠ざかっているジュニは、音信不通になっていた後輩を訪ねるため、ソウルから離れた閑静な町・河南市へやってくる。そこで偶然知りあった元人気女優ギルスに興味を抱いたジュニは、彼女を主演に短編映画を制作したいと提案。かつて成功を収めながらも人知れず葛藤を抱えてきた2人は、思いがけないコラボレーションをすることになる。

ホン監督の公私にわたるパートナーであるキム・ミニが女優ギルス、「あなたの顔の前に」のイ・ヘヨンが小説家ジュニを演じ、共演にもソ・ヨンファ、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、キ・ジュボンらホン監督作の常連俳優が顔をそろえた。

下記サイトからお席のご予約ができます。どうぞご利用ください。https://airrsv.net/cinemapost/calendar/embed


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