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第35回 世界の中心で、愛をさけぶ (2004 年 日本) 6月3日誕生日 長澤まさみはこの作品でブレイク

本日は長澤まさみの誕生日。今では立派な大人の女優になってしまいましたが、このブレイクした原点の作品では高校生役。しかも不治の病におかされた明るく気丈な役を熱演!彼女は地毛を丸坊主にし、まさに熱演を繰り返す。

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今作品は「セカチューブーム」まで生んだ社会現象的な作品。

高校生のサク(森山未來)は美人で快活な同級生アキ(長澤まさみ)と付き合うことに。しかし、彼女は若くして不治の病におかされ短い人生を閉じることになる。

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物語は過去と現代にわかれて進行する。

過去のサクはアキとの死までの時を共に歩む。

現代のサク(大沢たかお)は律子(柴咲コウ)というフィアンセがいるのだが、その律子が行方不明。どうやらサクの故郷に行っているようだ。早速、律子を探しに故郷に戻るサク。

故郷に戻ったサクはアキとの思い出が蘇る。

そして、律子も過去のアキの跡を追い続ける。

どうして、律子はサクの初恋の人アキのことを知っているのか?どうして、律子はアキの過去の姿を追うようになるのか?

そこには現代と過去の三人の意外な繋がりが存在していた。

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ラストの舞台はオーストラリアのエアーズロック。サクと律子はアキの遺骨をその地で散骨。

過去の恋愛をそこで区切り、これからサクと律子は新しい人生を歩んでいく。

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散骨し、全てを精算した二人をカメラは空から撮影。そして、エンディング曲の「瞳を閉じて」が流れる。

この絶妙なタイミングが観客の涙をさそう。

★★★★☆ 4.4点



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