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画面いっぱいの「桜」が印象的な邦画3選
(TOP画像:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/2058853/)
4月に入り、暖かく春らしい日々が続いていました。ご近所や行楽地でお花見を楽しまれた方も多いのではないでしょうか? 今回はその余韻を楽しめるような、桜が印象的な邦画を3作品ご紹介します。
詩的な表現と平和な街並みに癒される
『四月の永い夢』
あらすじ
3年前に恋人を亡くし、音楽教師を辞めたまま前に進めない初海(朝倉あき)。優しい街と人に囲まれた毎日は、彼女に想いを寄せる青年(三浦貴大)、元恋人からの手紙、生徒との再会により少しずつ変わっていきます。
桜と共に咲き誇る菜の花も見どころで、そのコントラストはまさに圧巻。詩人でもある中川龍太郎監督の世界観、朝倉あきさんの透明感あふれる容姿と声に、静謐な美しさを感じる作品です。
年の差夫婦の奮闘を描く
『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』
あらすじ
ヒキタさん(松重豊)と妻のサチ(北川景子)はなかなか子どもを授かることができず、不妊治療を始めることに。健康に気を遣うヒキタさんにサチも協力し、二人の涙ぐましい努力が始まります。
本作は実話を元にしたエッセイが原作で、不妊治療の過酷な現実を知ることができます。そんな苦境に立ち向かう二人の背景には、いつも桜が。太陽の光をたっぷり浴びた満開の桜、はらはらと散る夜桜……。まるで彼らの気持ちを象徴するかのようなその表情に注目です。
生きたい女性が死にたい男性を救う
『余命10年』
あらすじ
不治の病を抱える茉莉(小松菜奈)と、未来に絶望する和人(坂口健太郎)。同窓会で再会し惹かれ合う二人ですが、和人は茉莉の病気のことを知らず、茉莉の寿命は近づいていき……。
二人の関係が四季とともに移ろう表情豊かな作品ですが、中でも春を強く描いています。茉莉の、和人の、二人の大切な瞬間にはいつも桜が佇んでいるのです。
いかがでしたでしょうか? 一年で最も過ごしやすい春。その柔かさ、暖かさを映画でも満喫いただければと思います。
▼この記事を書いた人
矢野あかり /
映画、恋愛、投資ジャンルにて執筆歴あり。
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