071 -#ボーグマン(2013)
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①【映画情報】
森の中に潜む謎の集団ボーグマンはその住処を追われたことから、
ある高級住宅地に逃げ込み「風呂を使わせてほしい」と
浮浪者風に頼むも、旦那に追い返そうと殴り倒されてしまう。
後ろめたく感じた奥さんマリナは彼を離れの小屋に泊めさせるが、
彼は巧みな方法で仲間を呼び、マリナや子供たちを少しずつ洗脳、
一家の周辺では不可解な事件が連続発生し…
アレックスファンヴァーメルダム監督のオランダの作品
(正確にはベルギーとデンマークの合作)。
そして父になるや藁の盾の世代にカンヌのパルムドールを争った作品。
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②【私見】
#マザー ! や#聖なる鹿殺し のような
いわゆる家庭介入系映画ということで
個人的には大好物なジャンルと思って見始めた作品。
TSUTAYA等のレンタルにない作品なので、
アマプラ土日セールでみかけ、手を出す。
今年の頭大ヒットだった#パラサイト のような豪邸が舞台なのかー
と思って見始めたら、割と展開もパラサイトに近め。
ただ、他の家庭介入系に比べると結構残る謎が多い作品。
ジワジワと進行していき、始終ハラハラが続く感じ。
冒頭の一文から少しSFチックなトーンなのかと思いつつ、
それが言及されないまま話は進む。
あのゲータレードみたいなドリンクなのか、
ボーグマン達の特殊能力なのかわからないが、
人に取り入るのがうまく、サラーっと身内に取り組んていくのは
不思議なところ。
背中の手術?も結局明示はない。
(監督も観る人に委ねるとコメントしてるみたい。)
そう考えると不快な家庭介入系に特有な映画への没入度は
比較的少し浅めな方かな?
という感じ。
とはいえ、格差社会への言及、富裕層への投げかけ的な部分は
色々なシーンから伝わってくる作品に感じた。
上記のような家庭介入系映画をつい見てしまう方、
ジワジワとリアルに緊張感が続く映画が観たい方、
是非オススメです!
#シネクス発掘度5 /10
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