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アコライト打ち切りに思う

この記事には、ネタバレが含まれます。

スターウォーズと共に成長してきた世代としては、映画シリーズが終了した後もスピンオフなどが続々と作られて世界がネバーエンディングになっていくのは複雑な気持ちだけど嬉しかった。

アコライトも、ポリコレ言われたり批判はあったものの、結果的に東洋系の登場人物にはあまり違和感はなかった。

よくよく考えてみると、ジェダイは空手着みたいな衣装を着ているし、ライトセーバーバトルも日本式の剣術であってフォースとかのアイディアも東洋に由来するから、黒髪の平たい顔族(C. テルマエロマエ)が主役でも全く不自然ではないのであって、むしろEuropianが着物を着て刀を振るってるほうがよく考えたら変だ。子供の頃からスターウォーズに洗脳されているので、ルークやアナキンが柔道着みたいな服を着てることにあまり違和感がなかったのだ。

しかし、いよいよこれからというところで、打ち切りになるというニュースが・・・人気がなかったらしい。

マンダロリアンは続編が作られるというのになぁ。あれだって、そうとう眠いドラマだったけど。主人公顔見せないし。(完全にアメコミヒーローだろうあれは。)

スターウォーズシリーズは、「反乱者たち」で「ロードオブザリング」のエント(老木のなんか強いチート的味方)みたいなのが出てきて???と思ったり、ナイトシスターとかブラザーとか、もうあんまりよくわからない感じの人たちが関わってきて一部変な感じがするけど、概ね失敗作はあまりないかなと思う。スピンオフドラマの作りすぎ感もあるけど、まあ、納得のいく内容であれば、ディズニーの商業主義と叩かれようと、エンタメなので許容できる。

クロンウォーズのように、打ち切りになった後もいつかまとめて公開してくれたらありがたい。

スピンオフといえば、ハリーポッターだ。
今年になって初めて全作を見て、スネイプロスに陥った私は、ファンタスティックビーストも全部見た。

そして、なんていうか、相当がっかりした。
なんで、舞台がブータンなんですか?
ラスボスが弱過ぎない?
ダンブルドアのカミングアウト、必要あった?
主人公とか、ヒーローっぽくない人が活躍するっていうのは面白かったけど、ブータンが唐突過ぎて、映画に集中できなかった。

何回か見れば、感じ方も変わるかもしれないけど、なんかもう一度見る気がしない。

ブータンの名誉のために言うと、行ったことないけどテレビで見る限り綺麗な国だし衣装も美しい。でも、ハリーポッターの世界とは異質すぎて。
まるで、ハリーポッターのロケを京都でやってるようなもんでしょう。

シリーズをこれ以上作らないって言うのも納得できる。

スピンオフといえば、ロードオブザリングの力の指輪。
ようやくシーズン2が公開だ。
俳優のストライキだとかいろんな事情で制作遅れたらしいが、いよいよ今週から始まるようだ。

これも、ポリコレ言われてアレだったけど、ロードオブザリングの原作が書かれた時代が、白人の植民地主義の時代であったから、金髪碧眼の白人が正義で黒人や姿形が醜い物が野蛮で敵っていう設定は仕方がないのかなと思う。

上述のように、映画などのメディアの影響力が大きいので、白人ばっかり登場する作品は作られないようになった(らしい)。ハリウッド映画では、黒人が活躍する映画が結構多いから、わたしは世の中に黒人はもっといるもんだと思っていた。しかし、カナダに来たらそうでもなかった。

実写版アリエルが黒人で、ずいぶん批判されたようだ。エンタメとしては面白いけど、北欧の童話の主人公が黒人だったら違和感あるだろうな。たとえば、鬼滅の刃の鬼滅隊が多民族じゃなきゃいかーんみたいになって、ヒスパニックの炭治郎とか、黒人の禰󠄀豆子みたいな。

取りとめのない話になってしまったが、アコライトが人気がでなかった理由はわからないけど、エンタメを楽しむのも複雑な背景があるんだなってことで。

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