メガネ屋のマーケ担当からマーケティングコンサルタントへ。異色の経歴、でも一貫しているモチベーション|コンサルタント/マネージャー Yudai.I|CINCの人
みなさん こんにちは。
アナリティクス事業本部 クリエイティブ&アナリティクス部 コンサルティンググループ マネージャー Yudai.I です。
私はタイトルの通りの経歴でCINCに入社しています。「前職はメガネ屋です」というと驚かれることが多く、この業界だと少し変わった経歴かと思います。
この写真は、メガネのかけ心地をお客様の頭の形に合わせて調整しているところです。今でも、ちょっと傾いてるくらいでしたらすぐ直せますよ!(笑)
新卒時代は、大学を卒業してアパレル業界に就職し、お店に立って接客をしていました。新卒の就活、企業選びについて…は、機会があればまた書くとして、その後、アイウェアショップ(つまりメガネ屋です)に転職しました。今回は「なぜ、メガネ屋からこの業界へ?」というところを振り返る形でお伝えさせていただきます。
▼ キャリアチェンジの経緯
今思えば、新卒で入社したアパレル業界で働いていたときに、今につながるきっかけとなる経験が2つありました。
1つは、あるイベントで期間限定・ヴィンテージのメガネを扱った経験です。50~60年代のアメリカのメガネです。なかなかマニアックな商品だったので、私が所属する店舗にいらっしゃるお客様とはあまりマッチせず、ほとんど売れませんでした。
しかし、なぜか、店舗の中で僕だけが、そこそこの本数を売ることができたのです。そこで、なぜメガネを売ることができたのかを考えてみました。ただ商品を推すだけではお客様は購入してくれません。しかし、商品が作られた背景や商品に込められている思いを理解し、それらがお客様にとってどんな意味を持つのかを踏まえて提案をすると、共感したお客様が購入してくれることに気が付いたんです。このときに、バックボーンを持つ専門性の高い商材を深く理解し、それを人に伝えて買っていただくことに面白みを感じました。
もう1つは、PR担当として書いていたブログの記事がきっかけで、店舗の売上が急増した経験です。ある日突然売上が伸び、その理由を究明したところ、僕が書いたブログのアクセス数が急増していました。そして、記事を読んだ方が商品を購入してたことがわかってきました。当時は、あまり難しく考えずに記事を書いたのですが、偶然それがSEO施策として効果を発揮していたのです。このとき初めて”Webマーケティング”やその施策のひとつである”SEO”という言葉を知ったのですが、集客におけるWebマーケティングのパワーを実感できたのは大きかったと思います。
そんな折にご縁があり、前職のアイウェアショップに転職しました。洋服よりも単価が高く、(ダテメガネは別ですが)お客様の日常に必要なもので、周りへの印象も左右するメガネの販売は専門性を要します。そのため、勉強しなければならないことも多かったのですが、新しいことを学ぶのが面白かった覚えがあります。
また、当時、ナレッジを持っているメンバーがいなかったため、少しだけ経験のあった私は中途入社してすぐに「Webマーケティング主任」という役職をいただき、SEO周りやリスティング広告を担当することになりました。実施した施策の結果が数字に反映されるので、手ごたえを感じやすく、やりがいがありました。
また、書籍で学んだりセミナーに参加したりと新しい知識を積極的に吸収しました。SEOといってもさまざまな対策方法があり、それらが日々アップデートされていることや、PDCAを回していくことで確実にビジネスの成果に繋がっていくことなどがわかり、Webマーケティングの奥深さに魅力を感じるようになりました。
ただ、職場には専門性のある方が他にいるわけでもなく、ほぼ独学でのスキルアップにも限界を感じるようになっていきました。そこで今度は、「Webマーケティング領域で専門性を磨きたい」と考え、2度目の転職活動をするに至りました。
転職活動においては、いくつかの企業を検討しました。その中で、CINCであれば文句なしに自身の専門性を高めることができると感じたのが決め手です。具体的には、業界を問わず多種多様なクライアントに向き合えること、コンサルティングのサービス提供範囲が広いこと、自社開発でツールを作っておりノウハウが蓄積されていることなどです。
コンサルティングを通して、かつての自分のように手探りでWebマーケティングに挑戦している事業会社の担当者をサポートし、担当者の立場や気持ちを知る自分の経験を活かすことが出来るのではないか、と考えました。
アパレル→メガネ→コンサルと、キャリアの方向性としては一貫性があまりない印象を与えるかもしれないのですが、自分の中では
・高い専門性が求められる
・専門性を活かしてお客様のサポートができる
という点が軸になっていたように思います。日々の忙しさの中でたまに忘れそうになることも正直ありますが、忘れずに持ち続けたいものです。
▼ 仕事に対するモチベーション
さて、ようやくCINC入社後の話になりますが、最初の半年ほどアナリスト、その後コンサルタントという職種で業務にあたっていますが、自分が考えていた軸に沿う形で働けていると強く感じています。
さまざまな企業・部署・ブランドの課題にあわせた戦略・戦術を提供し、成果を出すためには、高い専門性を持ちつつ、社内外のコミュニケーションを円滑に行い、更には施策の効果検証をしPDCAを回していかなければいけません。
簡単なことはほとんどないですし、個人的にもチーム的にも課題はまだまだ山積みですが、多くのプロジェクトで成果が出て、コンサルティング契約を継続していただけるお客様が多いことは本当に嬉しいことです。
スキルが高いメンバーの協力、Keywordmapに代表されるプロダクトのおかげで、ビックデータ解析に基づいた質の高いアウトプットが出せていると感じます。また、成長意欲の高いメンバーに囲まれて「成長しないと置いていかれる」というようないい意味での危機感があること、自分が目指す姿と会社が自身に期待する姿がほぼ一致していることなどもあり、日々やりがいを感じて働けていると思います。
あとはついでのように書きますが、仕事へのモチベーションということで言うと家族の存在も大きいですね。今は妻と子供と4人家族です。「自分が中心となって支えていかなければ」という思いも良いモチベーションになっています。
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