【試写会・映画感想】　問題児たちが演技を通して得たものとは　2023年12月9日公開　「最悪な子どもたち」

2023年12月9日公開のフランス映画

「最悪な子どもたち」

ひと足先にFan’s voice さんの試写会にて鑑賞させていただきました。（記事公開が遅くなってしまいましたが😂）

映画『最悪な子どもたち』 公式サイト

さっくり感想ツイート

さっくり感想ツイートを載せさせていただきます↓

『#最悪な子どもたち 』🇫🇷
荒れた地域の子どもたちを採用し、彼らをモデルにした映画を撮影するという、メタ視点が面白い映画。問題児と呼ばれる子どもたちにも思いがあり、理解されたいと思っている。表現の仕方を知らない彼らが表現を見つけていく。それは希望であり胸を温かくする。@FansVoiceJP pic.twitter.com/4hz39PHY6t

— Cinadere (@cinadere) November 30, 2023

Note

　難しい環境にいる子どもたちと向き合い、才能を見出し、未来への展望を与える。こういったストーリーのフランス映画はとても多いように思います。それだけ貧困や、将来に希望を持つことができない子供達がフランスに多くおり、社会的にも問題になっているのかもしれません。
　本作では、未来への具体的な道筋よりも、その前段階である「自己表現」についての映画でした。問題児と呼ばれる子どもたちは、何も考えていないのではなく、自分の思いを考えを表現する術を知らないのだということに改めて気付かされました。教育関係の人におすすめしたい作品ですね。