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【小説】嫌われてもいい③

まみからちょくちょくLINEがきた。
いまなにしているの?
佳世子は
バイトとLINEで返信する
何のバイト?
言いたくなかったし、っていうかまだバイトしてないから返信をしなかった。
するとまみは言えない仕事でもしているの?
とLINEで返してきた

まみは祐輔と会っていた時ずっと側にいた
女だ
また、生命保険会社の情報屋であり
近所の人とかなり親しかった
そう、裏の顔を隠して

佳世子と祐輔の話しを近所のいたる所で
話しをしていたまみ
それに気づいたのは最近になってからだった

あそこの家の佳世子ちゃん
不倫したんだって
瞬く間にsnsより早く噂は広がった

母は近所の老人専用のいきいきセンターに通っていたが
近所の老人に無視され初めていた

実家の自治会では村八分にされて
親は自治会をやめると言った

自治会をやめると一軒家の家だからゴミを捨てることができなくなるからやめたほうがいいと
佳世子は父に話したが無駄だった

ある日、ベランダで飛び降りようとした佳世子
ジョコには何回も何十回も離婚したいと言った
ジョコは知っていた
佳世子は実家に帰ることができない
また、生活保護ももらうこともできないから
ある意味佳世子を守っているのかもしれない
でも、河田と連絡をとっているんだろうと
毎日言われ
ワンピースや普段着でスカートやパンプスを履くのを
禁止された佳世子は
かなり窮屈だった

どこかに逃げたい
もう帰れる家がないのなら

そうだ
ジョコの住んでいた地方で
1人で性風俗で働こうと考えていた

社会人経験などもほとんどなく
病気の佳世子に
まともに働ける場所などなかったから•••。

ずっともう2022年の11月23日から苦しんでいる
もう疲れた
一人になりたい

まみの情報屋の話しをしたいと
思う
ある時、あの祐輔と離れたあと
勝手に嘘の示談書により
縁を切らされた後
佳世子はまみに
イベントがあるから行こうと誘われて
知らない人の車に乗った
軽率であった

そうその場所は 

父が入っている保険会社だった

イベントと言っていたが誰も会場にはおらず4人の保険会社の人間がいた 

会議室みたいな所に閉じ込められた佳世子

怖い勧誘が佳世子を恐怖に落としいれた

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