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VACILANDO

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2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお…
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2023年6月の記事一覧

フランスのヘアサロン

フランス在住の香田有絵です。 今日は主宰している共同マガジン「VACILANDO」のリレー企画、 ちゃまな🇺🇸手仕事で繋がるさんからのバトンを受け取り、フランスのヘアサロンについて書きます(リレー直前のちゃまなさんの記事はこちらです)。 「髪の毛フランス人に切ってもらってますか?」というちゃまなさんからのご質問にお答えしましょう。 答えは、「フランス人にも切ってもらっています」。 写真は今年の3月、現在過ごしているアリエ県ムーラン市でカットしてもらったヘアサロン。 友

イギリスの6月 ロイヤル・アスコット

今月に入って、信じられないくらいの夏日が続いています。先週は気温が30度近い日々が続き、イギリス人の肌の露出度は半端ありません。おばさんやおばあちゃん達もかわいい柄のサマードレスを着ていますし、どんなに体格が良くても気にせずにショートパンツやタンクトップを着ています。こういうお天気になると、庭でBBQというのが、ファミリーの週末のポピュラーな過ごし方になります。 そんな中、土曜日にロイヤル・アスコットに行ってきました。ロイヤル・アスコットとは、毎年6月に開催される英国王室主

ドイツの6月

子供の誕生日が6月なので、誕生日会は湖のほとり、正確には湖に繋がっている運河のほとりだ。なだらかに水に入って行ける所まで、みんなで森の中を歩く。 ベルリンは海から離れているけれど、湖はたくさんある。 夏の週末に湖に行けば、水辺に寝そべってゴロゴロしているカップルや、友達と絶叫しながら泳いでいる若者や、自転車に荷物を積んで準備万端でやってくる家族連れなんかで賑わっている。 去年の今頃は太陽が照りついていた。日本のように湿度は高くないから蒸し蒸しはしていないけれど、太陽の日差し

【アメリカ生活】アメリカでの子育ての良いところと悪い(困る)ところ

共同マガジンの仲間である、ほりとも@タンザニア在住ライターさんからタイトルのようなお題をいただいたので、今回はそれについて思いついたことをサクっと軽く書いてみます! ・良いところ 1)アメリカの子育てはとにかく褒めて育てる。 アメリカの学校の先生やお母さん達は、子供への褒め言葉のボキャブラリーがめちゃ豊富。 見習いたい! 2)公共の空間で、大人が子供を叱っている様子を見かけることがない。 なにか子供がトラブルを起こした時は、言葉で論理的に諭している。 わたしはすぐ子

【潜入レポート】タンザニアの女の子のため生理ナプキンを作る日本人起業家の工場へ!

タンザニアで生活を始めてから、ポッドキャストで「アフリカの日本人女性の起業家インタビュー番組」を配信しています。 その中でも、反響が大きかったゲストの一人が、タンザニアの女性を支援するため、生理用ナプキンの製造販売をしているという菊池モアナさんの放送回でした。 今回は、そんなモアナさんの工場を見学する機会を特別にいただきました! 私自身も、タンザニアにきて、生理用ナプキンが日本のように気軽に手に入らないという現状を目撃する体験をしました。だから、モアナさんの事業はタンザ

アイルランドの5月はメイヴ女王と花粉症の季節

こんにちは、アイルランド在住会計士のつぐみです。 もう6月も半ばですね。世の中のペースより少し遅れている私は、アイルランドの5月を紹介します。季節遅れごめんなさい。 ①花粉症が始まる徐々に日が長くなり、朝5時ごろから夜10時くらいまで明るい日が続きます! 天気が良いアイルランドの初夏は暑くなく涼しいのでとても清々しく、パブや公園にも人が溢れ、みんなで陽の光を楽しみます。 街中に花が飾られ、明るい夕方の開放感ときたら言葉にできません。 ところが! 厄介なのが「芝」花粉。

【アメリカ生活】スカベンジャーハント

大きなコーヒーテーブルを手に入れました。タダで。 近所の家が引っ越しで、いらない家具を家の前に並べていました。   ちょうど外に出されたばかりのそのテーブルに、何かビビッと感じたのです。 このタイミング、これって縁だと思いました! スカベンジャー(廃品拾い) このようなスカベンジャーハントは、アメリカの庶民の世界ではあるあるです。 家の家具ぜんぶ拾ってきたモノ、な〜んて家もあるかと思います。 外に出してあるものは、基本、勝手に持っていっていいのですが、 今回はち

日本人がアフリカに住んでみたら

タンザニアに住んでいると言うとまず最初に聞かれることは「アフリカの生活ってどういう感じなんですか?」という質問。 そこで今回は、タンザニア暮らしのあれこれについてご紹介します。 アメリカやイギリスなどの先進国に住んでいると、その国の人たちと同じような生活スタイル(学校とか余暇の過ごし方とか)が体験できるかと思います。タンザニアでの私の体験はそこがちょっと異なり、タンザニアに住む『外国人』の生活です。 つまり、私がここで体験しているのはタンザニアの人のリアルな生活ではなく

ドイツ語を工作する女。

普段あまりお金を使わない私ですが、人から高いと言われても、何の躊躇もなく毎月支払っているものもあります。それはドイツ語のオンラインのプライベートレッスンです。 週1回1時間のドイツ語のレッスンで、自分が書いたテキストを直してもらっています。しかし今日は、いつもだったら時間が足らないのに、30分で校正が終わってしまいました。 昨日からずっとパソコンの前に張り付いて書いていたドイツ語のテキストのミスが少なかったのです。だからと言って私のドイツ語力が向上した、というわけではありま

動物との距離が近すぎるタンザニア生活

タンザニアに来る前は、タンザニア、いやアフリカのことについて全く何も知らなかった私。でも、ひとつだけ、抱いていたイメージがあります。 それは「どうぶつがいっぱい」の国。 シンプルで稚拙な表現ですが、まさに、思いつくのはそれだけでした。 「タンザニアには、人間よりも動物の数が多いらしいよ~」 そんな嘘か本当かわからないような友達の冗談を聞きながら、そういう国での生活って、どういう感じなんだろう、と他人事のように考えていました。 タンザニアでの生活を始めて1年が過ぎ、本

世界に4つしかない日本人学校がタンザニアにあるワケ

日本から遠いタンザニアに来て、驚いたことはたくさんありますが、そのうちの1つに、日本にいるような体験が「毎日」できること、なんです。 今日は、日本では知られていない、タンザニアの「日本人学校」について紹介します。ぜひ、遠いアフリカでも、がんばって日本の学校に通っている子供たちのことを想像しながら読んでみてくださいね。 海外の「日本人学校」とは? 海外に住む日本人の子供たちのための「日本人学校」ってご存じですか? 海外にある日本人が通う学校には2つあります。 平日の昼