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【2022年4月開始ドラマ短信3】『マイファミリー』『未来への10カウント』『ナンバMG5』

2022年4月開始ドラマ短信1はこちら→⭐︎
2022年4月開始ドラマ短信2はこちら→⭐︎

表題の三作、「2022年4月開始ドラマ、なに見る?」の記事では言及しませんでした。なのについつい見てしまい。笑
いや、ドラマってやっぱり見てみないと、おもしろいかおもしろくないかわからないですね(当たり前)。

『マイファミリー』

え? 今時誘拐モノ? って思ったし、ああ、全然顧みなかった家族の大切さを改めて感じ、家族の絆を取り戻す物語ね? とも思い、そのテーマは今はあまり興味ないからいいや、と思っていたのですが。
今時誘拐モノ? って誰もが思うであろうことはお見通しだったんですね。
作品世界の中でもレアケースであることが言及され、なるほどそういうスタンスなら、ありきたりの誘拐モノではないんだなと視聴者は思います(私は思った)。ここで本作への期待が生まれました。

さらに、警察の対応に対し「雑じゃないですか?」と、誘拐モノを見ているときに視聴者が思うようなことを、娘を誘拐された父・鳴沢温人(二宮和也)に言わせるとか、他にもちょこちょこと「もしかして作品全体が誘拐モノのパロディか?」と思わせるような作りにもなっています。

また、温人と妻の未知留(多部未華子)の学生時代の友人として賀来賢人さん、濱田岳さんを配し、シリアスなのかコメディなのか微妙な、どちらにも転べるような空気感になっています。そもそも被害者担当の刑事に玉木宏さん、というのも、どっちにも行ける空気ですよね。

誘拐モノは誘拐モノなので、時間に追われるハラハラ感もあり、家族の仲がよくなかったことから、これは狂言なのか? と疑わせる要素もあり、とりあえずもう少しわかるまで見たい、と思ってしまいます。

第1話の最後に、これは単独の単純な事件ではないことがほのめかされ、次回への引きも十分です。

『未来への10カウント』

なんだろう、やっぱり木村拓哉さんて、好きとか嫌いとか関係なく、出演作をなんとなく続けて見たくなる何かを持っている方なのかなと思います。
青年期に挫折した中年男の再生物語を、弱小部活の青春物語に重ね合わせた、ストーリーとしては展開が見えてしまうようなものですが、なんとなく次回も見てみようかなと思ってしまいました。

ボクシング部顧問になる古文教師・折原葵を演じる満島ひかりさんがいい。これから村上虹郎さんも、なんと15歳の役で出演するようなのでそれも少し楽しみです。坂東龍汰さんも気になる俳優。

学園ものはあまり好きじゃないのですが、今のところ引き続き見て行くかもという気になっています。

『ナンバMG5』

ヤンキーが普通の高校生に“化けて”高校生活を送るけれども、何かしら事件が起こって、ヤンキーとして対処せざるを得ない羽目に陥る。高校の仲間にはヤンキーだとバレたくないし、家族には普通に化けていることを知られたくない、その間でドタバタする、というコメディ。
着替えた特攻服も学生服も、あのカバンの中には入らないよね笑

主人公・難波剛(間宮祥太朗)の家族のキャスティングは“本物集めました”って感じでおもしろい(少なくとも宇梶剛士さんは本物)。
剛の通う白百合高校の向かいにあるヤンキー校、市松高校に通うライバル的立ち位置の伍代直樹に神尾楓珠さんで、イケメン配置もよし。

最終的には統合されるんだろうけど、ヤンキーと普通、どちらを選ぶんだろうか。あるいは混ざるのかな。
続きが気になるような作品というわけではないけれど、最終形は気になる笑
あと、犬がかわいい。
ゆるく見ていくかも。

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