見出し画像

売り上げを、減らそう。佰食屋。

京都の本屋でよく見掛ける本があります。
中村朱美さんの書かれた「売り上げを、減らそう」です。
本屋に行く度に目にするので、気になって読んでみました。

中村朱美さんは、国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」(ひゃくしょくや)の経営者。

1日100食限定、ランチのみの営業とし、売上よりも従業員の働きやすい環境を大切にされています。

大切にするのは、従業員よりお客様という店がほとんど。
中村さんは、従業員が幸せに働けるからこそ、余裕が生まれ、よりよいサービスの提供につながると考えました。

確かに長時間労働や激務で疲弊してる状態だと、サービスの質を考える余裕なんてない。
サービスがタスクになっちゃって、単に作業を終わらせることに集中してしまいそう。

そんなこんなで本の内容に共感し、実際に店舗に行ってみたくなりました。

場所は京都の西院。繁華街から少し外れた所にあります。

佰食屋

限定100食ということで、混雑時には売り切れて食べられないこともあります。
それはなんとか回避せねば…!

まず朝9時30分から配布されている整理券をもらいに行きました。


整理券

無事、整理券をゲット!
営業時間内なら、好きな時間帯を先着順で選べます。
私は12時を選択。
時間まで店舗の周りを散策します。

幸い近くには時間をつぶすのに最適なイオンモール京都五条がありました。
スタバもあるので、ゆっくり過ごせます。

時間になり、いよいよ店舗へ。
コロナ禍で飲食店にとっては厳しい時期でしたが、店内は賑わっていました。


メニュー

メニューを確認し、名物のステーキ丼を注文。
常連さんには、おろしポン酢ステーキ定食も人気なのだそうです。

店員さんは、気さくで親切に話し掛けてくれます。
細かい所にも気が付き、席を移動する際に荷物を運んでくれました。

調理も手際よく作業を分担しながらこなされています。


ステーキ丼

注文したステーキ丼が出来上がりました。

ご飯を包み込むように、お肉が並べられていて見た目にも美しいです。

お肉は柔らかくジューシー。
ご飯にはガーリックチップが混ぜ込まれていて、食が進みます。

あっという間に完食。美味しかった!

売り上げを目指さなくても、質の高い料理を提供し、飲食店として維持できている。
生き生きと働く従業員の方からも、佰食屋が人気で賑わっている理由が伝わりました。

また食べに行きたいです。


国産牛ステーキ丼専門店 | 京都西院 | 佰食屋(100shokuya)

■営業時間 11:00~14:30 (L.O.)
■定休日 水曜日
■住所
〒615-0024
京都市右京区西院矢掛町21
シュール西院1F
阪急「西院」駅より徒歩5分
■整理券の配布 毎朝9時30分から

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?