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女性が起業するならおさえておきたいこと

はじめに

起業をしても失敗をしてしまう、思ったように経営ができず「こんなはずじゃなかった……」と後悔してしまう方も少なくありません。
最後に女性が起業するにあたっておさえておきたいポイントについてご紹介します。

仕事とプライベートのバランスに注意する

まずは仕事とご自身のプライベートが両立できるようにしましょう。
個人事業主であれ、法人の経営者であれ、想像以上に多忙です。
会社であれば同僚や上司、部下が助けてくれますが、起業したらそういうわけにはいきません。
特に個人事業主や開業したての法人の経営者は自分で責任を負って、すべて自分の手で仕事をしていきます。
繁忙期には休日が取れない、睡眠時間を削らなければならないといった状況にもなるかもしれません。

せっかく充実した人生を送るために起業したのに、思い通りの生活ができないということほど悲しいことはありません。
特に子育て中の女性の方は、子どもの面倒が見られるようプライベートな時間を確保する必要があります。

業務を効率化する、従業員を雇う、外注を使うなど、仕事の進め方についてもしっかりと考えておきましょう。

公的な支援は最大限活用する

国や地方自治体では多様な働き方の推進や技術革新、経済の活性化などを目的として、起業家や経営者を対象にさまざまな補助金や助成金などの制度を用意しています。

たとえば新しい商品を開発する場合は中小企業庁の「ものづくり補助金」が活用できる可能性があります。
パソコンやソフトウェア、システムなどのITツールを導入する場合は「IT導入補助金」が使えます。

さらに、東京都であれば「創業助成事業」、大阪府であれば「大阪起業家グローイングアップ補助金」、愛知県名古屋市であれば「名古屋市スタートアップ企業支援補助金」というように、都道府県や市区町村で独自の補助・助成制度が用意されています。

こうした制度を活用することで、開業資金や支出を大きく抑えることも可能です。国やお住まいの自治体に活用できる制度があるかどうか、ホームページなどを見て情報収集してみましょう。

ときには女性ならではの立場や視点も利用する

先ほど「必ずしも女性向けのサービスで開業する必要はない」ということを述べましたが、やはり女性ならではの立場や視点は大きな武器となります。

女性は男性よりも女性から接客を受けたほうが、安心感があります。
特にリラクゼーションやネイルサロンなど、狭い空間で1対1になるサービスの場合は男性が接客をするよりも女性のほうが安心です。
仕事のことや結婚のこと、出産や育児、人間関係、健康面など、同性だからこそ相談できることも多いでしょう。
「私だったらこういうものが欲しい」「私だったらこうして欲しい」といった視点を商品やサービス、あるいは店舗の内装やデザインに反映することで、女性のお客様から支持を集めやすくなります。

また、男性向けのサービスでも女性ならではの視点を活かすことができます。
たとえばアパレルであれば、「女性から見てその服が似合っているかどうか」という観点で男性客に服を薦めることができます。
結婚相談所であれば、やはり女性の視点で男性会員に対して相手探しやお見合いのアドバイスが可能となります。
ぜひ、起業する際には女性ならではの強みも活かしてみましょう。

ブログでの掲載なので、全体的なノウハウの10分1も掲載できていませんが、参考にしていただけたらと思います。
起業の準備や起業をスタートしたら、さまざまな壁にぶち当たると思います。
そして経営者は孤独だと言われています。
なかなか経営者同士が本音で語り合えるという機会も厳しいと思います。
そこで、何か悩みやご相談や学びが必要だという時は、お気軽にビジネスDrにご相談ください。


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