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新入社員時代はやってなかったけど、自分のやったことは言語化するクセをつけるのが成長の秘訣というお話

こんにちは、すずめ1号です。

自己紹介でも少し書きましたが、現在は広告を取り扱う会社に勤務していますが、その前は証券会社にいました。

まず、私の勤務する会社や私自身の職歴をもう少しご紹介させて下さい。


まず、現在の会社の扱う商品ですが、知名度・商品力があり、どんな人でもある程度売りやすいという特徴があります。(ちょっと語弊があるかもしれないですが)

前職の証券会社勤務時代は、株式、投資信託など、どこの会社で買っても商品価値自体は変わらない(多少手数料などに違いはあれど、A社で買ってもB社で買っても、損する時は損するし、儲かる時は儲かる)というモノを提案していたので、手紙を書いたり、近くに行く度に訪問したり、自分自身を売り込むまあ泥くさい営業スタイルでした。

しかも、全国展開はしていましたが、規模・知名度で優勢性のある会社でもなかったですし、三大都市圏の支店配属だったので同業他社のライバルも多かったです。(街中で出会って仲良くなった営業もいますが笑)

さて、前置きが長くなりました、

そんな訳で、今の会社の営業は入社研修を終えて「さあ、行っておいで~」と送り出すと、早いと1、2週間で新規契約を取ってきたりします。

(あと、言い忘れましたがニーズがあるとすごく提案しやすいという性質もあります。)

数か月の新規開拓期間を経て、お客さんを担当してもらっても、ある程度は売れます。正直、商品知識さえあれば売れます。

それは、上記の通り、企業としての知名度・商品力・ニーズに強いという環境があるからです。

そこで何が起こるかというと、売れているのは、「自分の力だと思い始めること」です。

実際にそうならもちろんOKなのですが、実態は傍から見ていても違うのに、そういう思考に陥る営業がまあ多いです。

それが理由なのかは定かではないですが、数年で某外資系保険会社に転職し、当時担当していた取引先の社長、役員に接触し玉砕する営業も多いみたいです。

そうですよね。会社の看板があるから〇〇(会社)の××さんとして取引が成立していたのであって、その営業の提案力、人間力に惹かれていたわけではないですからね。(もちろんすべてに人がそうではないですよ)


私の経験上、そういう人の特徴は、「なんでそういう結果になったの?」と聞くと、

「とにかくたくさん電話しました」

「たまたま連絡すると、他社商品に満足してなかったそうでいいタイミングで連絡できました」

「キャンペーンが気になったそうです」

一見すると「おーそうか!よかったな!これからも頼むな」なのですが、

よくよく考えるとすべて具体性と再現性がないんです。

「たくさん電話した」 → どれぐらいの量、どの業種に、どういうリストを使ったのか

「他社商品に不満がある」 → どこに不満があり、自社商品のどこに惹かれたのか

「キャンペーンが気になった」 → どんなトークが、案内方法がよかったのか

この辺を聞いても、答えられない営業が非常に多いです。

なぜかというと「意識していない」からです。

最低限、契約に繋がる行動量を担保している点はGOOD!ですが、

ただがむしゃらにやっているだけでは、結果が安定しないことが多いと思います。

そういう人は、「あれ~なんか調子悪いな~」と、行動量をただ増やしたり、慣れないことをやったり、原因が分からぬまま泥沼にはまっていってしまう傾向が見ていると高いです。

そんな風にならないため、色々ありますが、
一つの方法として「言語化」が重要かなと個人的には思います。


自分の行動のなにが「因子」になってその「結果」が生まれたのかを知る。

因果関係ってやつです。

これは良い結果も悪い結果もです。


いきなり言われてもよくわからんって人は、「自分のその日のテーマ」のようなものを決めることから始めればいいのではないでしょうか。

そのテーマを決めてそれがまずできたのか、できなかったのか。

できなかったなら、なにがダメだったのか。

じゃあ、次はどうするのかを考える、で翌日やってみる。


できたなら、まずは自分を褒める!

どんな小さいテーマでも周りがなんと言おうと褒めたらいいと思います。

一通り褒め終えて、ご褒美でコンビニスイーツでも食べながら、

なにがよかったのか、もっと良くする方法はありそうかを考えてみる。

じゃあ次はそれをやってみる。


世間的には「PDCA」ってやつです。
(「Plan・Do・Check・Act」の頭文字)

別に意味はどうでもいいので、そんなに難しく考えなくてもいいとは思いますが、

仕事でもなにか目標(ダイエットとか)とか、1つでもいいからちょっとゲーム感覚で取り入れてみるといいかと思います。

その内、自分の勝ちパターンみたいなものが見えてくるはずです。

私はそれを「言語化」だと思っています。


上司とか先輩に、「おめでとう!これなにやったの?」

って褒められた際に、

例えば、営業であれば、

「〇〇の業種が今△△という状態だと思い、□□というトークで毎日×件担当者と話せるように意識しました」

とか言えたら普通にカッコいいと思います。

少なくとも僕の新入社員時代はそんなこと全く考えてなかったです。

あくまで私の主観ですが、もしなにかヒントがあれば嬉しいです。

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