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ウェディングパーティでのサプライズ!と「無力感から生まれるもの」

私、大好きなシンガーソングライターがいます。

宮城県を中心に活動している幹(miki)さんです。

私、はじめて行った幹さんのライブで、号泣してしまったんです。

こんなにも人の痛みに寄り添える歌詞を、こんなにも暖かいメロディに乗せて、染み渡るような透き通るような歌声で歌っていて

一体、どれだけの感性で、どれだけのことを感じてきたのだろう。

そんな風に、幹さんの曲の原動力になっているであろう深い痛みや情熱を、勝手に感じて、涙が止まらなくなってしまったのでした。

幹さんの代表曲に、「ハレル夜」があります。

結婚式場のCMソングになり、CMに流れた歌声で虜になっていました。

いつか結婚式をやるときには、幹さんのこの歌で、入場したいと思っていました。

出演料をお支払いして、お願いしようと思っていたのですが

大きな披露宴を諦めたときに、その夢も諦めてしまいました。

小さなホームパーティに、わざわざ来てもらうなんて申し訳ないし…

そして

昨日の記事に書いた、お友達が企画してくれたウェディングホームパーティがはじまりました。

入場して、みんなが拍手で迎えてくれて

夫と並んで、挨拶をしようとすると

「挨拶の前に、2階に移動してください」

司会役の友人が言います。

なにかサプライズの飾り付けがしてあるのかな?

と思いながら階段を上がると…

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2階には幹さんがいて、

目の前で「ハレル夜」を歌ってくれました!!!

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そりゃ、泣くわ!!笑

(幹さんと仲のよいお友達が、みんなに声をかけて、こっそり企画してくれていたのでした)


人数制限(コロナ対策)があるため、会は、「昼の部」「夜の部」の2部制になっていたのですが

はじめにサプライズで歌ってくれたあと、幹さんは会場運営のお手伝いをしながら、ずっと最後まで居てくれました。

ファンが多くて、とても人気のある人です。

謙虚な姿勢でいて、この場にいることを「ありがとう」と言ってくれました。

会のなかで、お話したときに

幹さんが言っていたことがとても印象的だったので、ここに記録します。


無力感から生まれるもの


幹さんは、東日本大震災のあと

被災地でたくさん歌を歌ってきました。

そのとき、圧倒的な無力感を感じたそうです。

壮絶な体験をした人がたくさんいて、

そんな人たちにできることは、なにもないのだと

自分が無力なのだと、身に沁みて感じたそうです。

でも、

圧倒的な無力感を感じたからこそ

その感覚から生まれるものがあったと言っていました。


幹さんの歌に表現されている

優しさや強さは

そのとき感じた無力感から、滲み出たものかもしれません。


無力感という言葉をいままでネガティブにしか捉えていなかったけれど、

「私に出来ることなど何もない」という境地になって、はじめて生み出されるものがあるのだと知りました。

まだ幹さんが言った言葉を、十分に理解出来ていないかもしれないのですが

私のなかの無力感をじっくり感じ

その感覚から何が見えるのか、探ってみたいと思います。


ちなみに

私が初めて行ったライブで大号泣したのは「フェニックス」という曲です。

「君の迷いが羽を生やす頃、僕は炎になって一緒に天を舞うんだ」

「夕焼けが君の頬を濡らすとき、あそこには不死の鳥がいて、その炎で君の涙も乾いてしまう」


この歌詞とメロディと歌声が

私には、

救いのような

祈りのような

そんな風に感じたのでした。


この歌も、幹さんの無力感から生まれたものなのかな。

無力感というどん底から生まれるものは、

生命の底力なのだろうと思います。

そして、その底力が、生きることの力強さになっていくのかもしれません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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