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#6 『ビジネス・ゲーム』 誰も教えてくれなかった女性の働き方

おはようございます、ちゅるぱんです。

今日は、積読&メルカリで売れた、この本について書いてみます。
(買ったものの、読む気が無くなって放置していたけど、メルカリで発送しなくてはいけなくなったので、急いで読んで書こうとしています笑)

この本は、ベティ・L・ハラガンというアメリカのビジネスコンサルタントが書いた本。勝間和代さんもこれを読んで、働き方が変わった本だとか。

「やりがいのある仕事なら、昇進なんてどうでもいい」と思っている女性に是非読んでもらいたい本。まさに私は、「やりがい重視!」。そして、同時に、「どうせ働くなら、昇進もしたい」とも思っている。その方が、自分で意思決定できる部分も増え、楽しそうだから。

しかし、本のどこかで、「上司には、絶対に逆らわないこと」ということがあり、そこで冷めて読まなくなってしまった。(上司にも言いたいことを言ってしまうタイプ。)しかし、読み進めることに、これが私の誤解であることに気づく。完全に従うというよりは、ボスマネジメントをしっかりして良好な関係を気づくべきということを言おうとしているのでは?と感じた。

そんな私であるが、恥ずかしながら、社会人になってからビジネスにおけるルールというものをしっかりと意識していたかというと常に「我流」「私は私のままでいいじゃないか」というスタンスだった。この本を読んで、「あ、だから私はここで上司との関係が気まずくなったんだな」などということを気付かされた。(上司は男性でなく、女性だったが。)ルールを知らずにゲームに参加するほど怖いことはない。

この本は、創業者が企業したばかりのベンチャー企業での組織での立ち振る舞い方というよりは、大きくて、社長も2代目などとなっている企業をイメージして書いているように感じるし、一部極端に感じる例もあるが、中小企業などの小さな組織でも、女性が多い組織でも、「組織で働く上でのルール」を認識するためにも、参考になる部分が多いと感じた。社会人になる前に読んでおきたかった1冊。

この本で私が学んだこと:

・ビジネスとは、ゲームであり、女性はあまりにもそのゲームについて知らないままビジネス社会に飛び込んでいる。
ビジネス社会は男性の言語でできている
・能力、実績があっても、ゲームのルールを知らないと、昇進できるとは限らない。
・女性は管理職を目指して働くべき!社長を目指すくらいの勢いで。(さもないと、ずっとこき使われる立場になる。管理職になる方が、子供が生まれても自分でコントロールできる範囲が広がる)
・マネジメントスキルとは、目に見える確かなものではない。マネジメント経験の中で獲得するもの。A社で使えても、B社で使えるとは限らない。ポイントは、マネジメントをする機会を自ら獲得しに行くこと。
・女性管理職になる前の前提として、「自分の持ち場の仕事をしっかりやる」「自分の範囲外の仕事をやれば評価されるとは限らない」「時間管理は基本中の基本!(日々の仕事、自分の目標から逆算したキャリアに向けての時間計算)」
・評価されている男性社員、女性社員がどんな行動をしているかを観察する
・組織の中での自分の位置というものを理解して振る舞う
・上司に媚をうるのではなく、うまく付き合う。単に批判するのではなく、上司を尊敬しながらボスマネジメントをうまくし、良好な関係構築を行うのが肝!→★これ、書くのは簡単だけど、実践が難しい。どうすれば?
・失敗=もっと可能性を伸ばすためのばね
負ける=「もっと練習しなくてはならない」という信号。技術の工場、戦術の強化、過去のエラーの改善といったことによって、次は勝つ!ということを意味する。→これは、男性は幼いうちから学んでいる。
・企業というのは、同じ内容の勉強をしても、個人で授業料を払ったものよりも、会社で授業料を払った者の方が高く評価する。
・大学院で学ぶには、実務実績と、何を学びたいか、なんのために学びたいかという明確な目的がないと意味がない。その上で、上司に、自ら頼む!ことからスタート。そうすることで、上司は自分が真剣に仕事のことを考えていると思う。

メモ:訳者オススメー後から読む

『あなたの知らない7つのルール〜男たちのビジネス社会で賢く生きる法』
エイドリアン・メンデル著 坂野尚子訳 1997 

『私がマイクロソフトで学んだこと』ジュリー・ビック著 
組織の中で生き残る方法

『会社のルール〜男は「野球」で女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ』



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