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U35世代にいま、届けたいニュースや話題を集めました。広島や中国地方のリアルを発信できたらと。日々の暮らしに役立つ情報も盛り込みます。
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#SDGs

森林で働くってかっこいい。島根の山で若者たちが思うこと ~連載「めぐる森林」から

 林業にチャレンジする若い人たちが増えつつあります。体力勝負でハードなイメージの仕事。人手不足が続いていますがなぜなのでしょう。どんな人たちが、何に魅力を感じながら働いているのか。面積の約8割が森林という島根県内の現場を巡りました。(鈴木大介、松島岳人、寺本菜摘) 渡辺和樹さん(29)かっこいい機械に魅せられ  島根、山口の県境に近い山林。伸共木材協同組合(益田市)の渡辺和樹さん(29)が手際よく操作しているのは、ハイテクの林業機械だ。スウェーデン製のハーベスタというアタ

広島国際会議場の1万7千冊 行き場がなくなっています。廃棄していい?⇒広島市が一般向けの譲渡会を開くことに

 広島市中区の平和記念公園内にある広島国際会議場1階の「国際交流ラウンジ」で、貸し出し用だった約1万7千冊の蔵書の行き場がなくなっています。ラウンジは2月末で閉鎖。寄贈や購入で集めた和書や洋書の一部を図書館などに引き継ぎましたが、9割近くが残りました。広島市は一般向けの譲渡会などイベントも検討していますが、余った場合は処分する方針です。(3月10日加筆)広島市は一般向けの譲渡会を開くことにしました。(加納亜弥) 税金で購入、市民の寄贈…33年で積もって2万冊  2月末に閉

フードバンクがパンク? どうしたらいいのか、広島の現場を歩いて考えてみた

「フードバンク」ってご存じですか。食べられるのに捨てられてしまう食品を、必要としている人に届ける活動のことです。広島県内でも広がってきましたが、このところ新たな課題が浮上しています。それは、フードバンクに集まる食品が増えすぎて「パンク」しそうになっていること。現場を歩き、どうしたらいいのかを考えてみました。(川村正治) 集まる食品の量が増えて、さばききれない? 「手に負えないほど、集まる食品の量が増えているんです」。福山市のNPO法人フードバンク福山の代表理事、小林由卓さん

皮も根も丸ごとおいしく!広島の野菜ソムリエが提案する地元食材SDGs鍋

 寒い冬、鍋物が恋しくなりませんか。飲食店情報サイトのぐるなび(東京)が薦める今年のトレンドは「まるごと鍋」。地元の食材を使い、無駄なく調理して食品ロスを減らすのがポイントです。広島市安佐南区の野菜ソムリエ上級プロ、花井綾美さん(68)は、旬の野菜たっぷりの鍋を提案します。皮も根も丸ごとおいしく味わうことで、料理の時短にもなるそうです。(林淳一郎) 煮崩れせず、調理時間も短縮 この時季、広島市内の産直市やスーパーにも冬野菜がずらりと並んでいます。ダイコンや白ネギ、ブロッコリ